トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第2戦 FUJI GT 3Hours RACE

Report レースリポート

2025 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 FUJI GT 3Hours RACE第2戦 FUJI GT 3Hours RACE

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2025年5月3日(土)
天候:晴
予選結果:10位
観客動員数:33,300人

GW恒例の富士でQ1を突破、決勝は10番手からスタート!

開幕戦を9位で終え、2週間のインターバルを挟みゴールデンウイーク恒例の富士スピードウェイで開催される第2戦を迎える。この大会は3時間の時間制レースで行なわれ、先が読めない長い戦いとなる。今年は土曜日曜の開催で、その後も休日が続くこともあり、いつも以上の賑わいとなった。

前日は大雨に見舞われた富士スピードウェイだったが、予選日は朝から快晴となり、過ごしやすい1日となった。午前中の公式練習を終え、15時過ぎにGT500クラスの公式予選Q1がスタート。Modulo Nakajima Racingのアタックドライバーは開幕戦に続いて大草りき。大草は1分27秒072をマークし、これが7番手タイムでQ1を突破する。Q2では伊沢拓也がアタックを行ない、10番手タイムとなった。


監督 中嶋 悟コメント監督 中嶋 悟コメント

「開幕戦ではQ2に進出できずに終わってしまいましたが、今回は残ることができました。明日は3時間の長いレースになるので、根気強くチェッカーを目指して、1つでも上のポジションで終われるようにしたいです。」


伊沢 拓也選手コメント伊沢 拓也選手コメント

「朝からクルマのフィーリングは良かったですし、狙った動きにもなって行きました。予選に向けて調子も上がってきた中、Q1の大草選手はいいアタックでQ1を突破してくれました。Q2での僕の走りに関しては、大きなミスはないものの、全体的にタイムを上げられなかったのは残念です。ただ感触は良かったので、明日はこのポジションからしっかり追い上げのレースをしたいと思います。」


#大草 りき選手コメント大草 りき選手コメント

「公式練習の走り出しは結構良かったです。リザルトとしてはQ1突破がギリギリのラインだったので、予選に向けてはみんなでいろいろと考えながらセットアップを決めて行きました。そのセットが非常に良くて、なんとかQ1を突破して伊沢選手にバトンを渡せたことが僕としては良かったです。自分の仕事ができてホッとしました。明日は3時間レースで、何があるか分かりません。ウォームアップでしっかりとクルマを定めて、いいレースをしたいと思っています。」



決勝
日付:2025年5月4日(日)
天候:晴
決勝結果:13位
観客動員数:49,200人

五月晴れの富士で見せた粘りの走り、3時間を走り抜き13位フィニッシュ

決勝日も青空が広がり、爽やかな五月晴れとなった富士スピードウェイ。3時間で争われる決勝レースのスタート時刻を迎える。

Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは伊沢。静岡県警のパレードラップ、フォーメーションラップを終え、伊沢はスタートを切る。伊沢は順調にスタートを切ったもののペースが上がらず苦しい周回が続き、徐々にポジションを落とすことに。30分が経過する頃、ポジションは14番手に。粘り強く周回していくなか、フルコースイエローが入るアクシデントなどもあったが、担当するスティントを終え12番手を走行していた38周目にピットインをして、大草にドライバー交代する。ペースが上がらないものの安定したペースで懸命に周回を重ね、3時間の半分となる1時間半を迎え、大草は13番手を走行する。

ポジションに変化がないまま、残り1時間となる頃、大草は再びピットインを行ない、タイヤ交換と給油をしてコースに戻る。時間の経過と共に徐々に路面温度が下がりコンディションが変化していくなか、13番手のままスタートから3時間を迎えチェッカーを受けた。


監督 中嶋 悟コメント

「3時間のレースを走り切ることはできましたが、いろいろな部分で少しずつ遅れを取っていると感じています。ドライバーは2人ともしっかりと役目を果たしてくれました。次戦のセパンに向けて、今回の反省点を生かせるよう準備をしていきたいと思います。今回もたくさんのご声援をありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「順位的には厳しいものになりましたが、今回は新しいタイヤを投入したりという挑戦の中で、いいところも見つかったレースになったと感じています。ラップタイムは周りに比べて苦しかったものの、ピックアップやタイヤのフィーリングに関してはいいものも得られたので、今日の走りが次戦のセパンに繋がるものになればいいと思っています。」


大草 りき選手コメント

「前半の伊沢選手の様子から、結構厳しいだろうということは予想していました。僕が担当した2スティント目では、タイム的には周りに比べてそれほど劣ってはいなかったと思います。3スティント目に関しては、2スティント目とは違うタイヤをチョイスしたのですが、タイム的に厳しい状況で終わってしまい、悔しいレースになりました。今回は新しいものを投入していたので、これをトライアンドエラーととらえて、次戦はこれを超えるようなタイヤを作って、結果を残したいと思います。」


※次戦は6月27日・28日にセパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)で開催されます。



Privacy Policy
contact sitemap