SUPER GT 第8戦 MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL

締めくくりとなる最終戦、今シーズンベストグリッドを獲得！

いよいよ今シーズンの締めくくりとなるSUPER GT最終戦をツインリンクもてぎで迎える。タイトル争いをするチームはもちろんのこと、ノーウエイトで戦えるということもあり、全車が今シーズン最後の優勝を目指して熱いバトルが展開されると予想される。

予選日の午前中に行なわれた公式練習では最速タイムを記録し、期待が膨らむ公式予選。Epson Nakajima RacingのQ1を担当するドライバーは松浦孝亮。松浦は、タイヤのウォームアップを終え、計測2周目に1分36秒377の2番手タイムをマーク。トップのマシンと0.003の僅差でQ1を突破した。

Q2を担当したバゲットも、計測2周目に1分36秒062とこれまでのコースレコードを大きく更新するタイムをマークし、今シーズンベストグリッドとなる3番手を獲得した。

総監督　中嶋 悟コメント

「朝一からの好調をキープし、あわやポールポジションか…などといろいろ思った予選でしたが、とにかく今シーズンのベストグリッドを獲得することができてよかったです。明日は今シーズンの集大成をお見せするレースをしたいです。」

ベルトラン・バゲット選手コメント

「We can be happy about today even if I was targeting pole position this afternoon. Anyway our package looks very strong this weekend and I hope that we can keep showing good pace tomorrow during the race. I'll push as much as I can like always!」

「今日ポールポジションをとることを目標にしていましたが、結果には満足しています。とにかく今週のパッケージは非常に強く見えるので、明日のレースも良いペースをキープし結果を出したいと思います。 いつものようにプッシュします！」

松浦 孝亮選手コメント

「非常にいいタイヤを持ってきてくれたダンロップさんと、パワフルなエンジンを用意してくれたホンダさん、そしてそれをまとめあげてくれたチームに感謝します。苦手と思っていたこのサーキットで、明日のレースにつながるいいクルマに仕上がったと思いますので、明日は表彰台を目指して頑張りたいと思います。」

コースアウトのトラブル発生、12位で最終戦を終える

この時期とは思えないほど気温19℃と高めで青空が広がった決勝日。最終戦とあり、朝から多くのSUPER GT ファンで盛り上がりを見せた。

53周で争われる最終戦のスタートドライバーはバゲット。栃木県警のパレードラップ後、フォーメーションラップを終えいよいよスタートを切る。バゲットは３番グリッドからポジションキープでレースを進めていく。 約3分の1となる17周頃にも順位をしっかりキープして、後続の追随をなんとか振り切って周回を続ける。21周目の終わりにバゲットはピットイン、松浦にドライバー交代を行なう。 松浦は9番手でコースに戻り、すぐに前のマシンをパスし8番手に。ピットインを行なうマシンがあり、さらに28周目には5番手へ。 後ろのマシンにパスされたが、翌周にトップのマシンがピットに入り、順位が落ち着くと4番手を走行。その後、2台にパスされポジションを落としたところで、他のマシンに接触されてしまいコースアウトしてしまう。 これで12 位までドロップし、このポジションのまま最終戦のチェッカーを受けた。

総監督 中嶋 悟コメント

「中盤まで最終戦に相応しいポジションで争っていましたが、途中接触されてしまい残念な結果となりました。今シーズンも多くのご声援を本当にありがとうございました。来シーズンも引き続きご声援をよろしくお願いいたします。」

ベルトラン・バゲット選手コメント

「Everything started well for me. My pace was really good at the start and I could keep my position. I was happy about the car and confident we could fight for the podium. Unfortunately, we got hit by another car during the second stint and we ended up outside the points. Anyway thank you very much for the support during this year!」」

「すべてが良い方向で始まりました。 スタートしてからのペースは本当に良かったし、ポジションを守ることができました。 今日のクルマのバランスにはとても満足していて、表彰台を獲得するために戦うことが出来ると確信していました。 しかし残念なことにセカンドスティントでの他車との接触で、ポイント圏外でレースを終えることになってしまいました。 1年間応援どうもありがとうございました！」

松浦 孝亮選手コメント

「早いタイミングでタイヤを換えて出ていったので、自分のタイヤのおいしいところが終わっていて、ニュータイヤを履いた後ろのマシンを頑張って抑えることに専念しました。 でも今回ダンロップさんが新しい道を開くようなタイヤを持ち込んでくれて、走り出しのペースがよかったので、今後のレースに繋げていきたいと思います。1年間、多くのご声援をありがとうございました。」

※たくさんのご声援をありがとうございました。