Schedule レースカレンダー
第4戦 SUGO GT 300km
会場:スポーツランド菅生
日付:2012年7月28日(土)
天候:晴れ
予選結果:12位
観客動員数 : 9,500人
灼熱地獄のなか、タイムを短縮するアタックをするもスーパーラップ進出ならず
昨年3位表彰台を獲得したスポーツランド菅生での一戦。昨年の東日本大震災で被災された方々のためにも今年も魅せるレースをしたいEpson Nakajima Racing。
早朝から多くの観衆に見守られるなか開始した予選日。
まずは、8時15分からの午前中のフリー走行。道上龍でタイヤ比較、中山友貴でロングランとメニューを順調にこなしていく。最後に中山でのアタック練習の際、不運にもリアタイヤがパンクしアタックすることができず、予選に向けて一抹の不安を残すこととなった。
12時55分から開始されたGT500クラスの公式予選。
東北とは思えぬ灼熱地獄のなか、Q1のアタックを道上龍が担当。午前中のフリー走行より1秒近くタイムを短縮するアタックを見せるも、残念ながら12番手タイムとなりスーパーラップへの進出ならずに予選を終えた。
チームディレクター 藤井 一三コメント
「朝8時の時点で気温32℃、路面温度49℃という異常な暑さから始まり、予選のアタックは猛暑ですべてにおいてパフォーマンスを発揮することができませんでした。明日も暑くなるとの予報、暑さに負けず最後まできちっとレースをしたいと思います」
道上 龍選手コメント
「前回のここでのテストに比べると気温がかなり高くなったため、タイヤのバランスがよくなく、限られた条件のなかでなんとかセットアップをしましたが、満足のいく予選にはなりませんでした。
明日は81周と長丁場で、菅生のコース幅や参加台数を考えると荒れるレースになると思うので、きっちり最後まで走り切って次に繋げられるように頑張ります」
中山 友貴選手コメント
「今日はこの暑いコンディションにうまくマッチせず、スーパーラップに進出することができませんでした。すごく悔しいですが、気持ちを切り替えて、明日は表彰台を目指して頑張ります」
会場:スポーツランド菅生
日付:2012年7月29日(日)
天候:晴れ
決勝結果:11位
観客動員数 : 27,500 人
上位チェッカーはならなかったがミス無く走りきり11位フィニッシュ
昨日に続き酷暑となったスポーツランド菅生での決勝レース。立っているだけでも汗が流れ落ちる厳しいコンディションのなか、レースに備えて朝のフリー走行を終え、スタート時刻を静かに待つ。
決勝レースのスタート進行開始直前に突然の雨があり、ウェットレースになるかと思われたが雨は止み、全車ドライでのスタートとなる。
EPSON HSV-010のスタートドライバーは道上龍。スタートで上位の2台が接触、そのままリタイアしたために1周目を終えて10番手に。ここから長いレースを展開していくこととなる。レーススタート後の数ラップは混戦状態での走行となり、スピードがやや不足していたものの、後半は他車と何ら遜色のないラップタイムを刻みながら走行を続けていく。
36周目にピットイン、ドライバーを中山友貴に交代して、タイヤ交換、ガス補給を行いコースに復帰。中山もミスなくラップを重ね、必死で前を追いかけ続けるも11位でチェッカーとなった。
チームディレクター 藤井 一三コメント
「過酷な状況のなか二人のドライバーとも与えられた仕事はきっちりこなしてくれました。他車と比べてスピードが足らなかったため、結果的には11位となりましたが何のミスもなく全員がきっちり仕事をしたと思います」
道上 龍選手コメント
「今回のレースは、前回のようなタイヤトラブルが起きることなく、きっちり最後まで走ることができました。決してペースはいいとは言えなかったですが、レースを走り切ったことで、次の過酷な鈴鹿1000kmに向けていいデータが取れたと思います。次こそはいい結果が残せるように頑張りたいと思います」
中山 友貴選手コメント
「36周目にドライバー交代をしてレース後半を担当しました。思うようにペースを上げられずに厳しい展開となってしまいました。次のレースに向けて改善できるように精一杯頑張りたいと思います。今日はたくさんの応援をありがとうございました。引き続きご声援をよろしくお願いします」
総監督 中嶋 悟コメント
「菅生のテストから期待の持てるタイヤを持ち込みましたが、やはり昨年と大きく違ったのは気温であったと思います。しかし、我々の持てる力はドライバーを含め、発揮できたと思います。次は暑い長い鈴鹿でのレースですが、負けずにチーム一丸となり頑張ります。厳しい暑さのなか、多くのご声援を本当にありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します」
※次回のレースは8月18日・19日の鈴鹿1000kmラウンドとなります。