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Report レースリポート

2021 SUPER FORMULA RACE REPORT

第5戦 ツインリンクもてぎ第5戦 ツインリンクもてぎ

予選
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2021年8月28日(土)
天候:晴
予選結果:
 #1 山本尚貴:17位
 #64 大湯都史樹:5位
観客動員数 : 3,400人

厳しい暑さの中、シリーズ後半戦に突入。大湯は順調にQ3へ進出!

後半戦に突入したSUPER FORMULA。残すところ、この大会を入れて3戦となる。第5戦は厳しい暑さとの戦いでもある真夏のツインリンクもてぎで開催。前戦から約2ヶ月を経て、チャンピオン争いに注目が集まる中、シリーズランキング2位の大湯都史樹とディフェンディングチャンピオンの山本尚貴の2台がどう戦うかにも熱い視線が注がれる。

快晴に恵まれ、気温は35℃を超える厳しい暑さの中、まずは公式予選Q1。Aグループ出走の大湯はトップタイムでQ1突破となったが、Bグループ出走の山本はタイムが伸びず9番手タイムで予選を終えることに。続くQ2もAグループの大湯はトップタイムで順調にQ3への進出を決める。大湯は最終のQ3でも自己ベストを更新する1分31秒402をマークしたが、ポジションは5番手となった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「今回も山本は思うようにいかない予選となってしまいました。大湯は徐々にタイムアップして頑張りましたが最終は5番手となりました。明日はどちらも粘り強く戦ってポジションを上げられるいいレースをしたいと思っています。」


#1 山本尚貴選手コメント#1 山本尚貴選手コメント

「走りはじめはいい調子で行けていましたが、なかなかそこから先がうまくいきませんでした。走りはじめのいい調子といっても、午前中の練習走行の結果は8番手で、このまま行ってもQ3に行けるかどうか、難しい位置だったので、予選ではもっと上を目指してトライしたものが、あまり結果につながらなかったです。苦しい状況が続いていますが、なんとかこれを振り切れるよう、明日も戦っていきたいと思います。」


#64 大湯都史樹選手コメント#64 大湯都史樹選手コメント

「Q1からA組の中ではトップタイムを出せていましたが、もう一方の組で野尻選手がたたき出したタイムには驚きを隠せませんでした。ライバルのいい所も取り入れながらQ2は進めていき、Q3ではさらにセットアップも変えていったものの、逆にフィーリングが悪くなってしまいました。Q2からのアジャスト程度にしておけばフロントロー争いには入れたかと思いますが、僕が目指しているのはそこではなくポールポジションなので、それに向けてのチャレンジでした。悔しい結果ですが、決勝ではポイント差もパフォーマンスも縮めていけるよう頑張ります。」




決勝
日付:2021年8月29日(日)
天候:曇
決勝結果:
 #1 山本尚貴:12位
 #64 大湯都史樹:6位
観客動員数 : 4,400人

大湯はピット作業でのロスでポジションを1つ落とすもポイント獲得。
山本は次に繋がる走りを見せる。次戦も同じ、もてぎでの巻き返しを誓う。


前日と比べると雲が多く幾分か暑さは和らいだ決勝日。予定通りの時刻にフォーメーションラップを終え、35周の決勝レースがスタート。他車のペナルティにより予選結果より1つ繰り上がり4番グリッドからスタートした大湯は1つポジションを下げて、17番グリッドスタートの山本は2つポジションを上げて、それぞれオープニングラップを終える。その1周目の後方で複数台が絡むアクシデントが発生したことでセーフティーカーが導入されることに。5周目にリスタートが切られ、そのタイミングで山本は1台をパスしポジションアップ。序盤から各所でバトルがヒートアップしていくがパスするには至らず、2台は周回を重ねていく。

10周を過ぎるとまずは大湯がピットイン、翌周には山本がピットインを行なってそれぞれタイヤ交換を終える。大湯はピット作業の際にロスがあり、ポジションを1つ落とし、その後にピットに入るマシンの兼ね合いで6番手に落ち着くがその先はパスするには至らずそのポジションでのチェッカーとなった。一方の山本は、ピットアウト後13番手を走行、ペースよく走行を続けていく。上位と遜色のないタイムで走行するも、なかなか順位を上げることはできず最終的には12位となった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「大湯にはピット作業のロスで申し訳ないことをしてしまいました。山本はなんとか5ポジションアップし、レースペースも決して悪くなかったので、少し光が見えてきたのではないかと感じています。残りは2戦、気を引き締めて、結果を残せるレースができるように万全を期して準備をしていきたいと思います。暑い中、たくさんのご声援をありがとうございました。」


#1 山本尚貴選手コメント#1 山本尚貴選手コメント

「結果は12位でポイント獲得には届きませんでしたが、ペースは悪くなかったですし、ベストラップを見るとファステストラップだった関口選手に次いで2番目に早いタイムを出せていましたから、今日にかけて施したセットアップが良かったのだと感じています。これはいいヒントにもなったと思うので、次戦に向けてまた見直していきたいと思っています。ただ、やはりもてぎは前の方にいなければ戦えない。次の大会もここが舞台なので、次戦は予選から速さを見せて、Q3に進んで上位でレースを戦えるようにしたいです。」


#64 大湯都史樹選手コメント#64 大湯都史樹選手コメント

「スタート後、なかなか抜くに抜けない状態が続き、ピットウィンドウが開いたところでいち早くタイヤ交換を済ませる作戦にしましたが、ピットでロスがあって阪口選手に逆転されてしまいました。なんとか抜こうと頑張りましたが、厳しかったです。予選から、もっとパフォーマンスを上げて行かなきゃいけないと痛感しました。Q3には毎戦進めているのですが、ポールポジションにはあと一つ届かない。ずば抜けた速さを見せられていないので、もっと改善しなければと思っています。ドライバーとして、全力を出し切れたことは良かったと思っていますが、応援してくれている方にはいいレースをお見せできなくて申し訳ないです。次は、もっと面白いと思ってもらえるようなレースができるように頑張ります。」


※次戦は10月16日・17日にツインリンクもてぎで行なわれます。



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