Report レースリポート
第6戦 富士スピードウェイ
会場:富士スピードウェイ
日付:2024年10月12日(土)
天候:晴
観客動員数 : 18,600人
予選結果:
#64 山本尚貴:8位
#65 佐藤蓮:6位
決勝結果:
#64 山本尚貴:8位
#65 佐藤蓮:7位
2レース制の富士大会。第6戦は2台揃ってポイントを獲得!
今シーズン初めて1大会2レース制となる大会で、土曜に第6戦の予選と決勝、日曜に第7戦の予選と決勝が行なわれる。PONOS NAKAJIMA RACINGの2台は、それぞれポイントを積み重ねているものの、大量ポイントを獲得できる可能性があることから最終大会までタイトル争いに絡んでいくためにも大事な2戦となる。
第6戦が行なわれる土曜日は秋晴れに恵まれ、過ごしやすい1日となった。まずは公式予選Q1、Aグループで佐藤蓮がアタックを行ない2番手タイムでQ1を突破すると、Bグループの山本尚貴も3番手でQ2進出を決める。Q2では山本は8番手、佐藤は6番手となった。午後になって風が冷たく感じるようになるも引き続きドライコンディションで41周回の決勝レースがスタート。8番手からスタートした山本は1つ、6番手スタートの佐藤は3つポジションをあげて上々の滑り出しを見せる2台だったが、序盤からポジション争いが激しく、佐藤は4番手、山本は8番手で周回を重ねていく。2台は揃ってピットインを引っ張る作戦をとり、佐藤は24周目、翌周には山本がピットインを行ないコースに戻る。全車がピットインの義務を終えて順位が整理されると、佐藤は7番手、山本は10番手と2台はポイント圏内を走り、終盤に山本はポジションを上げ8位フィニッシュ、佐藤は7位フィニッシュとなった。
総監督 中嶋 悟コメント
「昨日の専有走行の雰囲気からすると、予選はもう一歩…といきたいところでした。決勝は、佐藤はいいスタートを切りましたが、タイヤ交換後のペースが上がらず、山本はその逆となった感じですが、ポジションは7位、8位となんとか持ちこたえたと思います。明日は今日の反省を活かした内容にできるよう、これから準備を進めます。」
監督 伊沢 拓也コメント
「昨日の専有走行から予選、決勝と来て、もう少し上のポジションを期待はしましたが、2台ともしっかりレースをした結果、揃ってポイントを獲得できたのは良かったと思っています。それぞれ速いスティントが違っていて、上位の選手と比べると決勝レース全体を通してペースが良かったわけではないので、そういう部分でトップには少し追いついていなかったです。そのあたりをしっかりと分析して、明日は2台揃って今日よりいいところで戦えたらと思います。」
#64 山本尚貴選手コメント
「専有走行から佐藤選手の調子が良かったので、それを参考にしつつ予選に臨みました。Q1はまずまずでしたが、Q2はアジャストが狙った通りに行かず、悔しい結果になりました。決勝は、前半のペースがあまり良くなかったです。タイヤを替えた後半スティントもきついかなと想像していたのですが、タイヤ交換してからの方がペースも調子も良く、たらればではありますがもう少し早いタイミングでピットに入ったほうが良かったかもしれないと思います。チームとしては2台が近い位置のリザルトにいますが、できれば明日は揃ってもう少し前の方でレースができるように、頑張りたいなと思います。」
#65 佐藤蓮選手コメント
「予選のQ1はいいフィーリングで走れたのですが、Q2に向けてはコンディションの変化に合わせ切れませんでした。ただ方向性としてはいいものが見つかっていたので、予選に関してはポジティブだったと思っています。決勝は思っていたようなペースで走れなかったので非常に残念です。今日の課題はレースペースでした。山本選手と比べると序盤が速くて後半が遅かったので、その違いも見ながら、明日は決勝の終盤でもペースを上げられるような組み立てにしたいです。」