Report レースリポート
第3戦 富士スピードウェイ
会場:富士スピードウェイ
日付:2010年7月18日(日)
天候:晴れ
予選結果:
#31 山本尚貴:9位
#32 小暮卓史:3位
観客動員数 : 19,000人
午前に予選、午後に決勝のワンデイレース。万全のセッティングで予選に臨む。
今回のレースは通常のレースと違い、日曜日の午前中に予選、午後に決勝レースを行なう、いわゆるワンデイレースで行なわれる。 通常予選日である土曜日は午前、午後の走行とも公式練習となり、各チームともセッティングに費やす時間が増えることとなった。当チームの2台とも順調にセッティングを進め、予選に臨む。
梅雨明けの良く晴れた日曜日。午前9時15分からノックダウン方式の予選が行なわれた。 Q1は小暮1位、山本5位でQ2へ進出。 続くQ2は小暮1位でQ3へ進出。しかし山本はセクター2で若干のミスをしていまい、残念ながらQ3への進出は出来なかった。 最終グリッドを決定するQ3での小暮もセクター3でのミスが響き、3位という結果。午後の決勝レースには3位と9位からのスタートとなった。
会場:富士スピードウェイ
日付:2010年7月18日(日)
天候:晴れ
決勝結果:
#31 山本尚貴:7位
#32 小暮卓史:5位
観客動員数 : 19,000人
激しいポジション争いの中、惜しくも小暮選手5位、山本選手7位でチェッカー!
決勝レースは14時40分にフォーメーションラップがスタート。ダミーグリッドに整列後44周回のレースの幕が切って落とされる。 スタート時にポールポジションのロイック選手がエンジンストールをしたため、スタートから1コーナーにかけ激しいポジション争いが起こる。ロイック選手の真後ろにいた小暮はポジションを1つ下げ4番手、山本は逆に2つポジションを上げて7番手から追い上げを開始する。しかし、両マシンとも本番セッティングが思ったほどマッチせず、小暮はさらに1台にパスされ5位、山本も前を走るマシンに追いつくも、パスするまでには至らず順位をキープしたまま7位でチェッカーを受けた。
チームディレクター 藤井 一三コメント
悔しいレースになりました。レース用セッティングが思ったより芳しくなく苦戦しました。小暮は他車との接触があり、アライメントかエアロバランスが少しずれたかもしれません。ファクトリーに帰って両マシンともそのへんを詳しく調べ、次戦に臨みます。
#31 山本 尚貴選手コメント
序盤、ペースが良く、前のマシンに追いつけたのですが、高速コーナーでダウンフォースが抜けてしまい、追いついては離れ、離れては追いつきの繰り返しになってしまい、最終的にパッシングするまでに至りませんでした。マシン自体のポテンシャルは非常に高いところにあるので、今の課題は予選でもっと上位に入れば決勝でもっと前のところでゴールできると思います。もてぎは何としてでもQ3に残って自己ベストである5位よりも上の順位でゴールしたいと思います。
#32 小暮 卓史選手コメント
スタートそのものは悪くなかったのですが、前のマシンをよける際に自分のポジションを守れたはずでしたが、横に並ばれてしまいました。レース序盤は、マシンのセッティングはよかったのですが、アジャストが裏目に出てしまい、フロントのグリップ感が足りなかったような気がします。レース序盤はペースが上がらず辛かったです。前半は我慢して後半で勝負しようと考えていたのですが、最後までいいところがなくレースが終わってしまいました。マシンと自分の実力以下の結果しか出せなかったので不完全燃焼に終わってしまいました。
前回のもてぎ、今回の富士と流れが良くないので、この後のレースはすごく好きな得意としているサーキットが続くので、残りのレースは全部優勝するつもりでいきます。
中嶋 悟 総監督
給油・タイヤ交換のないスプリントレースで、スタートが最も重要なレースになりましたが、スタートの1、2周で順位を落としてしまったことが致命的になってしまいました。もっとも、レース中のスピードも他チームに劣っていたかなとも思います。3レース終わって、次戦はもてぎでのレースになりますが、気持ちを引き締めチーム一丸となって頑張りますので、ご声援よろしくお願い致します。
※次回のレースは8月7日・8日のもてぎラウンドとなります。