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Schedule レースカレンダー

2016 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 FUJI GT 500km RACE第2戦 FUJI GT 500km RACE

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2016年5月3日(火)
天候:晴時々曇り
予選結果:14位
観客動員数 : 35,700人

恒例のゴールデンウィーク開催。懸命のアタックを試みる

SUPER GT恒例のゴールデンウィーク真っ只中に開催される第2戦。曇りがちでは あったが、ドライコンディションで予選は行なわれた。

Epson Nakajima RacingのQ1を担当したのは、ベルトラン・バゲット。7分経過したところで、続々と他のマシンとともにコースインする。バゲットはじっくりとタイヤを温めながら、懸命のアタックを試みるがベストタイムは計測4周目の1分29秒289に留まり、朝のフリー走行よりタイムアップを果たしたものの15番手となり、予選を終えた。


総監督 中嶋 悟コメント

「明日は長いレースなのでコンスタントに走り切って、なんとかしたいと思います」


中嶋 大祐選手コメント

「Q1ではバゲット選手が懸命にアタックしてくれましたが、残念ながらQ2進出を決めることは出来ませんでした。マシンは公式練習と比べると格段に良くなったようですが、まだ改善が必要です。今回は普段よりも決勝が長いので、諦めずに戦ってポイントを獲得できるように頑張ります」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Not an easy day for us. We tried some big changes on the set up in FP1 which didn't go in the way we expected. We had to do something different for qualify and it went better but unfortunately I locked the front tires during my first attack lap which gave me a small flat spot for my second attack lap. So not a clean qualify, that costs us a few tenth but we should be better during the race tomorrow. Thank you for your support!」

「難しい1日でした。予選では朝の走行とは違ったセットアップを試して、調子が良くなったのですが、フロントタイヤをロックし、小さなフラットスポットを作ってしまいました。その失敗でコンマ2、3秒を失ってしまったと思います。でもレースはもう少しよい状態で走れると思います。応援ありがとうございます」




決勝
日付:2016年5月4日(水)
天候:雨のち晴れ
決勝結果:10位
観客動員数 : 50,100人

110周の長いレース。我慢強く走り切りポイント獲得

朝は大雨と暴風で大荒れの日本列島となったが、午後に向けて一気に天候は回復。グリッドウォークが始まる頃には初夏を思わせるような汗ばむ晴天に恵まれた。
レースがスタートする前には、被災された熊本に向けての黙とうが行なわれ、いよいよ14時ちょうどにフォーメーションラップがスタート。

Epson Nakajima Racingのスタートドライバーはバゲット。バゲットは14番グリッドからスタートし、ポジションを守ってオープニングラップを終えたが、7周目には後方のマシンにパスされ1つポジションを下げる。バゲットは必死で前に食らいついて周回を重ねていくものの、なかなか順位を入れ替えるには至らず、苦戦を強いられることになったが、30周を前にして、アクシデントでピットインをするマシンがあり、14番手に。さらにはコースアウトしたマシンがあり、13番手に浮上し、レースを続けていく。30周を過ぎると、続々とピットインをするマシンが現れ、Epson NSX CONCEPT-GTも35周目にピットイン。タイヤ交換、給油を済ませ、ドライバーを中嶋大祐に交代してコースに復帰する。

大祐は懸命に前を追いかけ、43周目に12番手争いのバトルでマシンの接触があったものの、見事12番手に浮上する。そして、パスしたマシンのプレッシャーを受けながらこの順位を守り、レースを進めていく。その後、71周目に、アクシデントに見舞われたマシンがあり、コースにパーツが散乱したため、セーフティーカーが導入される。

76周目にセーフティーカーがピットに入った周にEpson NSX CONCEPT-GTもピットインし、2回目のピット作業を行ない、再びバゲットがステアリングを握り、コースに復帰する。残りが10数周となった頃、上位のマシンにアクシデントが起こり、2台が後退したことにより10番手に浮上。そして、さらにトップのマシンにアクシデントが発生し、9番手に。このままチェッカーを受けられると思ったが、最後の最後に後方のマシンにパスされ10位で110周のレースを終えた。しかし、10位入賞を果たしたことで、1ポイントを獲得することができたので、次回のレースに弾みをつけたい。



総監督 中嶋 悟コメント

「我慢強く走り切ったことで、なんとか1ポイントを獲得できました。これを弾みにできるように次に向けて、また頑張っていきます」


中嶋 大祐選手コメント

「ペースが上がらず厳しいレースになりましたが、結果的にはポイントを獲得することができて良かったと思います。まだまだ課題山積ですが、次戦までにテストがあるので、そこでしっかり準備を進めたいと考えています。ご声援ありがとうございました」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Our pace was a bit better than Okayama in the race. We could fight with the Yokohama cars this time but unfortunately I just lost the 9th place in the last straight line of the last lap. Anyway it's our first point of the season and we'll try to continue like that during the next race in SUGO.」

「2戦目となる今回は、開幕戦の岡山よりは少し良くなったと思います。ライバルのヨコハマタイヤを装着するマシンに、最終ラップの最後のストレートで9位のポジションを奪われてしまいましたが、10位入賞で今シーズンの初ポイントを獲得しました。SUGOでの次のレースも頑張ります」

※次戦は7月23日・24日にスポーツランドSUGOで行なわれます。



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