●2001年全日本F3選手権
●第5戦/第6戦 富士スピードウェイ
●4.400km×15周(第5戦)
●4.400km×21周(第6戦)
●第5戦/第6戦予選 第5戦決勝:5月2日 雨のち晴れ
●第6戦決勝:5月3日 曇り
●観衆:5/3(第6戦決勝)3万0100人(主催者発表)
#64佐藤晋也選手、第5戦、第6戦、無念のノーポイント。
5月2日〜3日、静岡県富士スピードウェイにおいて全日本F3選手権、第5戦、第6戦が開催された。
前戦の第4戦で今期初の日本人表彰台を獲得したNAKAJIMA HONDAの#64佐藤晋也選手。
事前の富士スピードウェイでのテストも順調にこなし、満を持してのサーキット入りとなった。
ゴールデンウィークでの開催とあって、スケジュールは変則的で、5月1日が練習日、5月2日が予選及び第5戦の決勝そして5月3日に第6戦の決勝が行われた。
練習日となる5月1日、午前の走行を順調にこなしたものの、午後の走行で佐藤晋也選手はクラッシュを演じてしまいマシンに大きなダメージを負ってしまう。
その為、これ以上走行することは出来ず、練習日を終えてしまう。
5月2日、第5戦/第6戦の予選及び第5戦の決勝が行われた。
朝方は雨が降り続いていたもののF3の予選が始まる頃には雨も止み、ドライ路面 で予選が行われた。
予選方法は、最初の15分間が第5戦のグリッドを決め、10分間のインターバルののち第6戦のグリッドを決める予選が行われる。
この予選で佐藤晋也選手は、第5戦が8番手、第6戦が6番手となる。
やはり前日の練習走行で走りこみが出来ず、その影響を受けてしまう形となってしまった。
しかし富士スピードウェイは、長いストレートを持ちオーバーテイクが可能な為決勝レースに向けてミーティングを重ねた。
そしてGTレースの予選終了後、第5戦決勝レースの時が迫ってきた。
F3レースのスタート進行の頃には雨が降り始め、10分間のフリー走行が設けられた。
しかし空は気まぐれで、いざスタート時を迎えると、雨も止み、スリックタイヤで走行できるまでに路面 は乾き始めていた。
各車、タイヤはスリックタイヤを選んでいるものの、車のセッティングは、完全なドライ仕様を選ぶ車両とレイン仕様を選ぶ車両に分かれ、緊張のスタートを迎えた。
佐藤晋也選手は、完全なドライ仕様を選びレースに臨んだものの、スタート直後に後続車に押し出されリタイヤを喫してしまう。
明けて、5月3日第6戦決勝日。
今回は完全なドライでレースは行われ、3万の大観衆を前にスタートがきられた。
佐藤晋也選手は、スタート直後、1コーナーのポジション争いで他車と接触、コースに復帰するものの最後尾近くまでポジションを落としてしまう。
その後トップ3を走る外国人ドライバー達と遜色の無いラップタイムを刻んで追い上げを図るものの、エンジンをブローさせてしまい最終コーナー出口に車を止め、無念のリタイヤとなった。
● NAKAJIMA HONDA総監督中嶋悟のコメント
「若さが出てしまい無念の2戦連続ノーポイントとなってしまいました。まだまだ課題も多く残されています。チーム一丸となりこの課題に取り組みたいと思います。」
※次戦は、5月19日〜20日、山口県セントラルパークMINEサーキットで開催されます。



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