<シリーズ名>2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(FN) |
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他チームを圧倒する速さで今季初の1-2フィニッシュ達成! |
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31 Loic DUVAL |
予選 1位 決勝1位 |
32 小暮卓史 | 予選2位 決勝2位 |
予選は、またもチーム内でのトップ争い。 Q1.Q2.Q3とトップを奪い合う。 |
今回のポールはロイック選手が奪取。1−2でフロントローを独占。 | ||
決勝はイン側スタートの小暮選手が好ダッシュを決め、トップを奪う。独走状態だったが、後半4速でシフトが固まるアクシデント。 |
残り3周でシフトが直り、1-2フィニッシュでゴール。 |
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久々にドライコンディションで決勝レースが行われた全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(FN)第5戦。真夏を思わせる日差しの下で、NAKAJIMA RACINGの2台が予選1-2位から一度もトップを譲ることなく1-2フィニッシュを果たした。 ここまで4戦3勝を記録しているNAKAJIMA RACING。ライバルチームらも「打倒NAKAJIMA」を掲げて鈴鹿に乗り込んだが、土曜日午前中のフリー走行で、小暮卓史とロイック・デュバルは1分41秒台のタイムをマーク。他チームが1分42秒の壁を越えられない中、最初のセッションから圧倒的な速さを見せた。 2台の勢いは、予選セッションに入りますます加速する。Q1では、まず中古タイヤを履いてのアタックで、小暮が1分41秒697を記録しトップ、ロイックが41秒989で2位に続いた。いつも通り、ピットで新品タイヤに履き換え他チームのタイムアタックをうかがうが、ライバルは、小暮はおろかロイックのタイムにも届かないままセッション終了。2台は中古タイヤでのタイムでQ1セッションの1-2を奪取した。続くQ2、2台とも新品タイヤでアタックを開始。小暮は自身がQ1で出したタイムを上回れなかったが、それでも1分41秒台。ロイックは大きくタイムアップし1分41秒394で、再び2台が1位、2位を奪った。そしてポールポジションを決定するQ3。ロイックは計測1周目で1分41秒214とベストタイムを更新。 ここ3戦、FNはウエットでの決勝レースが続いているが、今回のレースは久々にドライコンディションでのレース。セーフティカーが入ることもなく、午後2時30分、定刻通りに決勝レースがスタートした。 全車がピット作業を済ませると、小暮→ロイックの順で再び1-2体制に。小暮とロイックの差も少しずつではあるが広がっていき、このまま小暮が独走で今季2勝目を飾る、と誰もが思っていた矢先、小暮のタイムが大きく落ちた。無線からは、「シフトアップできない!」という小暮の声。突如4速でシフトが固まってしまったのだ。 |
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■ NAKAJIMA RACING総監督中嶋悟のコメント
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次戦は8月8-9日栃木県ツインリンクもてぎで開催されます。 | |||