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2019 SUPER GT RACE REPORT

第4戦 CHANG SUPER GT RACE第4戦 CHANG SUPER GT RACE

予選
会場:チャン・インターナショナル・サーキット
日付:2019年6月29日(土)
天候:晴
予選結果:14位


GT唯一の海外戦となるタイラウンド、今回も苦しい展開となる

SUPER GT唯一の海外戦となるタイラウンド。猛暑の中、毎年激戦が繰り広げられている。Modulo Nakajima Racingもこれまでの3戦で得たものを活かし、なんとか予選Q2へ進出、そして決勝での上位フィニッシュを目指して、チーム一丸となり、まずは予選Q1に臨む。

Q1スタート時の気温は33℃、路面温度は40℃のドライコンディション。Modulo Nakajima RacingのQ1のアタックを担当するのは牧野任祐。500クラスの全車が6分ほどピットで待機したのち、続々とコースインをしていく。牧野もこのタイミングでコースに入り、アウトラップから入念にタイヤをウォームアップさせていく。計測5周目に1分24秒780のベストタイムをマークするもポジションは14番手でQ2へ進出ならず。ここまで3戦と変わらず苦しい予選となった。


総監督 中嶋 悟コメント

「朝の練習のタイムを上回るタイムが予選で出せなかったので、予選に向けての方向性が違ったのかも、というように思わざるを得ません。決勝に向けては、これから策を考えたいと思います」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「It is a new track and I have never been here before. It is a quite nice, simple track. Now I learned the track and I have one more track I know, so hopefully we can do the best tomorrow.」

「(自分にとっては)新しいコースで、走ったのは初めてです。なかなか良い、シンプルなコースです。これでコースも覚えましたし、知っているコースが1つ増えました。明日はベストを尽くせると願っています」


牧野 任祐選手コメント

「朝のフリー走行から予選にかけて様々な変更を加えましたが、予選では朝のタイムを更新できていませんし、トップとの差は大きいと思うので、どうすれば良いのかを引き続き考えていかないといけないと思います。3年前のレースから良い思い出も良いイメージもあるので、今年も良いレースをしたいと思います」



決勝
日付:2019年6月30日(日)
天候:晴
決勝結果:10位


他車のアクシデントでセーフティーカーが導入されるも、懸命に挑み続けポイント獲得。

決勝日も前日に続き雲が多い空だったが、レース開始前のグリッドウォークでは日が差しタイらしい気候の中、いよいよレースのスタート時刻を迎える。

サーキットサファリ、そしてウォームアップ走行を終え、スタート進行が始まり、15時ちょうどに66周回のレースがスタートを切る。Modulo Nakajima Racingのスタートを担当するのは牧野。牧野は15番手でコントロールラインを通過、一番後ろながらもなんとか前に差を離されないようについて走行していく。4周目に1台が下がり14番手、7周頃には300クラスに追いつき、それを交わしながらの走行になる。牧野はポジションこそ元の15番手になったが、しぶとく冷静な走りで周回をしていく。タイヤのグリップダウンが大きく、予定より早めの27周目にピットインを敢行し、ナレイン・カーティケヤンがステアリングを握りコースへ。

カーティケヤンは、ペースを保って走行を続けていく中、37周目にHonda勢3台が絡むアクシデントが発生しセーフティーカーが入ることに。このアクシデントにより、ポジションは12番手に。43周目にリスタートとなり、カーティケヤンは懸命に前を追いかけて走行していく。終盤に2台が脱落したことにより、ポジションは10位に。このポジションでチェッカーを受け、今シーズン3度目となる1ポイントを獲得した。



総監督 中嶋 悟コメント

「勝負をしたというレベルまでに達していないまでも、なんとか前についていくことができていたので前回のレースと比べても少しはよくなっているのかなと感じます。次の富士に向けては、5月のレースの反省点を無駄にしないように準備をしたいと思っています。今回のレースもたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「We got one point, so I suppose it is a positive sign. We still have to work a lot, mainly on tyres and chassis development. We have four more rounds to go, so let's try our best.」

「1ポイントを獲れましたので、良い兆しなのではないかと思います。主にタイヤやシャシーの開発ですが、まだまだやらなければならない事はあります。あと4戦あるので、ベストを尽くして行きます」


牧野 任祐選手コメント

「決勝では近くのホンダ勢にある程度ついていけていたので、以前よりは良くなっていると思います。色々と変更を加えているので、どの変更が良いと一概には言いにくいですが、なんとしてもトップ争いをしたいので、次戦の富士では前戦の富士以降の変更や更に新しい要素も入れて良いレースにしたいと思います」

※次戦は8月3日・4日に富士スピードウェイで行なわれます。



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