トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第2戦 FUJI GT 500km RACE

Schedule レースカレンダー

2019 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 FUJI GT 500km RACE第2戦 FUJI GT 500km RACE

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2019年5月3日(金)
天候:晴
予選結果:15位
観客動員数 : 35,800人

練習走行のタイムを更新する走りをするも、Q2進出ならず

絶好の天候となった第2戦の予選日。10連休の間の開催ともあり、早朝から周辺道路が渋滞するなど大賑わいの中、公式予選が行なわれた。

Modulo Nakajima RacingのQ1のアタックドライバーは牧野任祐。スタート後しばらくの間はピットで待機をして、残り時間が8分を切った頃にコースイン、タイヤを温めながら走行していく。牧野は計測3周目、4周目とタイムアップをして、練習走行のタイムを更新したが、タイムは15番手となり、Q2に進出することはできずに予選を終えた。


総監督 中嶋 悟コメント

「テストの時は好調を見せていたのですが・・・今日のコンディションに合わせられなかった結果だと思います。明日は通常より長いレースとなるので、気持ちを切り替えて粘り強く戦いたいと思っています。」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「Today I think the tyres did not work very well for some reason, we don't know why, so overall it was very difficult to qualify. But tomorrow's final will be a long race so we can capitalize some performance.」

「今日はなぜか分かりませんがタイヤの調子が良くなく、全体的に厳しい予選になりました。明日の決勝は長いレースなので、性能を最大限に生かすことが出来ると思います。」


牧野 任祐選手コメント

「フリー走行から厳しい予選になるかと想像はしていましたが、その中で、決勝レースは今回長いので、それを見据えたタイヤ選択でもあるので、結構苦しんだ部分はあると思います。その中でも、自分に出来ることをやりましたし、しっかり次に繋げられるような、これからのためになるデータを取れたと思いますので、また明日頑張ります。」



決勝
日付:2019年5月4日(土)
天候:雨/曇
決勝結果:10位
観客動員数 : 56,000人

ポジションを上げ、10位入賞でポイント獲得。

決勝日も快晴で爽やかな天候の朝を迎えた富士スピードウェイだったが、午後になってから雲が空を覆い出し決勝レース前のウォームアップ走行が始まる頃にはポツポツと雨が落ち始める。その後はなんとか雨は持ちこたえていたが、レースがスタートする14時30分になる頃には今度は本降りに。そんな中、静岡県警の先導するパレードラップが開始、セーフティーカースタートに変更されて110周のレースがスタートすることに。Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは牧野。2周のセーフティーカーランを終え、いよいよレースはスタート、牧野は雷が鳴り、大粒の雨が落ちる中、15番手で走行していく。雨は降り続き、13周目にSCが導入、15周目には赤旗となり、レースは一旦中断となる。しばらくの中断の後、雨が上がったタイミングでレースはセーフティーカーランで再開。19周目にセーフティーカーがピットに戻り、本格的なリスタートとなる。ペナルティーを受けたマシンが後退したことで1つポジションを上げた牧野は、そこから見違えるような速さを見せる。30周目あたりから次々に前を捕らえ、32周が終わる頃には11番手まで順位を上げる。さらに牧野はファステストラップをマークしながらハイペースで周回、40周を迎える頃には7番手に。さらに次の周には5番手と順調にポジションを上げ、43周目に1回目のピットインをしてナレイン・カーティケヤンにドライバー交代を行なった。

レインタイヤからスリックタイヤに交換して、9番手でコースに戻ったカーティケヤンだったが、今度はペースが上がらずポジションを落とすことに。110周の半分を迎える55周目には他車との接触もあり15番手となるが、なんとかペースをキープして粘り強く周回をしていく。10周後の65周目には12番手を走行、80周目にはピットインを行ない、牧野が再びステアリングを握って12番手でコースに戻る。

その後牧野は、90周頃にコースアウトしたマシンがあり11番手に。トップと遜色ないペースで周回をしていき、10番手を走っていたマシンとの20秒以上あったギャップを一気に縮めていき103周目にそのマシンをパスすることに成功、そのまま10位でチェッカーを受け、2戦連続のポイント獲得となった。



総監督 中嶋 悟コメント

「ウエットからドライへと変化する非常に難しいコンディションのレースでしたが、ふたりのドライバーが頑張ってくれたおかげでポイントを獲得することができました。このレースで得たものを次のレースに繋げたいと思います。多くのご声援をありがとうございました。」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「When it suddenly started raining our car was late and at the beginning it was quite struggling, but then the pace was okay, then after the pit stop it was quite difficult for a few laps because the car condition was down but it looks we finished 10th and we get one point From not so good qualifying to finish with a point. Let’s keep fighting. 」

「雨が突然降りだしてきて、車のペースが上がらず、序盤は苦しみましたが、徐々に良くなりました。ピットストップ後に数周は車の調子が良くなくて難しかったですが、10位入賞で1ポイント獲得でき、あまり良くなかった予選から始まりましたが、入賞することが出来ました。今後も頑張っていきたいです。」


牧野 任祐選手コメント

「最初のウエットはかなりきつかったですけど、路面が乾き出してからはペースが良かったです。最後の方ではタイヤの摩耗があったりして厳しい状況でした。自分たちの予選から考えると今の自分たちのポジションやレース内容的にも、スリックでは少しは良くなったのではないかと思います。」

※次戦は5月25日・26日に鈴鹿サーキットで行なわれます。



Privacy Policy
contact sitemap