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2015 SUPER GT RACE REPORT

第6戦 SUGO GT 300km RACE第6戦 SUGO GT 300km RACE

予選
会場:スポーツランドSUGO
日付:2015年9月19日(土)
天候:曇/晴
予選結果:3位
観客動員数 : 8,000人

前戦に続き、2度目の3番グリッドを獲得!

長い1000kmレースで今シーズン初ポイントを獲得したEpson Nakajima Racing。この勢いに乗って、菅生で開催される第6戦も上位を目指して臨む。シリーズも終盤戦に突入し、中盤戦から速さを見せる場面も多くなってきているので、あとはそれを結果に繋げるだけとなっている。
長袖では暑いくらいの気温で、秋晴れに恵まれたスポーツランド菅生。フリー走行を7番手で終え、13時50分の予選開始時刻を迎える。
Q1を担当したのはベルトラン・バゲット。バゲットは残り時間が7分を切ったところでコースインし、アタックを始める。計測3周目に1分12秒146をマークして8番手タイムとなり、Q1を突破し、大祐にバトンを繋いだ。
Q2はGT300クラスの赤旗の影響で、7分遅れで開始。ステアリングを握る大祐は、Q2開始からの4分間をピットで待機した後、コースイン。アウトラップと翌周を使って、しっかりタイヤを温めたのち、いよいよアタックに入る。こちらもバゲットと同様の計測3周目に1分12秒049をマークし3番手。前戦鈴鹿大会に続き、2度目の3番グリッドを獲得した。


総監督 中嶋 悟コメント

「2人ともがんばりました。特に公式練習ではロングランを担当した大祐は、いきなりのアタックとなったにもかかわらず、うまく走ってくれたと思います。明日もこの調子でいきたいですね。」


中嶋 大祐選手コメント

「朝の公式練習では感触が良くなく不安な気持ちの中で予選を迎えたのですが、予選ではマシンの状態が良くなって3番手のタイムを記録することができました。64号車にかかわる全ての人たちの頑張りを形にすることができて嬉しい気持ちがある反面、まだトップには届いていないので悔しい気持ちも残っています。明日のレースでは粘り強く戦って、今日よりも良い結果を残せるようにしたいです。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「It was a good day for us.The car was a bit tricky to drive in free practice but we did some good changes for qualify. I lost a bit of time overtaking one slow car in my good lap but luckily we made it into Q2. Daisuke drove really well in Q2 finishing P3 so let's hope for a good race tomorrow!」

「今日はチームにとって、いい日になったと思います。朝のフリー走行では路面が濡れていて、トリッキーなコンディションでしたが、予選に向けて、マシンをアジャストしました。ただ、前のマシンをなかなか抜くことができず、タイムロスもありましたが、Q2を走ったダイスケが本当に素晴らしい走りを見せて、予選3位というポジションを獲得しました。明日の決勝レースも楽しみです。」




決勝
日付:2015年9月20日(日)
天候:晴
決勝結果:リタイア
観客動員数 : 28,500人

バトルでマシンに損傷。無念のリタイア

今シーズン2度目の3番グリッドを獲得し、好調をキープするEpson Nakajima Racing。9時から30分間のフリー走行を7番手タイムと、レースに向けた確認作業も無事に終え、いよいよ300kmのレースに挑む。

前日に引き続き、秋晴れに恵まれた決勝日。この日は雲も少なく、気温も午後に向けて上昇し、レースがスタートする頃には汗ばむ陽気となった。
スタートを担当したのはベルトラン・バゲット。3番グリッドからスタートしたバゲットは、4番グリッドからスタートしたライバルのマシンに猛追を受けるも、これを手堅く守りながら周回を重ねていく。20周を終えたところで3番手をキープし、前との差を詰めながら走行する。23周目に2番手をパスしたが、その際のバトルで芝生を走行したため、マシンに損傷が及び後方から煙が吹き出し、緊急ピットイン。マシンのチェックと給油、タイヤ交換を行なったのち、コースに復帰するも、マシンは修復しておらず、再びピットに戻ることに。この間に、他のマシンのアクシデントでセーフティーカーが導入され、その間もチームは懸命にマシンの復旧をすべく作業を続けるも、完全には修復することができず、惜しくもそのままリタイアとなった。


総監督 中嶋 悟コメント

「マシン損傷の原因が接触を避けたためとは言え…、いいレースを期待していただけに本当に残念なことになってしまいました。あと2つ…なんとかしたいですね。」


中嶋 大祐選手コメント

「マシンとタイヤのパフォーマンスはトップクラスで、十分に表彰台を狙える内容だったのでとても残念です。ただ、予選、決勝共に僕たちの実力が上がってきていることは間違いないと思うので、その点に関してはポジティブに考えています。一生懸命頑張ってくれているチームやHondaさん、そしてダンロップさんに感謝しています。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「I took a very safe start and just followed car 100 at the beginning. The car was feeling good and we were not suffering too much from the pick up. I got very close to 100 at one point as we tried to overtake car 10 in last corner. We tried to go outside but it didn't work and he had to brake and come inside. The problem is that I was already there. I had no other choice than putting 2 wheels in the grass. That broke something on the rear of the car and that was it for our race. I'm really disappointed for the whole team as it was a podium finish for sure.」

「安全を優先したスタートをして、まずは100号車の後ろを走りました。マシンの状況はよかったし、タイヤのピックアップもそれほどではありませんでした。その後、最終コーナーで10号車をオーバーテイクして、100号車に近づいてしまい、コースを外れるしかなくなってしまいました。その結果、マシンのリアの何かが壊れてしまい、リタイアせざるを得ませんでした。今回は3番手からスタートだったので、とても残念です。」

※次回のレースは10月31日・11月1日にオートポリスで行われます。



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