トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第8戦 MOTEGI GT GRAND FINAL

Schedule レースカレンダー

2017 SUPER GT RACE REPORT

第8戦 MOTEGI GT GRAND FINAL第8戦 MOTEGI GT GRAND FINAL

予選
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2017年11月11日(土)
天候:晴
予選結果:
Q1:14位
Q2:-
観客動員数 : 19,500人

一戦限りの限定カラーリングで最終戦に挑む!

今シーズンの激闘を締めくくるGT最終戦。第6戦鈴鹿で10年ぶりの優勝を飾り、第7戦タイでも入賞を果たし勢いに乗るEpson Nakajima Racing はこれまでのカラーリングを一新し、エプソン販売株式会社より販売がスタートした“最先端の技術でアナログウォッチを極めるブランド”「TRUME」をモチーフにした黒を基調とするカラーリングをこの一戦限りで採用し、今シーズンの締めくくりにふさわしいレースをしたい。

予選日は曇りがちな1日となったが、時折日も差し、比較的安定した天候となった。Q1を担当したのはベルトラン・バゲット。タイトル争いがかかるノーウェイトの熾烈なイコールバトルとなる中、懸命にアタックを試みるもなかなかタイムを上げることができず、計測4周目で記録したタイムがベストタイムとなり、14番手で予選を終えた。わずかながらフリー走行のタイムは更新したが、上位陣には力が及ばず、決勝レースでの挽回に期待がかかる。


総監督 中嶋 悟コメント

「頑張った結果ですが、力及ばず・・・笑顔で今シーズンを締めくくれるように力を合わせて頑張りたいと思います。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「We decided to choose the hardest tyres we had which explains why we were a bit slow in qualify. I'm happy about the feeling I got from the car even if the overall grip I got from those tyres was not so good. We should be in much better shape tomorrow during the race and I hope that we can finish in the points.」

「予選前に選択して持ち込んだ中で最もハードなタイヤが仇となり、予選ではあまりタイムが伸びませんでした。全体的なグリップ自体はそれほど良くはなかったかも知れませんが、フィーリングは良かったです。明日のレースではもっと上を目指し、ポイント圏内でフィニッシュしたいと思います。」


松浦 孝亮選手コメント

「今シーズンを通じて暑いときのレースのタイヤに関しては開発がうまくいって、いいところをお見せすることができましたが、今回のような寒いときにも同様のパフォーマンスを発揮できず、悔しく思っています。この点は、今後もっと開発しなければならないと感じています。明日の決勝レースは1年の進化をお見せできるように頑張りたいと思います。」



決勝
日付:2017年11月12日(日)
天候:晴
決勝結果:10位
観客動員数 : 36,000人

3戦連続ポイント獲得で今シーズンを締めくくる

今シーズンの最終レースが行なわれる日曜は朝から快晴に恵まれ、ツインリンクもてぎは最終決戦を見届けようと早い時間帯から多くのモータースポーツファンで賑わいを見せた。レース開始前にはDTM(ドイツツーリングカー選手権)のデモラン走行やF‐2戦闘機のデモフライトなどが行なわれ、華やかな雰囲気のままスタート進行に突入。そして、時計の針が13時30分を指すと、パレードランののち、いよいよ最終戦の火蓋が切られた。

Epson Nakajima Racing のスタートドライバーはバゲット。14番グリッドからスタートし、しばらくはそのままのポジションとなったが、周回を重ねるごとにペースを上げ、10周が終わる頃には11番手まで浮上。さらには、20周を迎える頃には、ピットインを行なうマシンが現れだし、数周で一気に2番手を走行することになる。バゲットはピットインの周回を迎えるまで、タイヤマネージメントをしながらプッシュを続けていき、34周の終わりにGT500クラスの中で最後のタイミングでピットイン、ドライバー交代と給油を行ない、松浦孝亮がステアリングを握る。タイヤ交換をしないことでロスタイムを大幅に削り、10番手でコースに復帰した松浦は、タイヤに気を遣いながらも1つでも前を狙い、攻めの走りで周回を続けていく。後続のマシンが凄まじい勢いで迫ってきたが、最後はそのマシンにアクシデントが発生したこともあり、無事に10位でチェッカーを受け、1ポイントを獲得し、3戦連続ポイント獲得で今シーズンを締めくくった。



総監督 中嶋 悟コメント

「作戦がうまくいき、途中はドキドキしましたが1ポイント獲得となり、ホッとしています。1年の締めくくりに3戦連続のポイントを獲得でき、まだまだ課題はありますが、来年に向けてさらに進化をしていけるよう準備をしていきたいと思います。1年間、たくさんのご声援をありがとうございました。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「The target was to finish in the points and we made it. We decided not to change tyres and this strategy paid off. It's nice to finish the last 3 races in the points and I feel we are really going forward with our Dunlop tyres. Thank you for your support.」

「目標はポイントを獲ることだったので、成し遂げることができました。タイヤを交換しないという作戦が功を奏しました。最後の3レースをポイント圏内で終えることができ、ダンロップタイヤとともに成長できていると思います。ご声援ありがとうございました。」


松浦 孝亮選手コメント

「タイヤを交換しない作戦を選びましたが、タイヤ交換の時間やアウトラップのロス時間を考えれば、マージンがあると考えて一生懸命走りました。不得意としているコンディションでポイント獲得に至り、現状の中ではベストを尽くせたと思います。1年を通じてタイヤに対する信頼度が上がり、これからがさらに楽しみな状況です。1年間の多大なるご声援に感謝します。」

※たくさんのご声援をありがとうございました。



Privacy Policy
contact sitemap