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Report レースリポート

2025 SUPER FORMULA RACE REPORT

第2戦 鈴鹿サーキット第2戦 鈴鹿サーキット

予選・決勝
会場:鈴鹿サーキット
日付:2025年3月9日(日)
天候:晴
観客動員数 : 18,000人
予選結果:
 #64 佐藤蓮:6位
 #65 イゴール・フラガ:14位
決勝結果:
 #64 佐藤蓮:6位
 #65 イゴール・フラガ:5位

フラガが前日の鬱憤を晴らす走りで5位入賞!
佐藤は6位フィニッシュ、開幕2戦目で2台揃ってポイント獲得。


第2戦が行なわれる日曜は、青空に恵まれ気温は15℃まで上がったものの風は冷たく昨日に続き寒い1日となった。公式予選Q1のAグループでアタックを行なったフラガは7番手で惜しくもノックアウトされたが、佐藤は2番手タイムでQ2へ進出を決める。そのQ2ではQ1のタイムを更新したがポジションは6番手となった。

決勝レースは第1戦より少し長い31周回で争われ、ピットインを行なう周回数の制限はない。6番グリッドからスタートを切った佐藤はオープニングラップで1つポジションを下げるが、すぐにピットインを行なう車両があり少しずつポジションを上げ、5周目には3番手に。一方の14番グリッドからスタートしたイゴールは、10番手までポジションを上げ、2周目にピットインしてタイヤ交換を行なう。18番手となるが、10周を終える頃には16番手を走行。2台とも懸命に前を追いかけて周回を続けていく。佐藤は最後のタイミングとなる21周目にピットインしたが、タイヤ交換が手間取ったことでポジションを落とすことに。残り8周となったタイミングで、佐藤は9番手、イゴール6番手といずれも速いペースでポイント圏内を走行。25周目には佐藤は2つポジションを戻し7番手、その数周後にクラッシュ車両が発生しセーフティカーが導入される。そのままチェッカーとなり、上位のマシンに5秒ペナルティが課されていたため、イゴールは5位、佐藤は6位フィニッシュとなり、開幕2戦目で、揃ってポイント獲得となった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「イゴールは昨日の鬱憤を晴らす走りでいいレースをしてくれました。佐藤にはピット作業のミスでかわいそうなことをしてしまいました。速さがあっただけに勿体なかったです。そんななか何とか2台ともポイントを獲得できましたので、次に繋げられるよう頑張って準備していきます。たくさんのご声援をありがとうございました。」


監督 伊沢 拓也コメント監督 伊沢 拓也コメント

「佐藤選手は非常にペースが良く、表彰台を狙えるだけのスピードもあったので、ピット作業でミスをしてしまったのは申し訳なかったです。最後まで諦めず、彼のパフォーマンスとクルマのスピードは十分に見せてくれただけに、僕らが足を引っ張ってしまったのが本当に申し訳ないです。イゴール選手は大きなポジションアップを狙って、新しいレースフォーマットでおそらく一番難しい作戦を選んだのですが、それを完ぺきにこなして5位に入賞しました。昨日は新人らしいミスもありましたが、取り返してくれたと思います。この週末、なにより2台がすごくいいレースペースで走ったということが大きな収穫です。昨年まではどうしてもどちらか1台があまり良くないというレースが続いていたので、そういう意味ではチームの頑張りも形になり、次戦に向けても非常に期待感が高まっています。この調子で、チームランキングを上げて終えられる1年にしたいです。」


#64 佐藤蓮選手コメント#64 佐藤蓮選手コメント

「予選に関しては、Q1からQ2に向けてきちんとステップを踏んでいい方向に合わせることができました。少しドライビングのミスもあったので、4番手ぐらいには行けたかもしれないです。決勝はステイアウトの戦略をとりました。非常にクルマのペースも良く、表彰台に手が届きそうな感触があったのですが、ピットでミスがあって後方に沈んでしまいました。最後に抜けそうなところもあったのですが、結局セーフティカーでレースが終わってしまい、今日は風が吹かなかったというところです。切り替えて、失敗の原因もしっかり分析して次に挑みたいと思います。」


#65 イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント#65 イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント

「Q2進出というのが予選での最低ラインと考えていましたが、僕のグループは非常に僅差で厳しい戦いでした。ウォームアップが思ったようにいかなかったところがQ2に進めなかった要因でとても悔しかったです。決勝は、レースのすべての要素がうまくかみ合ったと思っています。スタート、作戦、ピット作業、アウトラップ、レースペース、クルマのセットアップ、すべてがいい状態にまとめられたレースでした。このいい体制を提供してくれたチームに感謝しています。本当にいろいろな経験ができた週末だったと思います。今シーズン、基本的にはポイント圏内のところでバトルしていきたいと思っていますが、スーパーフォーミュラでの実走経験は鈴鹿しかありません。ここから先はスーパーフォーミュラで走ったことがないサーキットに行くことになるので、2回のフリープラクティスでどれだけ自分のレベルを上げられるかというところが重要になってきます。挑戦はまだまだこれからです。頑張ります。」


※次戦は4月19日・20日にモビリティリゾートもてぎで開催されます。



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