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2020 SUPER GT RACE REPORT

第1戦 FUJI GT 300km RACE第1戦 FUJI GT 300km RACE

予選/決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2020年7月19日(日)
天候:曇
予選結果:13位
決勝結果:13位
観客動員数 : 無観客開催

待望のシーズン開幕。スタート直後にアクシデントに見舞われるも何とか完走して次戦に繋ぐ。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月から延期となっていた今シーズンのSUPER GT。無観客での開催ながら、いよいよ富士スピードウェイで開幕を迎える。感染防止の観点から通常とは異なるスケジュールが組まれ、土曜の午後に公式練習、日曜の午前に公式予選、そして午後に決勝レースが行なわれることに。Modulo Nakajima Racingは今シーズンのドライバーを一新、伊沢拓也をエースに据え、昨年GT300のNSX GT3で活躍を見せた大津弘樹とのコンビを擁し、チーム一丸となって表彰台を目指していく。

まずは午前中に行なわれたノックアウト方式の公式予選。Modulo Nakajima Racingは伊沢がQ1を担当する。朝はパラパラと雨が降っていた富士スピードウェイだったが、予選がスタートする頃には青空が見えるまでに回復。ほぼドライコンディションでのアタックバトルが繰り広げられることに。伊沢はQ1開始早々にコースイン、タイヤを温めながらタイムを刻んでいく。順調にタイムを縮めながらアタックを続けた結果、1分27秒816で13番手。コンディションが大きく変化する難しい状況のなかで順位こそ揮わなかったものの、午後に行なわれる決勝で着実に挽回していきたい。

午後になると気温は30℃まで上昇し汗ばむ天候に。決勝レースは日差しが照り付けるなか15時にスタートを切る。Modulo Nakajima Racingのスタートを担当するのは伊沢。13番手からスタートした伊沢は、オープニングラップの100Rで2台に挟まれるかたちとなり、後方のグリッドからスタートしたライバルと接触。そのアクシデントでレースは早々にセーフティーカーが導入される荒れた展開に。伊沢はマシンに損傷を負いピットインを余儀なくされ、ピットに戻ってマシンの修復作業を行なう。セーフティーカーがピットに入りリスタートとなった6周目に、マシンの修復を終えたModulo NSX-GTはコースに復帰する。伊沢は4周遅れとなったが、なんとか周回を続けて少しでも前に追いつきたい一心でレースを進めていく。31周目にピットインを行ない、ドライバーは大津に交代。大津は500クラスでの初めてのレースとなったが、2度目のセーフティーカーが入る混乱の中も落ち着いて周回を重ねていき、13位でチェッカーを受けた。


総監督 中嶋 悟コメント

「久々のレースで結果からいくと残念でしたが、予選でもう少し前にいけるようになるとその後の展開も楽になるのではないかと感じています。次も同じ富士でのレースとなるので、今回得たものを無駄にしないように戦って好結果に繋げたいと思います。今回もいろいろなところからたくさんのご声援をいただき大変有難く思っています。次戦もどうぞよろしくお願いいたします」


伊沢 拓也選手コメント

「まずは今シーズン最初のレースを、こういう状況のなかなんとか無事に終えられたことに嬉しく思っています。予選では結果はよくはありませんでしたが、オフのテストから進めてきたことをしっかり出せたとは思います。決勝に関してはスタートで2台に挟まれるかたちになってマシンを壊してしまったのでピットに入らなければならなくなりましたが、メカニックがしっかりと修復してコースに戻してくれました。ペースはよくなかったですが、しっかり最後まで走り切ったことで課題は明確になり、それを克服するために今後も頑張っていきたいと思います」


大津 弘樹選手コメント

「レースはアクシデントで最初から厳しい状況になってしまいましたが、メカニックの修復のおかげで、周回遅れながら後半の長いスティントを担当することができました。GT500での初めてのレースをまずは完走することができてよかったと思いますし、第2戦に繋がるデータも取れたので、今後上位を狙えるようにまた頑張っていきます」



※次戦は8月8日・9日に富士スピードウェイ(無観客開催)で行なわれます。



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