トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第3戦 IN KYUSHU 300km

Schedule レースカレンダー

2017 SUPER GT RACE REPORT

第3戦 IN KYUSHU 300km第3戦 IN KYUSHU 300km

予選
会場:オートポリス
日付:2017年5月20日(土)
天候:晴れ
予選結果:12位
観客動員数 : 10,470人

2年ぶりの開催となるオートポリス戦。
開催を待ち望んでいた多くの地元ファンがかけつける。


昨年は熊本地震の影響によって中止となったオートポリス戦が2年ぶりに開催となった第3戦。九州唯一の大会ともあり、朝から気持ちのいい青空が広がり、開催を待ち望んでいた地元のファンが朝から詰めかけた。

9時から行なわれた公式練習を終え、予選に臨むEpson Nakajima RacingのQ1を担当するのはベルトラン・バゲット。

GT300クラスのQ1中の赤旗提示による影響で、10分遅れで開始された500クラスのQ1。バゲットは、5分経過後、コースインをしてアタックの準備でタイヤを温めていく。計測3周目に1分36秒737をマークし、公式練習のタイムを約0.5秒縮めるアタックをしたが、ポジションは12番手でQ2に進出することはできず、明日のスターティンググリッドが確定した。


総監督 中嶋 悟コメント

「震災で被害に遭われた熊本のみなさんに元気を…という思いでしたが、そううまくはいきませんでした。明日のレースは粘り強く、1つでも上を狙って全力を尽くします」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Autopolis has always been a difficult track for our tyres and today is no exception. We struggle a lot to generate grip and we are not very consistent. We have a lot of work to do before the race if we want to grap some points. We'll do our best and see what happens.」

「オートポリスは私たちのタイヤにとっていつも難しいコースです。今日も同様でした。いくつかの課題の要点をつかむため、事前に多くの仕事をしなければならなかったと思います。明日は最善を尽くすのみです」


松浦 孝亮選手コメント

「富士のレースの後、菅生でタイヤテストがあり、そこで良い発見ができたので今回のオートポリスはかなり期待していたのですが、いざ走り始めてみたら路面温度が高かったことなど自分たちのセッティングに合わない部分があり、思うような予選ができませんでした。かなり期待していただけに残念です。ここのサーキットは波乱がたくさんあるのですが、明日のレースは最後まであきらめずに頑張ります」



決勝
日付:2017年5月21日(日)
天候:晴れ
決勝結果:12位
観客動員数 : 18,200人

3台が絡むアクシデントでセーフティーカー導入。ペースを上げられず苦しい展開に。

前日に続き、雲は出ているものの安定した天候で、12時から選手紹介が行なわれた後、スタート進行が始まる。14時になると白バイが先導するパレードラップが行なわれ、いよいよ65周の決勝レースがスタートする。

Epson Nakajima Racingのスタートドライバーはバゲット。12番グリッドからスタートしたバゲットはそのままのポジションをキープして周回をしていたところ、6周目に3台が絡むアクシデントでセーフティーカーが導入される。オイル処理など行なわれることになり、しばらくはセーフティーカーランが続く。14周目にレースが再開され、バゲットはプッシュしながら周回を続けるが、なかなかペースが上がらず、前に追いつくことはできない。そのままのポジションでピットインのタイミングを迎え、25周目にドライバーは松浦孝亮に交代、タイヤ交換と給油を行ない、コースに復帰する。代わった松浦もペースを上げたいが、苦しい周回を強いられ、500クラスの全車がピットインを終えた時点で14番手に。苦しいながらも懸命の周回を続ける松浦だったが、42周目に再度タイヤ交換をするためにピットイン、後半にアクシデントで2台がリタイアしたため、順位は12位でチェッカーを受けた。



総監督 中嶋 悟コメント

「レース自体は見応えのあるものでしたが、我がチームにとっては終始厳しいレースとなってしまいました。早くもこれで3戦を終えましたが、悔しい気持ちばかりで…絶対に挽回をしなければならないので、次戦までにまた問題点を洗い出して、準備をしていきたいと思います。多くのご声援をありがとうございました」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「We knew it would be difficult for us here and it definitely was. We never could use our tyres in a proper way, probably because of the high temperature that we didn't expect. The only positive point is that we'll be really light for the next round in SUGO where we absolutely need to score big points.」

「我々にとって、このコースは難しいと思っていましたが、実際にそうなってしまいました。想定した以上の高い気温となり、このタイヤを使い切れなかったのではないかと思います。次戦SUGOについて、ひとつ前向きな点を挙げれば、かなりの軽量化が期待できるので、これによって高得点を得られるのでは、ということに尽きます」


松浦 孝亮選手コメント

「決勝中にチームとダンロップさんと協議をして2回タイヤ交換をすることに決めました。この大会ではそれまでの2戦よりもレベルアップしたかったので非常に残念でしたが、引き続き、いいタイヤを作れるように、ダンロップさんと協力して開発を進めていきたいと思います」

※次戦は7月22日・23日にスポーツランドSUGOで行なわれます。



Privacy Policy
contact sitemap