Schedule レースカレンダー
第4戦 SUGO GT 300km
会場:スポーツランド菅生
日付:2013年7月27日(土)
天候:曇りのち雨
予選結果:15位
観客動員数 : 9,500 人
不安定な天候の中の予選。タイムが伸びず悔しい結果に
セパン大会から1カ月以上が経過し、迎えた第4戦。ここまで3戦は思うような結果を得られず、苦しい戦いを強いられているEpson Nakajima Racingだが、明るい要素は確実に増え、そろそろ結果を残したいところ。SUPER GTシリーズは、早くもここで折り返しのレースとなり、後半戦に突入していくことになる。
朝から霧が立ち込め、霧雨が降り続く難しいコンディションとなったスポーツランドSUGO。8時45分からの練習走行も同様のコンディションの中で行われ、途中、視界不良のための赤旗中断を繰り返しながら13番手タイムで終え、予選に向けたセットアップを進めた。
14時になると、予定通り予選がスタート。Q1を担当したのは道上 龍。霧はかかっているものの、霧雨は止み少しスッキリした感じはあるものの、依然不安定な天候が続く中、道上がアタックに入る。難しいコンディションの中、慎重にアタックを続けるもタイヤとコンディションを合わせ切れなかったことによりタイムが伸びず、ピットに戻り予選を終えた。結果は15番手、悔しい予選となった。
チームディレクター 立住 正幸コメント
「難しい天候の中、うまくいかない予選となってしまいました。期待が大きかっただけに、非常に悔しい結果となりました。明日のレースは1つでも上のポジションを狙って精一杯戦いたいと思います。」
道上 龍選手コメント
「菅生のテストの時とは状況が異なり、思ったようなグリップ感を得ることができませんでした。上位との差は確実に詰めてこられていますが、あと一歩というところが詰め切れられない状況です。予選は終わったので、明日のレースに頭を切り替えて精一杯挽回できるよう頑張ります。」
中嶋 大祐選手コメント
「菅生では5月に行なったタイヤテストで好タイムを記録していたこともあって、今回の予選は上位グリッドの獲得を狙っていました。それだけにこの結果は大変悔しいです。今日得られたデータを活かし、明日のレースでは少しでもポジションを挽回できるように精一杯頑張ります。」
会場:スポーツランド菅生
日付:2013年7月28日(日)
天候:曇り時々雨
決勝結果:8位
観客動員数 : 26,500 人
ピットトラブルを乗り越え、8位でゴール。今シーズン初ポイント獲得
相変わらず曇り空ではあったが、雨は降っていない状況で始まった9時からのフリー走行。徐々に雲の隙間から青空も顔を出しだした。悔しい予選結果となったEpson Nakajima Racingだったが、1つでも上の順位でチェッカーを受けるため、決勝レースに向けて確認を繰り返す。
今回もスタートドライバーを担当したのは道上 龍。道上はスタート早々、追い上げを開始、ペースを上げて走行する。序盤に2台のマシンにトラブルが発生し、2つ順位を上げることになる。15周を過ぎた頃には、ペナルティーを受けたマシンもあり12位に浮上。着々とペースと順位を上げながら、周回を重ねていく。50周目にピットインを行い、ドライバーチェンジ。今度は中嶋 大祐がステアリングを握り、コースインしたが、給油装置のトラブルにより、給油がうまくいかず、再びピットインを強いられてしまう厳しい状況に。給油のピットインを行うタイミングで、大粒の雨が落ちてきたため、同時にレインタイヤに交換。雨は次第に強まり、コースアウトやクラッシュで脱落するマシンが続出。残り10周を切ったところで8位を走行。大祐は最後まで諦めることなく力走を見せて、そのままチェッカーを受けた。
道上 龍選手コメント
「マシンのバランスは自分なりには悪くなく、順調なペースでラップを重ねることができました。途中、300の数珠つなぎに掴まり、前の集団から離されてしまう場面もありましたが、そこからのペースも悪くなく、すぐに追いつくことができて10位まで順位を上げて自分のスティントを終えました。ピット作業でトラブルが起きてしまい、大きく順位を落とすことになりましたが、終盤に降った雨に助けられ、またいいペースを取り戻すことができ、さらには上位のアクシデントなどで8位で今シーズン初ポイントを獲得できました。次の鈴鹿ではさらに上位を目指して頑張ります。」
中嶋 大祐選手コメント
「まずはポイントを獲得出来て良かったです。しかし、まだまだ改善しなければならない点は多く、悔しいレースになりました。これからもチームと協力して精一杯努力していきます。ご声援どうも有り難うございました。」
総監督 中嶋 悟コメント
「追い上げのレースを見せていたところに、ピット作業で残念なトラブルが出てしまい、悔しいの一言です。振り返ると、予選は順位こそ思うようなところにはいけていませんが、上位とのタイム差は確実に詰めてきていると実感しています。
レースは、コンディションが変化する難しい一戦となりましたが、混戦の中で冷静にゴールすることができ、やっと3ポイントを獲得することができました。このポイントゲットを弾みに、次戦に向けてもさらに力を合わせて頑張っていきたいと思います。
不安定な天候のレースウィークとなりましたが、たくさんのご声援に心から感謝申し上げます。次戦は長い1000kmレースとなります。ご声援宜しくお願い致します。」
※次回のレースは8月17日・18日に鈴鹿サーキットにて開催されます。