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2021 SUPER GT RACE REPORT

第6戦 AUTOPOLIS GT 300km RACE第6戦 AUTOPOLIS GT 300km RACE

予選
会場:オートポリス
日付:2021年10月23日(土)
天候:晴
予選結果:3位
観客動員数:6,500人

大津がコースレコードを更新するなど、好調な走りで3番手を獲得

新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となったオートポリスでの第6戦。予選日は青空が広がり爽やかな天候となった。公式練習を5番手タイムで終え、公式予選Q1の時間を迎える。

Q1を担当した大津弘樹は、これまでのコースレコードを更新する1分31秒438の2番手タイムでQ2進出を決める。Q2では伊沢拓也がアタックを行ない、トップとは僅か0.298差で3番手となった。


総監督 中嶋 悟コメント

「3番手、決して悪いポジションではありませんが、ちょっと足らなかったというところが悔しいですね。悪い位置ではないので、決勝では粘り強く戦って、今より1つでも前でチェッカーを受けたいと思います。」


伊沢 拓也選手コメント

「オートポリスはレース時にタイヤに対してすごく難しいサーキットなので、ドライビングやセットアップなどをしっかり進められればチャンスがあります。逆にそこができていないとレース内容としては厳しくなるので、これから決勝に向けて、うまくまとめていきたいですね。Q2での自分のアタックは、少し出し切れなかったところがあるので内容としては非常に残念ですが、明日に向けてはチャンスのある位置を手に入れることができました。ここから表彰台と言わず、一番上の優勝を目指して頑張っていきます。」


大津 弘樹選手コメント

「あとわずかでコースレコードホルダーになれたのかと思うと、悔しい予選でした。アタック自体は悪くなかったですが、いま振り返るともう少しうまくやれたかもしれないと思うところがいくつかあります。ただ、クルマの調子はいいですし、優勝が狙える位置からのスタートです。オートポリスはタイヤに厳しい部分があるので、使い方や選択なども重要になりますし、今足りないところを改善して、決勝をより強く戦っていきたいです。サクセスウェイトがシーズン中最大になるこの大会は、僕たちの条件がいい1戦でもあります。絶対にチャンスをものにするんだという強い気持ちで明日のレースに臨みたいと思います。」



決勝
日付:2021年10月24日(日)
天候:晴
決勝結果:12位
観客動員数:10,300人

序盤で伊沢がトップに立つも、終盤タイヤの摩耗に苦しみ12位フィニッシュ

決勝日も雲は出ているもののドライコンディションのなかでレースはスタート。Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは伊沢。3番グリッドからスタートを切った伊沢はそのポジションのまま周回していくが、前を走る1台がペナルティストップを消化したため2番手に。10周目に300クラスのマシンのクラッシュでフルコースイエローが導入される。そのままセーフティーカーに切り替わり、隊列を整えたのちレースが再開されるが、その直後にトップのマシンのタイヤが外れるアクシデントで伊沢はトップに立つ。

19周目にクラッシュ車両があり2度目のセーフティーカーが入る。リスタートされた24周目には半分以上の500クラスの車両がルーティンのピットインを敢行。伊沢はピットインを引っ張り、その間ハイペースで周回し、29周目にピットイン。

交代した大津はコースに戻ると2番手だったマシンに1コーナーで前に出られて2番手になり、さらに後続にパスされ4番手までポジションを下げる。しかしタイヤが温まってくると、すぐに追いつき、数周後には2番手までポジションを戻す。大津はさらにトップのマシンに迫っていったが、タイヤの摩耗が激しく、徐々に差を広げられる展開になる。

思うようなペースで走ることができず苦しい周回が続くなか、懸命にポジションを守って周回を続けていたが、50周を過ぎると徐々にポジションを落としていくことに。その後も、後続に次々と迫られるが為す術なく12位フィニッシュとなった。



総監督 中嶋 悟コメント

「途中までは順調で楽しませてくれましたが、後半は何とも言いようがない展開になってしまいました。応援していただいている方々には申し訳ない気持ちですが、次戦は再来週とすぐに迫っています。引き続き目標としている表彰台を獲得できるように頑張りたいと思います。今大会もたくさんのご声援をありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「僕が担当した最初のスティントは、展開にも恵まれてトップで戻ってくることができました。そのままいいポジションを保って行ければと思いましたが、大津選手のスティントは非常に苦しくなってしまいました。結果としては残念ですが、いろいろとポジティブな部分もありました。トップで走れる時間もしっかりとあって、そういう意味では僕たちが目指している「しっかりとレースを戦う」というところもできていましたし、次につながることも見えましたが、いま他のチームとの間にある差を埋めるのも大変だと感じました。次戦は全車のサクセスウェイトが半減しますが、スピード的には問題なくいけると思うので、引き続きレースを強く戦えるよう頑張ります。」


大津 弘樹選手コメント

「第1スティントの伊沢選手がトップでピットに戻ってきてくれたので、そのままキープしたかったのですが、ピットのタイミングもあり僕がコースに戻った時には8号車に先行され、一時は4番手まで下がってしまいました。タイヤが温まってからはペース良く走ることができ、野尻選手にも迫っていき、もう少しで抜けるというところまで行けたのは良かったですが、その後タイヤの摩耗を感じてきてからはペースが落ちてしまい、守ることすらできないぐらいになってしまいました。序盤も良かったですし、あの位置からスタートしたことを考えると非常に残念な結果でした。自分たちの開発も進んではいるものの、相手も同じように開発を進めていて、その差がまだあることを痛感しました。次戦のもてぎは、昨年表彰台に乗っているサーキットです。今年まだ獲得していない表彰台に上がれるよう、ベストを尽くしていきたいです。」

※次戦は11月6日・7日にツインリンクもてぎで行なわれます。



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