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2012 SUPER GT RACE REPORT

第1戦 OKAYAMA GT 300km第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE

予選
会場:岡山国際サーキット
日付:2012年3月31日(土)
天候:雨/曇り
予選結果:10位
観客動員数 : 8,100 人

目まぐるしく変わる天候に翻弄されるも10番グリッドで決勝へ

今シーズンのレースの幕開けとなるSUPER GT 岡山戦。Epson Nakajima Racingは今年も道上 龍、中山友貴の3年目となるコンビ。表彰台の真ん中を目指してチーム一丸となって臨む勝負の年となる。

朝から降っていた雨は止み、ドライコンディションの中GT300のQ1が開始された公式予選。今回の予選はノックアウト方式で行なわれる。この予選は、Q1 は全15 台出走し、上位11 台がQ2 へ進出。これの上位7 台がQ3 へ進出し、最終的にグリッドが決定する。

GT500の予選が開始される直前から大粒の雨が降り出し、レインタイヤでコースインすることになった道上 龍。終了5分前に赤旗が提示され、仕切り直したアタックで1分30秒212を叩き出し3番手タイムでQ2へ進出した。

そのQ2でアタックをする中山 友貴は雨が止んで、乾いてくる路面に翻弄されながらアタックを重ねていくもあと1歩及ばず1分24秒279を記録し10位。ここで予選を終えた。明日の決勝レースは10番グリッドからの挽回を誓う。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「濡れた路面ではそこそこのパフォーマンスを示すことができました。雨が乾き始めたQ2では渾身のアタックをしたものの10番手でQ3に進出することができませんでした。明日のレースは久しぶりの300kmという長丁場ですが、それを見据えて上手く戦いたいと思います」


道上 龍選手コメント

「Q1はスタート前に雨が降ってきた影響でダンロップの得意なレインタイヤでの走行となり走り始めから調子が良く、Q2に進出することができました。しかしQ2は完全にドライになってしまいスリックでのタイムアタックとなりました。残念ながらQ3進出となりませんでしたが、テストの時から比べるとトップとのタイム差も縮まってきていますし、決勝は頑張って追い上げるレースをします」


中山 友貴選手コメント

「練習走行はウエットコンディションでマシンのフィーリングがよく上位につけることができていました。ノックアウトの予選はQ1を道上選手が通過し、Q2は自分が担当しましたがドライコンディションでのパフォーマンスが及ばずにQ3に進出することができませんでした。明日は10番手からですが、トップとの差は縮まったように感じるのでチーム一丸となって最後まで諦めない走りをしたいと思います」




決勝
会場:岡山国際サーキット
日付:2012年4月1日(日)
天候:晴れ
決勝結果:リタイア
観客動員数 : 16,000 人

晴天の開幕戦はマシントラブルによるリタイア。残念な結果に終わる

目まぐるしく天候が変わった昨日とは違い、気温は例年より低めでありながらも晴天に恵まれた決勝日。朝のフリー走行はレースに向けての確認を繰り返しスタートに備える。

EPSON HSV-010のスタートドライバーは道上 龍。走り始めからフロントタイヤのグリップが思うように上がらずタイヤを酷使する格好となってしまい11周目に急遽ピットイン。

タイヤ交換と給油作業を終えコースに復帰する。道上は最下位に順位を落としたものの、前を必死で追いかける走行を続ける。

29周目、2回目のピットインを行い中山 友貴にドライバーチェンジ。代わった中山はハードタイヤをチョイスし順調に走行を続けていたものの、左ラジエーターに損傷を負い冷却水が漏れ、エンジンがオーバーヒート。ピットに戻りここでリタイアとなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「予定以上にタイヤを酷使したため、急遽2ピット作戦に切り替えました。2ピット後の中山の時点でラジエーターにトラブルが出てリタイアしてしまったのは残念です。次戦、仕切り直しだと思って頑張ります」


道上 龍選手コメント

「今回、テスト不足ということもあり、思うようなタイヤパフォーマンスを発揮することができませんでした。なんとか序盤は前のマシンに食いついていこうと頑張りましたが、早めのピットインを強いられ2ピット作戦に変更することになりました。
ピットイン後もあまりペースが上がらず苦しい展開の走行が続きましたが、中山選手の走行時にラジエーター破損によるリタイアという結果になってしまいました。
次回富士は500kmという長丁場のレースなので、最後まで走り切れば表彰台も見えると思うので粘り強く頑張ります」


中山 友貴選手コメント

「朝のウォームアップ走行を踏まえて1回ピットの作戦でしたが、思ったよりも早くタイヤが厳しくなってしまったので急遽2回ストップに変更となりました。2回目のピットイン時にドライバー交代をしましたが、途中マシンに違和感がありピットに戻らざるを得なくなり、残念ながらそこでリタイアという結果になってしまいました。次戦に向けて気持ちを切り替えてしっかり頑張りたいと思います」


総監督 中嶋 悟コメント

「開幕戦は残念なことですが完敗となってしまいました。次に向けて精進してまいります。多くのご声援をいただき誠にありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します」

※次回のレースは5月3日・4日の富士ラウンドとなります。



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