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●全日本F3選手権・第3戦 ●富士スピードウェイ ●4.4000km×21周=92.400km ●予選日:5月3日(水) 天候:晴れ ●決勝日:5月4日(木) 天候:晴れ ●観衆:4万8500人(決勝日) |
#64本庄康幸選手、5位
入賞で2ポイント獲得! |
5月3日〜4日、静岡県富士スピードウェイにおいて、全日本F3選手権第3戦が開催された。 ゴールデンウィークとあって大観衆が見守る中でのレースとなった。 NAKAJIMA HONDAの本庄康幸選手は、前戦の筑波では惜しくもポイント獲得はならなかったものの、好走を見せており、チームは更なる飛躍の為、事前にこの富士スピードウェイでテストを行った。 無限エンジンユーザーが集まる中でのこのテストにおいて、本庄選手は、常にトップを伺うタイムを叩き出しており、大きな手応えをつかんで、レースウィークを迎えることとなった。 恒例の木曜日、金曜日の練習走行においても、天候に恵まれ、各セッションで順調にプログラムをこなし、まずまずの仕上がり見せていた。 3日予選日、朝一番でF3のフリー走行が行われた。 このセッションで本庄選手は、これまでの好調を強烈にアピール、2番タイムを叩き出し、午後の予選本番に期待は膨らんだ。 そして午後の予選、トップランカー達が周囲の様子を見守る中、本庄選手は早い段階でコースインし、周回を重ね、更なるマシンの熟成を測る。 そして左前後にニュータイヤを投入し再度コースイン。 1’27.548がベストタイムとなり予選5番手からのスタートとなった。 これまでの好調を考えるとやや不本意な順位ではあったが、ポールポジションを叩き出していた#10S.フィリップ選手は、富士の長いストレートで他車のスリップストリームを使って出したタイムであるのに対して、この本庄選手のタイムは、単独走行でのタイムであることから、明日の決勝レースにおいても十分に戦える手応えをつかんでいた。 予選上位はポールポジションに#10 S.フィリップ選手、2位#1R.レヒナー選手、3位 #7黒澤治樹選手、4位#3B.トルレイエ選手、5位#64本庄康幸選手、6位#20峰尾恭輔選手となった。 そして、4日決勝日。 4万8500人の大観衆が見守る中、F3決勝レースのスタートが迫る。 1周のフォーメーションラップをこなし、各車グリッドに、いよいよランプがレッドからグリーンに変わり各車いっせいにスタート、1コーナーに飛び込んでゆく。 このスタートにおいて本庄選手は、タイミングが合わずスタートダッシュに失敗。再びコントロールラインに戻ってくるとポジションを11番手まで落としてしまう。 序盤の混乱で前走者たちがスピンやコースアウトする中、巧みに走り抜けポジションを上げていった。そしてレース中盤、1コーナーで#11井出有治選手を1コーナーでオーバーテイクするとポジションを6番手まで回復させた。 その後、前方を走る#2荒聖治選手に猛チャージをかけるが届かず、6位でチェッカーフラッグを受けた。その後の正式結果 において3位でチェッカーを受けた#3B.トルレイエ選手は、1周減算のペナルティーを受け、この結果 、#64本庄康幸選手は5位2ポイントを獲得した。 レースは、#10 S.フィリップ選手が優勝。2位に#1R.レヒナー選手、3位#20峰尾恭輔選手、4位 #2荒聖治選手、5位#64本庄康幸選手、6位#11井出有治選手となった。 テストからの良い流れとレースウィークでの十分な手応えを考えると、まだまだ満足のできる結果 ではないが、この第3戦富士では、今後十分に表彰台そして勝利を目指していけるとの手応えを感じたレースとなった。 |
●NAKAJIMA HONDA総監督中嶋悟のコメント 「スタートの失敗など課題もありますが、十分な手応えをつかんだレースウィークだったと思います。次戦の美祢は本庄選手が得意とするサーキットの1つです。チームとしても事前にテストを行う予定です。更なるパフォーマンスアップを期待しています。」 |
※次戦は、5月20日〜21日、山口県セントラルパークMINEサーキットで開催されます。 |
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