トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第2戦 FUJI GT 450km RACE

Report レースリポート

2023 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 FUJI GT 450km RACE第2戦 FUJI GT 450km RACE

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2023年5月3日(水)
天候:晴
予選結果:14位
観客動員数:31,600人

練習走行から予選に向けて大幅なセット変更。
スタート時刻には気温も下がり、調整に悩まされる予選に。


ゴールデンウィーク中に開催されるSUPER GT第2戦の富士大会。荒れた天候に振り回された開幕戦で辛うじてポイント獲得となったModulo Nakajima Racingは、それを弾みに連続ポイントといきたいところ。この大会は450qと長めの決勝レースで最低2回の給油が義務づけられている。

予選日の富士スピードウェイは朝から雲一つない快晴に恵まれ、富士山もくっきりと顔を出した。公式予選Q1を担当したのは太田格之進。GT500クラスの予選スタート時刻が16時前ということで気温が下がっていくなか、太田はコースインして、タイムを上げながら周回していく。何とかQ2に駒を進めようと懸命にアタックをしたが、タイヤのウォームアップは思うようにいかず、最終的に1分27秒912で14番手タイムとなり予選を終えた。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「残念ながらコンディションに合わなかったとしか言いようがない予選になってしまいました。想像以上に気温が低かったです。明日の450qレースは、コンスタントに走れるよう、我々の中でできる限りのことをやり切って臨みます。」


伊沢 拓也選手コメント伊沢 拓也選手コメント

「午前中の練習走行であまりフィーリングが良くなく、予選結果は想定していたものになってしまいました。今回は450kmと長いレースなので、そのあたりを意識してタイヤを持ち込んでいます。明日の決勝は強く戦いたいと思っていますが、長いレースになる分荒れた展開になることも予想できるので、そういった中でポイントが獲得できるところまで追い上げていけるよう、しっかり準備をしたいと思います。」


#65 太田 格之進選手コメント太田 格之進選手コメント

「あまり順調な走り出しではなかったというのが、午前中の公式練習の正直なところでした。予選に向けて大幅にセット変更しなければならないという状況で、チームは短い時間の中で一生懸命対応してくれました。予選Q1では気温が下がっていたこともあり、ベストな状態でアタックできなかったのが大きく影響したと考えています。懸念していたことが的中したという感じです。決勝に向けて、周りに対して自分たちの戦闘力がどれぐらいあるのかはまだ分かりませんが、自分たちのペースがいいことを信じて、明日に向けて準備をしていきます。」



決勝
日付:2023年5月4日(木)
天候:晴
決勝結果:14位
観客動員数:48,600人

タイヤ選択に課題を残すも、セカンド、サードスティントではトップグループと遜色ない
走りをみせ、次戦へ向けた収穫も。


決勝日も前日からの5月晴れが続き、過ごしやすい1日となった。ゴールデンウィーク中ともあり、大観衆が見守る中、13時30分に100周の決勝レースのスタート時刻を迎える。2周のフォーメーションラップを終え、いよいよ100周の決勝レースがスタート。

スタートを担当した伊沢は思うようにタイムが上がらないなか、懸命に周回をしていく。苦しい序盤を何とか持ちこたえて約3分の1の周回を終えた頃、ピットインをするマシンなどの影響で10番手まで順位を上げ、伊沢も34周目に1回目のピットインをして太田にドライバー交代する。40周目頃には500のマシン全車が1回目のピットインを終え、太田のポジションは15番手。順位を上げることが厳しいほどの差があったものの、太田は自己ベストタイムを更新しながら、積極的に周回を重ねていく。トップから約1周遅れとなりながらも安定した速いペースで周回を重ね、65周目に2回目のピットイン。ここではドライバー交代はなく、タイヤ交換と給油を行なってコースに戻る。残り10周を切ったあたりで、アクシデントが発生したマシンがレースを終えたため1つポジションを上げる。大きなトラブルなく450qを走り切り、チェッカーまでマシンを運んだが、結果は14番手でModulo Nakajima Racingにとっては厳しい第2戦となった。



総監督 中嶋 悟コメント

「今回のレースは予選と決勝のスタートタイヤに選択したものがよくなかったようで、つらい内容になってしまいました。ただ、セカンド、サードスティントで使ったタイヤはトップグループと遜色ない速さで走ることができたので、これは大きな収穫でした。次の鈴鹿へ向けていいものが見つかったと思うので、次戦までにさらに理解を深めた上で臨めるよう準備を進めていきます。今大会もたくさんのご声援をありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「僕が担当した第1スティントは予選で使用したタイヤを使うのですが、ラップタイムとしては速くなかったものの、タイヤのたれという部分は大きくは出なかったと感じています。太田選手のスティントではタイヤを変えたところ、とてもいいペースで2スティントとも走っていたので、次につながる内容のレースにはなったと思っています。」


太田 格之進選手コメント

「僕のスティントはすごくペースが良く、トップグループと遜色ないペースで走れましたしタイヤのもちも良かったです。ただ、レースをスタートした時のタイヤのペースが思いのほか悪く、1スティント走る中で周りにマージンを築かれてしまいました。チームとして最善は尽くしましたが、タイヤ選択がうまくなかったです。次戦に向けて、そういったところも含めてしっかりとミーティングをして臨みたいです。」


※次戦は6月3日・4日に鈴鹿サーキットで行なわれます。



Privacy Policy
contact sitemap