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2019 SUPER GT RACE REPORT

SUPER GT × DTM 特別交流戦SUPER GT × DTM 特別交流戦

RACE1
会場:富士スピードウェイ
日付:2019年11月23日(土)
天候:雨/曇
予選結果:20位
決勝結果:リタイア
観客動員数 :22,600人

史上初の日欧メーカー交流戦開催!

史上初となる日欧メーカーによるコラボレーションが実現したSUPER GT × DTM特別交流戦。車両企画統一化が完成し、SUPER GTからはGT500クラスに参戦している3メーカー、DTMからはアウディ、BMWが参戦する。タイヤはハンコックタイヤのワンメイクとなっている。

この大会は土曜、日曜にそれぞれ予選と決勝(55分+1LAP)が行なわれ、Modulo Nakajima Racingからは土曜のRACE1は牧野任祐、RACE2はナレイン・カーティケヤンが出走する。なお、今大会のスタートはインディスタートが採用され、最低1回のピットインでタイヤ4本交換が義務付けられている。

土曜日の富士スピードウェイは時折雨がぱらつく不安定な天候で、まずはRACE1の予選を迎える。ステアリングを握る牧野は、昨日までのテスト走行時の好調ぶりとは打って変わり、思うようなタイムをマークすることができず20位となる。決勝レースを迎える午後になっても気温は上がらず雨もぱらついたり落ち着いたりを繰り返す中、インディスタートでいよいよRACE1が始まる。2番グリッドからスタートするはずだったDTMのマシンがアクシデントで出走することができず、1つポジションを上げることになったが、ウエットタイヤでスタートする作戦をとったModulo Nakajima Racingはオープニングラップを終えるタイミングでピットイン、ドライタイヤを装着してコースに戻る。

20番手を走行していき、タイムも上々だったが15分が経過する頃にタイヤトラブルが発生し緊急ピットインを強いられ、タイヤ交換を行ないコースに戻る。牧野はタイムは悪くなかったが、厳しい走行を強いられながら周回を重ねていき残り時間が13分を切る頃に、タイヤの不具合で三度ピットイン、そのままレースを終えることになった。


総監督 中嶋 悟コメント

「昨日までの様子とはかなり違う1日になってしまいました。ファステストをマークする速さはありましたが、タイヤのトラブルで最後まで走り切ることは叶わず、残念な結果としか言いようがありません…明日のRACE2は、今シーズンの本当に最後のレースとなるので、上位で終えて今年を締めくくりたいですね」



RACE2
会場:富士スピードウェイ
日付:2019年11月24日(日)
天候:晴
予選結果:3位
決勝結果:優勝
観客動員数 :24,100人

有終の美を飾り、カーティケヤンが見事優勝!

今朝も雨がぱらつく中途半端な天候で、ウエット宣言が出されるなか、RACE2の予選がスタート。カーティケヤンはウエットタイヤでアタックを行ない、最終のアタックで少しミスがあったものの3番手を獲得。ポールポジションを獲ったマシンが決勝レースでの5グリッド降格が決定していたため、2番グリッドからのスタートが決まった。

午後になって汗ばむような陽気となったが、決勝レースが始まる頃には上空はまた雲に覆われだす中、カーティケヤンは2番グリッドからスタートを切り、2周目に入った1コーナーでポールポジションのDTMのマシンをオーバーテイクし、トップに躍り出る。

9周目に落下物の回収のためセーフティーカーが導入され、2周後には再開、カーティケヤンはここでもトップを守りながら周回をしていく。19周目にピットインを行ない、タイヤを交換してコースに戻ったカーティケヤンはトップに立ったDTMのマシンとの差が大きく、逆転は難しいかと思われたが、翌周に他のDTMのマシンにトラブルが発生し、再びセーフティーカーが導入されることに。

残り10分を切ってリスタートとなったタイミングでトップのDTMのマシンがピットインをしたことで、カーティケヤンはトップに返り咲く。その後も、アクシデントが多発しセーフティーカーが合計3回も導入される荒れた展開の中、カーティケヤンは集中力を切らさずに見事トップチェッカー、SUPER GT参戦初年度の締めくくりに初優勝を遂げ、有終の美を飾った。



総監督 中嶋 悟コメント

「最後の最後に最高の締めくくりができて本当に嬉しいです。見ごたえのある内容で素晴らしいレースだったと思います。ファンのみなさんには1年間、どんな時もたくさんのご声援をいただき心より感謝の気持ちをお伝えしたいです。来シーズンに向けて、またチーム一丸となり頑張っていきますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」

※たくさんのご声援をありがとうございました。



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