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2017 SUPER GT RACE REPORT

第5戦 FUJI GT 300km第5戦 FUJI GT 300km

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2017年8月5日(土)
天候:晴/曇
予選結果:13位
観客動員数 : 21,600人

夏休み恒例の富士でのレース。菅生でのいい流れを繋げられるか。

夏休み恒例となっている富士スピードウェイで行なわれる第5戦。朝から上空は雲に覆われたが、雨は落ちることはなく、気温も湿度も上がり、蒸し暑い1日となった。午前中に行なわれた公式練習では13番手、菅生でのいい流れを何とかこの予選にも繋げたい。

14時55分にGT500クラスのQ1がスタート、Epson Nakajima Racingのアタックドライバーはベルトラン・バゲットが担当する。Q1開始後、5分が経過した頃、レクサス勢の1台が先陣を切ってコースイン、それに続いてバゲットもコースインする。バゲットは2周回かけてタイヤを入念に温め、アタックに入ろうとしたが、トラフィックに遭遇してしまい、さらにもう1周をかけてギャップを作りながら周回し、いよいよアタックラップに入る。結果、計測4周目に1分30秒045をマークし13番手、Q2に進出できずに予選を終えた。


総監督 中嶋 悟コメント

「まぁまぁいい予選はしているのですが、あと少し足らず・・・明日は、最後まで諦めずにいいレースをしたいと思います。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Disappointing qualify for us today! Things were looking ok in free practice. I mainly drove with hard tyres and the laptimes were looking good with still some issues on the set-up that we could fix. We decided to go with softer compound for the qualify and strangely I couldn't find the same feeling with those tyres. I got a lot of understeer and jumping and we ended up P13, 2 tenth behind Q2 positions. It's a bad result for us but we'll try to recover from it tomorrow during the race.」

「今日の予選は残念です。フリー走行では良さそうな感じでした。私は主にハードタイヤでドライブしました。セットアップに若干の課題はあったものの、それは解決できました。予選ではより柔らかいタイヤでいくことに決めましたが、どうしたことかそのタイヤではフリーでの感覚が戻りませんでした。アンダーステアと跳ねが多く、Q2進出の10分の2秒が足らず、13位という結果でした。明日の決勝では何とかリカバーしていきたいと思います。」


松浦 孝亮選手コメント

「期待して臨んだのですが、なかなかクルマのセッティングがうまくいかず、バゲット選手がアタックをしましたが、タイムが足りませんでした。明日のレースは何とかポイントがとれる順位まで行きたいと思います。」



決勝
日付:2017年8月6日(日)
天候:晴/曇
決勝結果:12位
観客動員数 : 33,500人

真夏の過酷なコンディションの中、厳しいレース展開に。

日曜は朝から青空が広がり、まさに真夏の暑さとなった富士スピードウェイ。いつもより遅めの15時25分のスタート時には気温が32℃まで上昇、路面温度は41℃と過酷なコンディションで66周回がスタート。Epson Nakajima Racingのスタートドライバーは松浦孝亮。スタートを切ると、空を雲が覆いだし、気温も次第に落ち着いてきて10周が終わる頃、気温は29度、路面温度は36度に。松浦は厳しい走行を強いられポジションを落としながらも懸命の周回を続けていく。徐々にトップとの差も開いていくが、なんとか持ちこたえて担当する23周を走り切り、バゲットに交代。

代わったバゲットは3分の2の40数周を担当することになるが、プッシュしながら前を追いかけていく。31周目に500クラスの1台がアクシデントでリタイアとなったため、14番手に。前との差は大きいものの、諦めない走りで周回を続けていく。42周目に前のマシンをパスすることに成功し1つポジションを上げ、13番手。さらにもう1台、マシントラブルでリタイアしたマシンがあったためポジションを上げ12番手、プッシュを続けたがこのままのポジションでチェッカーを受けた。



総監督 中嶋 悟コメント

「ラップダウンしないでチェッカーを受けてはいますが、まだまだ1周につきコンマ数秒遅れの負けがあり、課題は多いと感じています。次戦は長丁場のレースとなりますが、確実にチェッカーを受けられるよう準備をしていきます。暑い中、たくさんのご声援をありがとうございました。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Difficult day for us. We were just not quick enough. I pushed really hard all my stint but it was just impossible to get the gap with the other cars down. We have to analyze what went wrong today and come back stronger in Suzuka. Thank you for your support!」

「今日は難しい日でした。まだ十分速いとは言い難いところです。自分のスティントでは最善を尽くしましたが、他車とのギャップを詰め切れませんでした。今日の何が悪かったかを解析し、鈴鹿には強くなって戻りたいと思います。ご声援、ありがとうございました。」


松浦 孝亮選手コメント

「もう少しいいペースで走れるかと思ったのですが、タイヤのあたたまりが悪くて、あたたまってからもペースが上がらずに周りから離れてしまって、なかなか思うようには走れませんでした。今回はクルマのセットアップも上手く仕上げることが出来ず、納得のいく結果ではありませんでした。タイヤだけではなく、セットアップの部分でも自分たちの望むところまで持っていけていないので、チームと協力して次戦の鈴鹿は頑張って上位にいきたいと思います。」

※次戦は8月26日・27日に鈴鹿サーキットで行なわれます。



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