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Report レースリポート

2022 SUPER FORMULA RACE REPORT

第9戦 鈴鹿サーキット第9戦 鈴鹿サーキット

予選
会場:鈴鹿サーキット
日付:2022年10月29日(土)
天候:晴
予選結果:
 #64 山本尚貴:8位
 #65 大湯都史樹:3位
観客動員数 : 8,600人

2台揃ってQ2へ進出。山本は8番手、大湯は3番手から決勝に臨む。

いよいよ最終大会となる鈴鹿サーキットでの2レース。TCS NAKAJIMA RACINGの2台は残念ながらタイトル争いからは脱落しているものの、2レース制ということで大量ポイントを獲得して、1つでも上位でシーズンを終えたいところ。

今シーズンのノックアウト予選は2グループに分かれて行なうQ1とそれぞれ上位6台の合計12台によって争われるQ2で決勝のスターティンググリッドを決める。

第9戦が行なわれた土曜日の鈴鹿サーキットの上空は爽やかな青空が広がった。公式予選Q1では山本尚貴は6番手、大湯都史樹は2番手で2台揃ってQ2へ進出を決める。続くQ2では山本は8番手、大湯は3番手タイムとなり、それぞれそのグリッドから決勝に臨むことになった。



決勝
決勝結果:
 #64 山本尚貴:11位
 #65 大湯都史樹:4位

大湯は4位フィニッシュで惜しくも表彰台に届かず。明日の最終戦に期待。

予選が終了してから数時間で決勝のスタート時刻を迎える。今大会も10周目以降にタイヤ交換の義務があるレースとなる。8番手スタートとなった山本はスタートで10番手にポジションダウンしたが、9番手争いを繰り広げながら11周目に義務のピットインを行なう。19番手でコースに戻り、その後にピットインを行なうライバルのタイミングで少しずつポジションを取り戻していく。残り周回が5周を切った頃には9番手を走行するが、最終的には11位フィニッシュとなった。

一方の3番手からスタートを切った大湯は10周を終えたところでピットインを行ない、タイヤ交換をしてコースに復帰する。山本と同様に少しずつポジションを上げながらバトルを展開していき、3番手まで順位を戻したが、残り3周となった頃に後続のマシンにパスされ4番手に。そのままチェッカーとなり、惜しくも表彰台には手が届かなかった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「ドライバーは2名とも頑張って走ってくれましたが、やはり本番でのペースがあまりよくなかったです。レースペースを維持できるマシンを作らなければならないので、今日の状況からできるだけそこを改善して明日に臨みたいですね。」


#64 山本尚貴選手コメント#64 山本尚貴選手コメント

「昨日、僕のフリープラクティスはあまり調子が良くなかったのですが、チームとしてはいいデータがあったので、それを活かして予選に臨みました。昨日と比べるとかなり改善はしましたが、根本的に直したいところは変わらず、予選はタイヤのグリップなりにこらえられたかなというところです。今回はスタートもあまり良くなく、そこでポジションを下げてしまってからは中団に埋もれてしまいました。レースペースが良くないのは、チーム的にもずっと続いているところです。明日もう一度チャンスがあるので、何とか来年につなげるためにも、レースでもう少し前に行けるようにしたいです。」


#65 大湯都史樹選手コメント#65 大湯都史樹選手コメント

「スタートで2番手に上がったものの、昨日の時点で「決勝ではペースを維持できないかもしれない」という感覚がありました。それでも序盤のうちにポジションをもっと上げられるよう走りましたが、やはり野尻選手を攻略するのは難しかったです。作戦やピット作業が良かったのでなんとか4位にはなれましたが、今の状態だと、仮にポールポジションを獲れても決勝でズルズルと下がってしまうと思います。予選の速さにこだわりたい気持ちはありますが、決勝のことも考えなければなりません。今日のポールポジションとの0.3秒というタイム差を詰める作業が決勝にも活きてくることだと思うので、明日に向けて、この差を削っていけるよう頑張ります。」




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