ナカジマレーシングの歴史
ゼッケンを「64」に戻し、心機一転のシーズンヘ
2015〜2019年
2015年 |
SFは長年在籍した小暮選手の移籍に伴い、GTで起用しているバゲット選手が参戦。GTは前年と同じメンバーでの参戦となるが、どちらのカテゴリーもゼッケンを以前に使用していた64、65(GTは64)に変更し、心機一転のシーズンとなる。 |
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2016年 |
ドライバーラインナップは変更なく、大祐選手とバゲット選手のコンビ。
SFは第6戦菅生で大祐選手が2位表彰台を獲得。 |
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2017年 |
SFはバゲット選手に代わり、元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤン選手を起用。
日本TCS(日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ)とスポンサー契約を締結し、テクノロジーパートナーとして初となるモバイルアプリケーションを開発し、配信を開始。GTはバゲット選手とベテランの松浦孝亮選手のコンビで「鈴鹿1000km」としては最後の開催となった第6戦で10年ぶりのトップチェッカー。 |
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2018年 |
SFは7年間在籍した大祐選手に代わり、経験豊富な伊沢拓也選手が加入。開幕戦から5位入賞を果たすも、それがシーズンの最高位に。GTはバゲット/松浦組が2年目のシーズンとなるが、苦戦を強いられた1年となった。 |
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2019年 |
「新生NAKAJIMA RACING」と言えるドライバーラインナップの変更が行なわれ、SFはスペイン人ドライバーのアレックス・パロウ選手と前年FIA F2で1勝を挙げた若手の有望株 牧野任祐選手の22歳ルーキーコンビ、GTはナレイン・力ーティケヤン選手と牧野選手のコンビに。SF開幕戦の予選でそのルーキー2人がフロントロー独占という活躍を見せ、第4戦ではパロウ選手がデビュー4戦目でポールトゥウィンを達成、チームに9年ぶりの優勝をもたらした。GTはメインスポンサーがModuloに。シーズン終了後に開催されたDTM特別交流戦では力ーティケヤン選手が嬉しい初優勝を飾った。 |
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新型コロナウイルス感染症の大流行で制限付きのレース開催に
2020〜2022年
2020年 |
新型コロナウイルス感染症の蔓延でスケジュールが大幅に変更され、7月に無観客で開幕という異例のスタートに。SFはパロウ選手がインディーカーシリーズヘステップアップしたことで、全日本F3選手権で活躍を見せた大湯都史樹選手が加入。2年目となった牧野選手とともにシリーズを戦い、第6戦鈴鹿で大湯選手がルーキーながら初優勝。GTは昨年と様変わりして2018年にSFに参戦していた伊沢拓也選手とGT300クラスで波に乗る大津弘樹選手のコンビに。無観客開催の第3戦で8年ぶりのポールポジションを獲得後、第7戦で2度目のポールポジション、そして2位表彰台と速さを見せた1年となった。 |
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2021年 |
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、動員数などの制限がある中でのシーズンが続く。SFは2010年以来の復帰となった2020年王者の山本尚貴選手を迎え、昨年1勝の大湯選手とタイトル獲得を目指す1年に。大方の予想を裏切るかたちで山本選手が原因不明の不振に陥り、大湯選手は2位を2回獲得したもののチームランキングは4位となった。
GTは昨年から継続の伊沢選手、大津選手のコンビで2年目のシーズン。第3戦鈴鹿で昨年に続いてポールポジションを獲得、予選での速さとは裏腹に結果には結びつかない苦しいシーズンになった。 |
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2022年 |
依然として新型コロナウイルス感染症の流行は続いているものの、イベント開催制限が緩和されたことで動員数は徐々に回復し、サーキットは賑わいを見せるように。ドライバーラインナップは昨年と変わらず、SFは山本選手と3年目となる大湯選手で7大会全10戦に参戦し、山本選手が地元もてぎで開催された第7戦でポールトゥウィンを達成。GTはシーズン後半までノーポイントが続く厳しい1年となった。 |
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