●2001年全日本F3選手権
●第9戦/第10戦 ツインリンクもてぎ
●4.801379km×14周(第9戦)
●4.801379km×20周(第10戦)
●予選:6月9日 晴れ
●決勝:6月9、10日 晴れ
●観衆:9000人(主催者発表)
#64佐藤晋也選手、第9戦リタイヤ、第10戦7位。
6月9日〜10日、全日本F3選手権第9、10戦が栃木県のツインリンクもてぎで開催された。第4戦筑波で、3位表彰台を獲得したNAKAJIMA HONDAの#64佐藤晋也選手ではあったが、それ以降のレースでは、まだまだ納得のいくレースを出来ていない。
しかし今回のツインリンクもてぎは、昨年、佐藤選手がフォーミュラ・ドリームで走り慣れたサーキットである。悪い流れを変えるためには絶好のサーキットでの開催となった。
恒例の金曜日の練習走行では、午前中が12番手と出遅れたものの、午後のセッションでは、7番手までタイムを上げた。今回参戦しているチームの中には、事前のテストを行ったところもあり、そのハンディがあったものの、まずまずの仕上がりを見せた。
明けて6月9日、第9戦の予選が開始された。
コースオープンと同時にコースインし、ラップを重ね徐々にタイムを上げていく。
最終的には1’50.844で8番手となり、この予選を終了した。
10分間のインターバルの間に、更なるバランス改善を施し、第10戦の予選が開始された。
今回は、間合いを置いてのコースインを行ったが、アタックラップとなる周に赤旗が出され、セッションが6分間中断されてしまう。
残り時間が少なく難しい状況の中、#64佐藤選手は、集中力を発揮し、1’50.371をマークし、6番手のポジションを獲得し、3列目からのスタートとなった。
インターバルをおいて第9戦のスタートが切られた。
スタートこそ失敗してしまった佐藤選手ではあったが、その後は激しい追い上げを見せていた。
しかしながら最終コーナーで痛恨のスピンを喫してしまい、残念ながら、第9戦をリタイヤで終えてしまう。
明けて6月10日、日曜日。
まずまずのスタートを切った佐藤選手ではあったが、1台に抜かれ7位に。
そして、裏ストレートでまた1台に抜かれ、8位にポジションを下げてしまう。
その後、前走車を激しく追走するものの、このツインリンクもてぎは、オーバーテイクポイントが少なく、なかなかポジションを上げられない。
一進一退の攻防戦が繰り広げられ、緊張の高いレースではあったが、大きなミスを犯すことなく走りきり、7位でチェッカーフラッグを受け、4ポイントを獲得した。
●NAKAJIMA HONDAテクニカルディレクター 藤井一三のコメント
「まだまだ納得のいくレースが出来ず、課題が多く残ってしまった週末でした。チーム一丸となりこの課題に取り組み、シリーズの後半戦を戦います。」
※次戦は、6月30日〜7月1日、三重県鈴鹿サーキットで開催されます。



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