Schedule レースカレンダー
第8戦 MOTEGI GT 250km RACE
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2013年11月2日(土)
天候:曇り
予選結果:15位
観客動員数 : 14,500 人
大祐が自己ベストタイムを叩き出すも、Q2進出ならず
今年2回目のポイントゲットとなった前戦オートポリスを終え、いよいよ最終戦を迎えたSUPER GT。今シーズンの目標としている表彰台に上がることを実現するためにも、予選での上位グリッド獲得を実現したいところだ。チーム一丸となり、自分たちのレースをして何としてでも目標を達成したいという思いで予選日に臨んだ。
この日は朝からサーキット周辺は曇り空で、予選開始時には19℃と少し肌寒い天候のもと公式予選が行われた。フリー走行終了後、予選に向けたセッティングを施したマシンで、大祐がQ1を担当する。残り時間約7分となったところで、コースインし、念入りにタイヤを温めてアタックを開始。全車が、最終戦で結果を残そうと渾身のアタック合戦を繰り返す中、大祐も攻めの走りを見せて自己ベストタイムを叩き出すも、ライバルたちも手強く15番手タイムとなり、Q2進出はならず予選を終えることとなった。
チームディレクター 立住 正幸コメント
「ノーウェイトのガチンコバトルということで意気込んで臨んだ予選でしたが、結果は15番手と苦しいポジションとなってしまいました。明日は今シーズンの締めくくりとなるようなレースをお見せできるように、万全の準備をして臨みたいと思います。」
道上 龍選手コメント
「決勝のマシンバランスはいい感じなので、前回のオートポリスのように追い上げのレースができると思います。期待してください。」
中嶋 大祐選手コメント
「今回は、決勝重視のタイヤを選びました。ロングランのラップタイムを見るとライバルに対してそれほど劣ってはいないので、決勝が楽しみです。精一杯プッシュしてオートポリスの時のようにポイントを獲得できるようにしたいと思います。」
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2013年11月3日(日)
天候:曇り
決勝結果:11位
観客動員数 : 30,000 人
精一杯のレースを展開するも、11位で最終戦を終える
曇り空で肌寒い気候となったツインリンクもてぎ。霧が立ち込める中、8時50分からフリー走行が30分間行われ、決勝に向けた確認事項を消化。決勝スタートの13時30分を迎えた。
その後天候は回復、レーススタート時には青空が見えるほどになり、さわやかな気候となった。Epson Nakajima Racingのスタートドライバーは中嶋大祐。スタート直後、前のマシンのコースアウトにより、すぐにポジションをひとつ上げて、前を行くマシンを追いかける。13周目に8号車を、そして20周目に1号車をオーバーテイクし、12番手に浮上。大祐はタイヤのピックアップ(注:タイヤの表面にタイヤかすが付いてしまうこと)に苦しみながらも、なんとか前に食らいついていく走りを繰り広げ、21周目にピットイン。道上龍にバトンを渡すことに。
隣のピットのマシンもピットインをしていたため、スタート時に少し手間取ったものの、道上は最低限のタイムロスでコースインするが、順位を落として15番手となってしまうことに。厳しいコンディションの中、順位を上げていきたいところだったが、懸命の走りを続けてもなかなか前の車を抜くことはできない状況が続く。その後、38周目に他車のクラッシュで1つ順位を上げ、残り5周となったところで他車のアクシデントにより、2つポジションを上げ、11位で最終戦を締めくくった。
道上 龍選手コメント
「ドライバー交代後、シートベルトと無線とドリンクのホースが絡まるトラブルが発覚し、ドライブしづらい状況ではありましたが、ペース的には悪くないラップを刻んでいたと思います。しかし、タイヤの温まりの弱さの影響で序盤はペースを上げることができませんでした。前回も感じたことと同じになりますが、やはり予選でのパフォーマンスのレベルを上げないと結果がついてこないという状況に尽きると思います。
最後に1年間多大なる応援をいただき、ありがとうございました。」
中嶋 大祐選手コメント
「オートポリス同様、決勝中のペースは良く、自分が担当した第1スティントでは12位までポジションを上げることが出来ました。予選の順位を考えると、悪くない戦いが出来たと思います。今後は予選からレベルの高い戦いが出来るように、チームやダンロップさんと協力して、開発を進めていかなければならないと思っています。ご声援ありがとうございました。」
総監督 中嶋 悟コメント
「苦しいシーズンとなった2013年でしたが、このレースで選手権は終わることになります。よくなっていった部分もありましたが、まだまだ課題が多いことは確かです。後半戦に入ってから、来シーズンに繋げていける内容が増えたと感じていますので、課題をしっかり洗い出して、準備を始めたいと思います。
最後になりますが、1年間多くのご声援を本当にありがとうございました。来年もチーム一丸となって、頑張ってまいりますので、引き続きよろしくお願い致します。」
※次回のSUPER GTレースは11月23日・24日に富士スピードウェイにて「JAFグランプリ 富士スプリントカップ」が開催されます。