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2019 SUPER GT RACE REPORT

第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE

予選
会場:岡山国際サーキット
日付:2019年4月13日(土)
天候:晴のち曇
予選結果:13位
観客動員数 : 11,000人

2019シーズンがスタート!

2019シーズンの開幕をいよいよ迎えたSUPER GT。今シーズンはModuloをメインスポンサーに迎え、Modulo Nakajima Racingとしてマシンのカラーリングを一新、ドライバーは元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤンと昨年FIA-F2選手権で活躍を見せた牧野任祐を起用し、優勝を目指して戦っていく。

開幕戦が行なわれる岡山国際サーキットの予選日は青空が広がる気持ちのいい朝となったが、午後に向けて少しずつ雲が空を覆う天候となった。

午前中に行なわれた公式練習中に他車をコースアウトさせたことによるペナルティが課され、公式予選最初の5分間の走行ができないことになってしまったModulo Nakajima Racingは、これが響いて予選は苦しい展開になってしまう。Q1を担当した牧野はその5分をピットで待機するかたちとなり、5分が経過した後にコースインをする。できるだけじっくりタイヤのウォームアップをしたいところだが、走行時間の制限をされたことにより、十分なアタックを行なうことが難しく1分18秒467をマークしたところでチェッカー、ポジションは13番手となりQ2に進出することはできなかった。


総監督 中嶋 悟コメント

「5分間のウェイティングが響いた・・・としか言いようがありませんね。だからと言って予選結果を見ると、10分間走っていても必ずQ2へ行けたかどうかは・・・とにかく、明日は気持ちのいいシーズンのスタートを切りたいと思います。」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「 I didn't have a chance to drive at all, just a couple of laps today. It's gong to be wet tomorrow and quite challenging, but we have Dunlop tyres, which are quite good in dump condition, so we can maximize what we can do with Dunlop for the race.」

「今日は走るチャンスが全然なくて2,3周しか走れなかったです。明日はウエットになりそうでかなりチャレンジしなければいけないけど、ダンロップのタイヤはウエットのコンディションではかなり良いので、レースではダンロップの特性を最大限に活かせると思います。」


牧野 任祐選手コメント

「ウォームアップに時間がかかるので、ペナルティの関係で5分しか走れなかったのは痛かったです。もう1周走れたら9番手前後には行けたと思います。明日の天候がどうなるか分かりませんが、レースでは自分たちの出来ることをしっかりやりたいと思います。」



決勝
日付:2019年4月14日(日)
天候:雨
決勝結果:10位
観客動員数 : 28,400人

雨天の決勝戦。アクシデントが次々と起こる荒れたレースとなる。

決勝日は曇りの天候から徐々に崩れ出し、お昼ごろには雨が本降りに。レーススタート前のグリッドウォーク中も雨が降り続いた影響で予定されていたパレードラップは中止され、セーフティーカースタートとなる。Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは牧野。セーフティーカー先導で3周回後、実質のスタートを切ったが、その周に300クラスのアクシデントで再びセーフティーカーが導入されることに。雨は強くなり、しばらくの間この状態が続くことになるが、10周目にセーフティーカーはピットに戻り、リスタートとなる。依然、雨が降り続く難しいコンディションの中、様々な場所でバトルが展開されていたが、13周目に多重クラッシュが発生し、赤旗でレースは中断となる。強い雨はその後も降り続き、しばらくの間は待機となるが15時45分にレースはセーフティーカーランで再開、そのセーフティーカーラン中に前を走る1台がスピンしたため、牧野は1つポジションを上げる。19周目にセーフティーカーがピットに戻りリスタートとなるも、あちこちでアクシデントが起こる酷いコンディションが続き、牧野もコースに留まるのが精一杯の状況でなんとか堪えて走行を続けていく。23周目にトップのマシンがアクシデントに巻き込まれ後方に下がり11番手。天候の回復が見込めないため、31周目に赤旗が提示され、ここでレース終了の判断が下された。

なお、レース終了後にペナルティを課されたマシンがあったため順位が1つ上がって10位となり、規定周回に達しなかったため通常のハーフポイントとなる0.5ポイントを獲得した。



総監督 中嶋 悟コメント

「とにかく大変なコンディションで、まだ走るの?と思うほど、次々とアクシデントが起こる荒れたレースでした。天候がどうなっていくかは読めませんが、レース終了の判断は正しかったと思います。シーズンは始まったばかりです。次戦もチーム一丸となり頑張りますのでよろしくお願いします。」


ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「For the whole weekend for me personally it was not so good. It was shame the weather was so bad. Nothing much for me to say.I like Fuji, and I hope for the next race we can be much better.」

「今週末はずっと個人的にはあまり良くなかったです。天候が悪くて残念です。あんまり言う事はありません。富士は好きなので、次戦はもっと良くなることを願っています。」


牧野 任祐選手コメント

「留まっているだけで精一杯だったので、クラッシュせずに走り切れて良かったと思います。富士での合同テストは良かったので、次戦は良いイメージを持って入れるので頑張りたいと思います。」

※次戦は5月3日・4日に富士スピードウェイで行なわれます。



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