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シリーズ名:2002年全日本F3選手権 第19戦・第20戦
大 会 名:第19戦/第20戦 ツインリンクもてぎ(全長:4.801379km) 距 離:第19戦 4.801379km×14周=67.219306km :第20戦 4.801379km×20周=96.02758km 天 候:10月19日(土)曇り 路面:ドライ :10月20日(日)曇り 路面:ドライ 観 衆:10月19日4100人(主催者発表) :10月20日2万人(主催者発表) |
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今季最終ラウンドのもてぎで#64佐藤晋也選手は連続5位に入賞
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長かった全日本F3選手権2002シーズンも終わりを告げ、今回のツインリンクもてぎがラストラウンド。 NAKAJIMA HONDAの#64佐藤晋也選手にとっても、この第19戦/第20戦が今季の総決算ともいうべきレース。 今回の走行開始は金曜日となったが、ウエットコンディションから徐々に乾いていく状況の中、#64佐藤選手はややマシンバランスに苦しんで最終的には7番手で走行を終えることとなった。 曇り空の下、土曜の公式予選は午前10時20分からのスタート。 一番でコースに出た#64佐藤選手だが、天候の悪化が予想されたこともあり最初はレインタイヤの皮むきを行い、残り10分の段階で改めてスリックでのアタックに向かった。 前日よりセッティングを変更、かなり状況は改善されていたものの、ラストラップとなった計測6周目、裏ストレート立ち上がりで手痛いシフトミスをしてしまった#64佐藤選手のベストタイムは1分50秒496。 結局予選1回目は6位となった。ここでのポールポジションは#7パオロ・モンティン選手が奪い、2番手に#1小暮卓史選手、3番手に#8横溝直輝選手、4番手に#37平中克幸選手、5番手に#3マチュー・ザンガレリ選手が上位を占めた。 予選2回目に向け、10分間のインターバルの間にチームはフロントフラップなどの微調整を行って再び#64佐藤選手をコースに送り出す。 これが奏功し、#64佐藤選手は計測4周目に1分49秒634をマーク、予選2回目はひとつポジションを上げて5番手につける。結局この予選2回目でもポールポジションは#7モンティン選手。 同じく2位に#1小暮選手、3位に#8横溝選手、4位に#11星野一樹選手、5位に#64佐藤選手を挟んで6位は#3ザンガレリ選手というオーダーとなった。 変わらぬ曇天下、午後2時09分に第19戦決勝レースがスタートした。 #64佐藤選手はまずまずの動き出しを見せたものの、目の前の4番グリッドにいた#37平中選手がストールした影響で、大きなジャンプアップは果たせず1コーナーには5番手で進入する。 前には#3ザンガレリ選手、後ろには#12富澤勝選手という状況となったが、#12富澤選手が2周目の1コーナーでスピンし、背後には#36片岡龍也選手が浮上してくる。 #64佐藤選手は、コンマ数秒差で前を行く#3ザンガレリ選手を追ったが、序盤のペースは今ひとつ。 抜きどころの少ないツインリンクもてぎのコースということもあり、なかなかチャンスは訪れない。 結局決定的なチャンスがないまま、終盤追い詰めるものの逆転には至らずそのまま5位でチェッカーを受けることとなった。このレースの優勝は#1小暮選手で、この結果同選手が今季のチャンピオン獲得を決めている。 2位には#7モンティン選手、3位に#8横溝選手、4位に#3ザンガレリ選手、5位に#64佐藤選手が入り、6位は#36片岡選手という結果となった。 今季最終戦となった、翌日日曜の第20戦。 土曜夜から降り続いた雨のため、路面はウエットから部分的にドライになっているという難しいコンディションとなったことを受け、レース前に設けられた10分間のフリー走行でフィーリングを確かめた#64佐藤選手は、レインセッティングが施されたマシンでグリッドについた。 午前10時53分、レースがスタート、好スタートを切った#64佐藤選手は、#11星野選手をかわして4番手で1コーナーへ向かう。 そのままのポジションで迎えた2周目の最終セクションで、#64佐藤選手はブレーキングでタイヤをロックさせコースオフを喫し、コース復帰はかなったもののタイヤにフラットスポットを作ってしまう。 このラップで一気に2秒以上も前の#8横溝選手に離されてしまった#64佐藤選手は、タイヤを傷めたこととレインセッティングで臨みながら急速に乾いていく路面コンディションのため、思うようにペースが上げられない。 5周目の最終コーナー立ち上がりで3番手を走行していた#8横溝選手がスピン、ラッキーな展開で3位に浮上もペースの上がらない#64佐藤選手の背後には#11星野選手、#37平中選手、#36片岡選手が次々と襲い掛かる苦しい展開になってしまった。 8周目に#37平中選手にかわされ4位に下がった#64佐藤選手は、フラットスポットの影響で時折ブレーキングで白煙を上げながら走行を続けたが、#11星野選手、#36片岡選手にも攻め立てられ、なんとか20周を走り切るも、結果は5位でのチェッカーにとどまった。 なお、今季最終戦は#7モンティン選手が前日の雪辱を果たし優勝、2位に#1小暮選手、3位に#37平中選手、4位に#36片岡選手、5位に#64佐藤選手、6位に#3ザンガレリ選手という上位陣の顔ぶれとなった。 |
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●NAKAJIMA HONDA 中嶋悟総監督のコメント シリーズランキング4位という結果で2002シーズンを終えました。 表彰台の常連となってはいましたが、あと一歩及ばず初優勝を果たせなかったことが残念です。 1年間を通して、さまざまなコンディションの中で20レースをこなして来た技術、経験を活かして来季へ繋げて行きたいと思っています。 今シーズンのF3への応援、誠にありがとうございました。 |