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2018 SUPER GT RACE REPORT

第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE

予選
会場:岡山国際サーキット
日付:2018年4月7日(土)
天候:曇一時雨のち晴
予選結果:13位
観客動員数 : 10,700人

2018シーズンがスタート!

昨年、10年ぶりの優勝をもたらしたベルトラン・バゲット、松浦 孝亮のコンビで迎えた2年目となる2018シーズン。マシンカラーリングは「エプソン・ナカジマレーシング カラーリングコンテスト」で最優秀賞を獲得した作品が採用され、公式テストで開幕に向けた調整が着々と行なわれた。そしていよいよ迎えた岡山国際サーキットでの初戦、予選日は曇りがちで肌寒く、時々雨がパラつく不安定な気候となった。朝のフリー走行開始と同時に走り始めたEpson Modulo NSX-GTだったが、マシントラブルが発生し、修復にかなりの時間を要してしまい、500クラスの専有時間も走行をすることは叶わなかったが、その後に行なわれたサーキットサファリにはなんとか間に合わせ、マシンのチェック走行をして予選に備える。

Q1は定刻に開始。Epson Nakajima RacingのQ1を担当したのはベルトラン・バゲット。バゲットは午後になっても気温も路面温度も上がらない寒い中、入念にタイヤを温めてアタックをしていく。最終的に1分18秒994で13番手。今朝のトラブルは解消されたものの、セットアップが進められず、調子が良かっただけに悔やまれる結果となった。


総監督 中嶋 悟コメント

「思ったより調子は悪くなかったですが、朝のトラブルが響きましたね。明日は、気を取り直して、何とか追い上げて、粘り強く走り切りたいと思います」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Tough day for us. We had a gearbox issue in free practice which didn't allow us to do any laps on dry conditions. In qualify the balance of the car was not good with a lot of understeer which I think we could easily correct if we could have done some laps in the morning. Without that maybe a top8 position would have been possible. Anyway the feeling was good which is important and we gonna work hard to have a good race tomorrow.」

「わたしたちにとってタフな1日になりました。ギアボックスのトラブルによりドライコンディションでほとんど走行できませんでした。予選の車のバランスはアンダーステアが強かったですが、フリー走行で走ることができていたら簡単に修正できる問題だったと思います。それが無ければTOP8に入ることは可能だったと思います。とにかくフィーリングは良かったので、明日はよいレースにするために頑張ります」


松浦 孝亮選手コメント

「今朝のトラブルもあり、今日はほとんど走っていない状況ですが、ぶっつけ本番で迎えた予選では期待以上のパフォーマンスを出すことができました。ダンロップさんがこのレースのために用意してくれたタイヤもしっかりと機能してくれているので、明日のレースでは追い上げたいと思います」



決勝
日付:2018年4月8日(日)
天候:曇時々晴
決勝結果:15位
観客動員数 : 17,700人

苦しい展開の中、なんとか完走して次戦につなぐ

決勝日も時折日が差すものの曇りがちで気温は上がらず肌寒い1日となった岡山国際サーキット。朝から開幕を待ちわびたファンでスタンドは埋め尽くされ、オープニングセレモニーを終えた後、いよいよ今シーズンの初戦の火蓋が切られた。

Epson Nakajima Racingのスタートドライバーはバゲット。バゲットは難しいコンディションの中、序盤からペースを上げて周回を重ね、スタート時のフライングでペナルティを受けたマシンもあり、25周が終わる頃には11番手に。徐々にタイヤのグリップがなくなり、ペースを保つのが厳しくなりながらも松浦に交代するまでの40周を走り切る。41周目にピットインを行ない、ドライバーを交代し、11番手でコースに復帰する。松浦もバゲットと同じく序盤はペースを上げることができていたが、こちらも段々とタイヤのグリップダウンに苦しめられる展開で、後半はコースに留まることもままならない状況の中、なんとかコース上でバトルを続け、最終的に15番手でチェッカーを受けた。



総監督 中嶋 悟コメント

「なんとか他車についていけると予想していましたが、少しずつ離される展開となり、今一歩…もう一歩というところです。次戦までに改善できる点を洗い出し、力を出し切れるように準備をしたいと思います。たくさんのご声援をありがとうございました」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Difficult race. I thought I could use the quick warm up from our tyres to overtake cars at the beginning but I just t could overtake one. The 10 first laps of my stint felt good but then I started to lose the grip and I couldn't really fight with others. We need to understand why we lost so much grip and correct that for next race in Fuji.」

「とても難しいレースでした。タイヤのウォームアップが良かったので、序盤から多くの車をオーバーテイクできると思っていましたが、1台を抜くことができただけでした。自分のスティントの最初の10周は、良いフィーリングで走れましたが、その後グリップが落ちてきて、ライバルと戦うことができませんでした。なぜグリップを失うことになったかを理解し、次戦富士までに修正する必要があります」


松浦 孝亮選手コメント

「最初はペースが良くて、コース上でオーバーテイクもできたのですが、徐々にタイヤのタレとピックアップが酷くなり、そこからはコース上に留まるのが精一杯で何もできない状況でした。ただ、このレースは、自分たちがオフシーズンに作ってきたものの評価が実感できたので、昨年に比べて進化させられた部分と見落としていた部分の両方が確認できたレースとなりました。次のレースの前にテストがあるので、そこでしっかり何ができるのか考えて準備をしたいと思います」

※次戦は5月3日・4日に富士スピードウェイで行なわれます。



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