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Report レースリポート

2024 SUPER FORMULA RACE REPORT

第7戦 富士スピードウェイ第7戦 富士スピードウェイ

予選・決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2024年10月13日(日)
天候:晴
観客動員数 : 24,800人
予選結果:
 #64 山本尚貴:7位
 #65 佐藤蓮:5位
決勝結果:
 #64 山本尚貴:リタイア
 #65 佐藤蓮:失格

快晴の第7戦、予選ではミスなくアタックを行なうも、クラッシュと失格で無念の結果に。

第7戦が行なわれる日曜日も快晴となった富士スピードウェイ。公式予選Q1が予定時刻の9時にスタートする。Aグループ出走の佐藤は2番手、Bグループ出走の山本は3番手でQ1を突破しQ2に進出。Q2ではそれぞれミスなくアタックを行ない、佐藤は6番手、山本は8番手に。予選終了後にペナルティを受けたマシンがあったことで、それぞれ1つポジションを上げ、佐藤は5番手、山本は7番手となった。

午後になり、少し雲があるもののドライコンディションで41周回の第7戦がスタートを切る。7番グリッドからスタートを切った山本はスタートでポジションを落としペースが上がらない中、懸命に周回していく。11周目にピットインを行ない14番手でコースに戻る。そこから挽回を図ろうと少しずつ順位を上げていた山本だったが、33周目にバトルをしていた相手のマシンにトラブルが発生し接触、そこでレースを終えてしまう。一方の5番スタートの佐藤は着実に順位を上げて周回していき、他車のアクシデントでセーフティカーが導入された直後のタイミングの13周目にピットインし、タイヤ交換を終えコースに戻る。この時、コース上にいるマシンと接触があったが、佐藤は懸命にポジションを守りセーフティカー解除後も上位バトルを展開する。佐藤は4位でチェッカーを受けたが、レース終了後にコース復帰の際の他車との接触にペナルティの裁定が下され10秒加算のペナルティが出される。さらには、再車検で最低重量違反により失格という結果となった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「佐藤は頑張りましたがもう一歩…と思っていたところ失格となり残念なレースとなってしまいました。山本も残念ながら接触でレースを終えてしまいました。残り2戦、気持ちを切り替えて、今年のいい締めくくりができるよう準備をしていきたいと思います。山本のクラッシュ、佐藤の失格の件など、多くのご心配とご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。最後の鈴鹿もチーム一丸となり頑張りますので引き続きよろしくお願いいたします。」


監督 伊沢 拓也コメント監督 伊沢 拓也コメント

「山本選手は、予選では何とかいいところに着くことはできたものの、序盤のペースが上がらずに苦しいレースを強いてしまいました。最終的には争っている相手のマシンにトラブルが生じたことでクラッシュしてしまい、結果としても残念ですが、それまでのペースがなかったことの方が問題だと感じています。佐藤選手に関しては、予選は悪くないポジションを得られたと思っています。レース中も、いろいろと混乱があった中で落ち着いていい走りをしてくれました。最終的に失格になってしまったことはドライバーに対して申し訳なく思います。鈴鹿では挽回し、いい締めくくりができるように進めていきたいです。」


#64 山本尚貴選手コメント#64 山本尚貴選手コメント

「昨日の予選と決勝を振り返って、いろいろと改善を狙って臨みました。予選はまた狙った通りには行きませんでしたが、それでも1台ペナルティでポジションが上がって、昨日よりは1つ前からスタートできることはポジティブなことだし、レースに向けても手ごたえは感じていました。ただ始まってみると昨日と一緒で、スタート直後からあまり上手く走れない状態で、オーバーテイクシステムとの兼ね合いもあまり上手くいかず、ポジションを落とす形になってしまったのは残念です。状況を好転させようと早めにピットに入ったものの、それもセーフティカーが出たことで裏目に出てしまいました。とはいえまだ周回数も十分ありましたし、後半で周りのペースが落ちてからは自分に分がありそうだったので着実にポイント圏内にポジションを戻そうと思っていたところで接触があってリタイアとなりました。1大会2レース制の限られた時間の中で改善できたところや課題はいろいろとありました。鈴鹿は富士とキャラクターが大きく違うので、今回のデータがどれだけ生かせるかはまだ分かりませんが、残り2レースをいい形で戦って、シーズンを締めくくれたらと思っています。」


#65 佐藤蓮選手コメント#65 佐藤蓮選手コメント

「予選では昨日の状態からアジャストしていったところQ1はいい形で走ることができました。ただQ2はライバルと比べて上げ幅が少なかったです。決勝では序盤のペースが良くてどんどん前に追いついていくことができましたが、セーフティカーが出た後、レース再開後に順位を落としてしまいました。ペースがあったことを考えると、あの中でももう少しできたことはあったと思うので、隙を付かれて抜かれてしまったのは残念でした。クルマの仕上がりとしては昨日と比べてかなり改善したので、いいステップを踏めたと思っています。最終的な結果は非常に残念ですが、今回得られたものをしっかりと生かして、最終戦は力強い戦い方をしたいと思います。」


※次戦は11月9日・10日に鈴鹿サーキットで行なわれます。



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