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2013 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 FUJI GT 500km RACE第2戦 FUJI GT 500km RACE

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2013年4月28日(日)
天候:晴れ
予選結果:14位
観客動員数 : 31,600 人

グリップ感に苦しみ思うようなタイムが出せず

開幕から約3週間、SUPER GT第2戦がゴールデンウィークの富士恒例の500kmで開催される。開幕戦を11位で終えたEpson Nakajima Racingだが、2人のドライバーは粘り強い走りを披露。この500kmレースもチームの力を結集し、表彰台を目標に戦う。

朝から晴天に恵まれた富士スピードウェイ。ゴールデンウィークということもあり、多くのファンで賑わいを見せた。9時に開始された練習走行でコツコツと予選に備えた確認を繰り返し、万全の状態を作ることに集中。

まずは、14時15分にQ1が開始。Q1を担当するのはGT500クラス初の予選となった中嶋 大祐。早々にコースインし、アタックを始めたが思うようなタイムが出ないまま、開始10分でトラブル車両が発生、赤旗中断される。予選が再開された時点で、残り時間があと5分。懸命のアタックを試みるも残念ながら14番手タイムとなり、ここで予選を終える。


チームディレクター 立住 正幸コメント

「予選は残念な結果でしたが、今朝の練習走行で明日の決勝は期待できそうな気配です。長いレースですが、諦めることなくチーム一丸となり最後まで戦いたいと思います」


道上 龍選手コメント

「明日は500kmのいつもより長いレースで、タイヤの摩耗も非常によさそうなので、期待が持てると思います。最後まで走り切れば必ずいい結果が出ると信じて全力で頑張ります」


中嶋 大祐選手コメント

「今回はQ1のアタックを担当しましたが、ミスなく自分たちの力を出し切ることは出来たと思います。ただ、今回は走り出しから良いグリップ感を得ることが出来ず、上位と大きく差がついてしまいました。明日は500kmと距離の長いレースなので、とにかくミスをせずに周回を重ね、上位進出のチャンスを確実にものに出来るようにしたいです」




決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2013年4月29日(月)
天候:晴れ
決勝結果:13位
観客動員数 : 48,500 人

コツコツと走りを重ね上位進出を狙ったが・・・

昨日に引き続き晴天に恵まれ、行楽日和となった富士スピードウェイ。朝から多くのファンが駆けつけ、レース開始を待ちわびる中、9時からフリー走行が30分に渡って行われた。500kmをどう戦うか、チームの総合力が問われるこのレースを、チームもドライバー2人も力を合わせてチェッカーを目指す。

いよいよ14時に110周回のレースがスタート。Epson Nakajima Racingのスタート担当ドライバーは中嶋 大祐。大祐はGT初めてのスタートドライバーを無難にこなし、オープニングラップを終える。14番手のポジションでコツコツとレースを展開していくことに。前を走るマシンのトラブルなどで30周回終了時点には11番手まで浮上。33周目に1回目のピットイン、道上 龍にドライバー交代、タイヤ交換、給油を行い再びコースへ。道上は安定したラップタイムを刻みながら前のマシンを追いかけて周回を重ねていく。78周目に2回目のピットインを行い、再び大祐にドライバーチェンジ、チェッカーを目指して最後の追い上げにかかる。ベストラップを記録しながら順調に走行を続けたが、オーバーテイクには一歩及ばず13位でレースを終えた。


チームディレクター 立住 正幸コメント

「最後まで諦めることなく走り切りましたが、思うようにはいかないレースとなってしまいました。500kmの長いレースでしたが、集中力を切らすことなくドライバーは2人ともきっちり仕事をしてくれたと思います。次戦また気持ちを切り替えて、チームで協力して頑張りたいと思います」


道上 龍選手コメント

「500kmの長丁場を与えられた条件の中で最後まで走り切ることができました。ペース的にはあまりよくはなかったのですが、走り切ったことで次に向けて新たな課題が見つかりました。次のセパンに向け、レベルが少しでも上がるよう頑張っていきたいと思います。次戦も応援よろしくお願いします」


中嶋 大祐選手コメント

「厳しいレースとなりました。全体的にグリップを欠いており、前のグループに付いていくことが出来ませんでした。しかし、実験的に異なるタイプのタイヤを使用した第3スティントでは比較的速いペースでラップすることが出来、今後に向けて明るい材料となりました。これからもチームやダンロップさんと協力して、一つでも上のポジションを狙うことが出来るように精一杯頑張ります」


総監督 中嶋 悟コメント

「毎年のことながら今年も多くのお客様にご来場いただき深く感謝致します。多くのファンの皆様の前でいいレースをお見せしたかったのですが、13位という結果でレースを終えました。ドライバーは2人とも懸命に頑張ってくれたと思います。次戦までに長いインターバルがありますので、1つでも前のポジションを狙っていけるようスタッフ一同協力していきたいと思っております。今大会も多くのご声援をいただき、ありがとうございました」

※次回のレースは6月15日・16日のセパンインターナショナルサーキットとなります。



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