Schedule レースカレンダー
第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE
会場:岡山国際サーキット
日付:2016年4月9日(土)
天候:曇り
予選結果:15位
観客動員数 : 9,600人
トップとの差は僅か、拮抗した初戦
4月に入ったということもあり、安定した天候となった岡山でのGT開幕戦。朝から気温が上昇し、過ごしやすい1日となった。Q1は15時10分にスタート。
そのQ1はベルトラン・バゲットがアタックを担当し、残り8分を切ったタイミングでコースイン。 3周回をかけて、しっかりとタイヤを温め、アタックを試みる。4周回目に1分20秒456、5周回目に1分20秒249とミスのない走りでタイムアップをしていくもポジションは15番手。トップとの差は僅かで、拮抗した初戦でのQ1となった。
総監督 中嶋 悟コメント
「言葉がありません。気持ちを切り替えて、明日に向けて頑張ります。」
中嶋 大祐選手コメント
「Q1ではバゲット選手がベストを尽くしてくれましたが、残念な結果に終わってしまいました。厳しい状況ではありますが、レースは長いので粘り強く戦ってポイント獲得を目指します。ご声援宜しくお願いします」
ベルトラン・バゲット選手コメント
「Well, once again, Okayama is a difficult circuit for us that doesn't suit our car and our tires. Anyway we did a massive improvement on the set-up between the morning session and the qualify. The car felt much better even if our lap time is still far from where we should be. We'll try to improve the car on long run tomorrow during the warm up and our target for the race we'll be to finish in the points. Thank you for your support.」
「この岡山国際サーキットは僕たちのマシンとタイヤにとっては難しいサーキットです。今日は午前中の公式練習と予選との間にセットアップを大きく変えましたが、残念ながら、狙っていたタイムには届きませんでした。それでもポイント圏内でチェッカーを受けたいと考えていますし、それを達成するために明日までにマシンのセットアップを続けます。」
日付:2016年4月10日(日)
天候:曇時々晴れ
決勝結果:14位
観客動員数 : 19,000人
厳しい開幕戦となったが、次戦に巻き返しを誓う
決勝日は雲りがちな天候で、少し肌寒い気候となったが、概ね過ごしやすくレースが始まった頃には日も差す天候となった。
午前中に行なわれたフリー走行で、決勝に向けた確認作業を行ない、いよいよ今年の初レースに臨むEpson Nakajima Racing。スタートを担当したのは中嶋大祐。
大祐は岡山県警の白バイ2台が先導のパレードラップを終えたのちのフォーメーションラップ後、スタートを切った。ポジションキープとなったが、後れを取らないように懸命に周回を重ねていく。23周目にトラブルが発生したマシンがあり、1つポジションを上げ14番手に。少しずつ差を離されていくことにはなったが、それでも粘り強い走りを見せ、バゲットにバトンをつなぐ。
38周目にピットインを行ない、タイヤ交換と給油を終え、バゲットはコースに復帰する。上位陣は抜きつ抜かれつのバトルを繰り返していたが、この日のNSX CONCEPT-GT勢は元気がなく、Epson NSX CONCEPT-GTも例に漏れず、精一杯の走りをみせるも、上位との差は広がっていく一方という状況となってしまった。バゲットは単独走行が続いたが、ミスない走りでチェッカーまでマシンを運び、14位となった。
厳しい開幕戦となったが、完走を果たし、次戦に巻き返しを誓う。
総監督 中嶋 悟コメント
「開幕戦から後れを取っていますが、必ず挽回しますので、引き続きご声援をお願いいたします。」
中嶋 大祐選手コメント
「スタートから精一杯プッシュしましたが、力が及びませんでした。とても悔しいです。次戦はもっと高い位置で争うことができるように、チームやホンダさん、ダンロップさんと協力して準備を進めます。」
ベルトラン・バゲット選手コメント
「Difficult race here in Okayama. The car never felt good enough to fight with the others. We found a few interesting things for the next races so we hope that we can be able to bring back some points in the near future. This race is definitely to forget. Thank you for your support.」
「岡山でのレースは難しいものになってしまいました。今のポテンシャルに満足しているわけではありませんが、次のレースに向けては、ヒントとなるものも見つけたので、早くポイントを獲得できるように気持ちを切り替えて頑張ります。ご声援ありがとうございました。」
※次戦は5月3日・4日に富士スピードウェイで行なわれます。