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2019 SUPER GT RACE REPORT

第6戦 オートポリス第6戦 オートポリス

予選
会場:オートポリス
日付:2019年9月7日(土)
天候:曇
予選結果:13位
観客動員数 :10,010人

思うようにタイムが伸びず、Q2進出を逃す

第5戦から1ヶ月以上のインターバルを経て、九州唯一の開催となるオートポリスでの第6戦。終盤戦に突入したSUPER GTだが、Modulo Nakajima Racingはなかなか上位に食い込んでいくことができず、今シーズンの最高位が10位と厳しい状況が窺えるが、前戦ではQ2進出も果たし、少しずつ改善の兆しが見えてきている。

予選日のオートポリスは、曇り空ながら降雨はなく、公式予選Q1スタート時には気温28℃のドライコンディションでスタート。

Q1を担当するのは牧野任祐。残り時間が7分半となった頃から少しずつコースインをするマシンが出はじめ、牧野もそこから1分ほど経過したタイミングでコースインをしてアタックにかかる。アタックタイムは1分36秒236となりポジションは13番手、ミスはないもののフリー走行のタイムを更新することはできず、思うようにいかない予選となった。


総監督 中嶋 悟コメント

「うーん、予選でタイムアップすることができず、うまくいかない1日になってしまいました。コンディションにうまく合わせられなかったのが原因だと思いますが、レースでは1つでも前でチェッカーを受けられるよう、できることを精一杯して準備をしたいと思います」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「Today was quite difficult, mostly with the balance of the car, and also the tires are a little on the soft side, so it was hurting the lap time a little bit.」

「今日はかなり難しかったです。特にマシンのバランスのこともありましたし、また、タイヤが少しソフト側だったので、それでラップタイムが思うようにいきませんでした」


牧野 任祐選手コメント

「前回、調子が上がって来ていたので、もう1歩上に行こうと試しましたが、それがうまく合いませんでした。富士で得られた感覚が感じられず、結果的にQ1で落ちてしまいました」



決勝
日付:2019年9月8日(日)
天候:曇一時雨
決勝結果:7位
観客動員数 :27,310人

難しいレースを走り切り、今季最高位でフィニッシュ

決勝日は朝から雲はあるものの青空が広がり、気温も上昇して汗ばむ気候となった。予定通り14時30分に大分県警が先導するパレードラップがスタートして、その後フォーメーションラップを終え、65周のレースがスタートを切る。

Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーはカーティケヤン。スタート直後にアクシデントが発生したことで、早速セーフティーカーが導入される波乱が起こるなか、カーティケヤンは12番手を走行、7周目にレースは再開となる。苦しい走行でポジションを落としてしまうが、ペナルティを受けるマシンが続き、ポジションを戻し、しばらくは12番手での走行が続く。15周目頃から、コース上のところどころで雨が落ち出し、20周を過ぎると1コーナーだけが濡れている微妙なコンディションに。

カーティケヤンは27周目にピットイン、牧野にドライバー交代をし、タイヤをドライタイヤに交換後、コースに戻る。数周すると、コース全体がウエットに変化していき、34周目にはウエットタイヤに交換するためにピットイン、その翌周には再びセーフティーカーが導入されることに。ポジションが整理されると、牧野は10番手を走行、41周目にセーフティーカーは解除になったが、コースアウト車両が発生したためすぐにまたセーフティーカーが導入される。

天候に翻弄される展開のなか、牧野は9番手を走行、確実に前との差を縮めていき、タイヤ交換のためにピットインをするマシンもあり7番手に浮上。53周目には前のマシンを捕らえ6番手まで順位を上げるが、最後は路面が乾いていったこともあり、ウエットタイヤでの走行が厳しい状況になりドライタイヤを装着した1台に先行を許し7位でフィニッシュ。Modulo Nakajima Racingにとっては、今季最高位で4ポイントを獲得した。



総監督 中嶋 悟コメント

「いろいろなことが起こる難しいレースでしたが、2人のドライバーが頑張ったおかげで7位となりました。こういうレースで踏ん張ることができたのは大きな収穫だと思いますので、残り2戦も上位を目指していいレースをしたいと思います。今回もたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「The first stint was quite difficult because it was raining and we were on slick tires.I suppose the result was okay, we finished P7. The rain was not so bad. We will fight again at Sugo.」

「最初のスティントは、雨が降っていて、私たちはスリックタイヤを履いていたので、かなり難しい状況でした。7位で完走できたので、結果は良かったと思います。雨もそれほどひどくありませんでした。菅生ではまた頑張っていきます」


牧野 任祐選手コメント

「雨が強くなってスリックタイヤからウエットタイヤに交換して、最初のうちは良かったのですが、タイヤの落ちが早く苦戦していました。それからBS勢も落ちてきたのである程度は戦えて、前の6号車を追いかけて抜こうと頑張りましたが、抜けなかったのが残念です。ただ、今持っているものでベストを尽くしました」

※次戦は9月21日・22日にスポーツランドSUGOで行なわれます。



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