Report レースリポート
第6戦 富士スピードウェイ
会場:富士スピードウェイ
日付:2025年7月19日(土)
天候:晴
観客動員数 : 22,900人
予選結果:
#64 佐藤蓮:10位
#65 イゴール・オオムラ・フラガ:8位
決勝結果:
#64 佐藤蓮:11位
#65 イゴール・オオムラ・フラガ:9位
酷暑の富士、第6戦は苦しい展開も粘りの走りを見せる。次戦での巻き返しを誓う!
SUPER FORMULAは全12戦の折り返しを迎え、第6戦、第7戦の2レース制の大会が富士スピードウェイで開催される。PONOS NAKAJIMA RACINGは、ここまでの5戦で少しずつポイントを積み重ねてきているものの、表彰台は佐藤蓮、イゴール・オオムラ・フラガのそれぞれ3位が1回ずつに留まっており、後半戦への勢いをつけるためにも、2台の好結果に期待が高まる。
今大会の1レース目となる第6戦が行なわれた土曜日は、日差しが強く30℃を超える酷暑となった。9時10分に公式予選はスタートし、まずはQ1のAグループで佐藤がアタックを行ない6番手で、続くBグループではフラガが2番手でQ2進出を決める。12台で争われるQ2では、いつもながらの僅差のバトルとなり、フラガは8番手、佐藤は10番手となった。36周回の決勝レースは15時15分にスタートを切る。10番手からスタートした佐藤は、序盤から少しずつポジションを落とす苦しい展開に。10周を過ぎるとタイヤ交換を行なうマシンがあり、徐々にポジションを上げていくが、22周目に佐藤もピットインを終えると14番手に。苦しいなかでも懸命に周回していき11位でチェッカーを受けた。一方のフラガは8番手からスタートしオープニングラップで2つポジションを上げる。こちらも徐々にポジションを上げ、4番手を走行していた20周目にピットイン。後方から少しずつポジションを取り戻し最終的に9位フィニッシュとなった。
「予選はともかく、レースはスピードが足りず、2人とも苦戦を強いられてしまいました。残念ながら、思った結果にはなりませんでしたが、明日のレースで取り返すことができるよう頑張りたいと思います。」
「フリー走行で調子が良く、予選にかけて順位を徐々に落としてしまう傾向がずっとあって、今回もそれが出てしまったかなと思っています。ただ、その予選でもポテンシャルの高さはありました。決勝では、こまごまといろいろなことがあってうまくかみ合わなかったのですが、それがなかったとしても、ペース的には優勝できるレベルにはいなかったと感じています。ちょっとした差が結果に大きく響いてしまった印象です。今回は明日も予選、決勝が待っているので、明日に向けて皆で頑張って、なんとか今日以上の結果にしたいと思います。」
「何もできないレースでした。スタートで少し埋もれてしまい、集団の中であまりペースも上げられませんでした。ピットインを引っ張る戦略で後半のペースを上げていく予定だったのですが、周りを抜いて行くペースがなかったです。課題は見えているので、明日に向けてはそこをどう対策するかというところにかかってくるかなと思っています。今日のレースで2台揃ってしっかりデータも取れたので、明日に向けて改善していきたいです。」
「予選はクルマ自体のパフォーマンスはあったのですがアタックで少しミスをしてしまい、それが響きました。決勝に関してもペースは悪くなかったです。ピット作業も少しうまくいかなかった部分があり、セカンドスティントは後ろの集団に飲み込まれ、そこで結構タイムロスをしてしまった印象です。周りを見て、レースペースがずば抜けているクルマはいる感じがしますが、僕たちも今日の結果以上のパフォーマンスは持っていると思っているので、明日はそれをきちんと発揮したいです。」




