トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第5戦 SUGO GT 300km

Schedule レースカレンダー

2010 SUPER GT RACE REPORT

SUPER GT 第5戦 SUGO GT 300km

予選
会場:スポーツランドSUGO
日付:2010年7月24日(土)
天候:晴れ
予選結果:7位
観客動員数 : 11,500 人

久々のスーパーラップ進出果たすもマシントラブル発生!

気温33℃という猛暑の中、約1カ月ぶりに開催されたSUPER GTシリーズ第5戦。前戦マレーシアラウンドの雪辱を晴らすべくEpson Nakajima Racingはスーパーラップ進出を目指して9時から1時間45分間の公式練習に臨んだ。公式練習を2番手で終え、予選に弾みをつけた。

12時45分より開始された公式予選。まずは前回同様、中山友貴のドライブで予選通過基準タイムのクリアとニュータイヤの感触を掴むためにコースイン。続いて道上龍に交代し、マシンのフィーリングチェックと基準タイムのクリアのためコースイン。300クラスとの混走時間の終了時には10位。10分間の300クラスのみの走行の後、道上がニュータイヤでスーパーラップ進出に向けいよいよコースイン。慎重にタイヤを温めて1'17.367を計測。7番手でスーパーラップに進出を決めた。

迎えたスーパーラップも気温33℃と暑い中開始。2番手出走でコースインした道上龍だがパドルシフトの不調を訴えてきた。ラジオでいろいろ指示を出すものの改善されず難しいドライビングを強いられ、それでもなんとか計測ラップを終了。結果7番手でスーパーラップを終えることとなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

久々のスーパーラップ進出でマシンもバランスよくいい結果を期待したのですが、思わぬトラブルが出てしまいました。まだ原因ははっきりしていませんが、明日の決勝スタートまでには解決して臨みます。


道上 龍選手コメント

今季初のスーパーラップ進出することができて、タイヤも確実に進歩していると思います。スーパーラップでさらに上を目指そうと思いましたが、ピットアウト直後にパドルが作動せずチームとのやりとりでスイッチ系をいろいろ試せることをやりつくして、なんとか走れる状況にはなったのですが、完璧に直ったわけではなく、またタイヤも全然温められていない状況でアタックすることになりました。多分、16秒台には入っていただろうしトップ3も見えていたので残念でした。しかし、明日のレースは表彰台も狙えると思うので気持ちを切り替え頑張ります。


中山 友貴選手コメント

予選をするにあたってマシンのフィーリングはかなり良くなってきていて、手応えがあったのですが道上選手のスーパーラップのアタック前に原因不明のトラブルが出てしまいレーシングスピードで走ることができず、タイヤが温まらないままアタックをすることになってしまい、いいタイムが記録できませんでした。しかしタイム以上にマシンのフィーリングはいいので明日の決勝はまずはトラブルの原因を解明して決勝前の走行でしっかりとデータをとり、レースはしぶとく最後まで諦めずに頑張りたいと思います。みなさん、応援よろしくお願いします。




決勝
会場:スポーツランドSUGO
日付:2010年7月25日(日)
天候:晴れのち曇り
距離:3.704256 km x 81周
決勝結果:11位
観客動員数 : 27,000 人

過酷な暑さの中、我慢の展開。少しトップグループに近づいたか

昨日に引き続き朝から気温が上昇、太陽はなかなか顔を出さないもののレーススタート時の14時には気温31℃とドライバーにとって過酷な状況の中、レースはスタート。時折見える分厚い雲が雨を降らすかどうかが心配されたが、前半は順調に周回を重ねることとなった道上龍がスタートドライバーを務めるEPSON HSV-010。

10周を過ぎて徐々にペースが上がらなくなり、後続とだんご状態でのレースを展開することとなった。33周目にタイヤのパフォーマンスが低下してきてコースアウト。そのままピットに向かいガス補給、タイヤ交換、ドライバー交代を行なった。その後交代した中山友貴が順調に周回を重ねていたのだが、ヘアピンコーナーで39号車に接触。そのためパンクしたタイヤの交換に再度ピットイン。その後も順調に周回を重ねるもその接触によってドライブスルーペナルティを課せられた。結果、11位でレースを終了することとなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

またまた苦しいレースになってしまいました。マシンの調子は悪くなかったのですが、セパンを走れなかった影響か?タイヤのパフォーマンスを発揮出来ず、おまけに他車との接触によるドライブスルーペナルティまで課せられ残念な結果になりました。次の鈴鹿は満足出来る結果を残せるように頑張ります。


道上 龍選手コメント

スタートも上手くいき、序盤2台がスピンしたので5位まで順位を上げることができました。マシンのバランスもよく順調に周回を重ねていきましたが10周目ぐらいからリアタイヤが厳しくなり、その後グリップダウンし始めて、全体的にマシンがスライドして苦しいレースを強いられました。ピットインした周の馬の背でブレーキングでマシンが不安定で、スピンをしてしまいました。今回、予選がスーパーラップ上位に残れて、順調だったのですがレースは悔しい結果となってしまいましたが、次の鈴鹿に向け何をすべきかわかったので、全員で力を合わせて頑張ります。


中山 友貴選手コメント

33周目から後半スティントを担当しましたが、始めのうちはマシンのペースもよく前の39号車を追いかけることに専念しました。300クラスを上手く使って39号車を交わそうとしましたが、ブレーキング勝負でサイドバイサイトになって軽く接触し、その影響からフロントタイヤがバーストしてしまいました。チームクルーの素早い作業によってコースに戻り、少しでも順位を挽回しようとプッシュしていきましたが、うまくペースを上げることができませんでした。この大会にかける気持ちが大きかったので、非常に悔しい結果となってしまいましたが、データをしっかりとることができたので、持ち帰って検討し鈴鹿は長いので粘り強く勝負ができるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。


総監督 中嶋 悟コメント

スタートドライバーの道上選手が頑張ってなんとかグループの範囲内で走ってはいましたが、コースオフをしたので予定より早めのピットインになりました。中山選手に交代して、今度は接触でペナルティを課せられてしまいました。これで今日の順位は決まってしまいました。しかし、今回の予選、決勝を通して、少しトップグループに近づいたのではないかと思っています。次回もチーム一丸となって最後まで諦めずに頑張りますので、ご声援よろしくお願い致します。

※次回のレースは8月21日・22日の鈴鹿ラウンドとなります。

※テレビ番組放送予定 「SUPER GT コンプリート」 フジテレビ 7月29日(木)26:00〜



Privacy Policy
contact sitemap