●2001年全日本F3選手権
●第18戦/第19戦 ツインリンクもてぎ
●4.80km×14周(第18戦)
●4.80km×20周(第19戦)
●予選:10月20日 晴れ
●決勝:10月20日(第18戦),21日(第19戦) 曇り
●観衆:2万0100人 主催者発表10/21日(日)
#64佐藤晋也選手、第18戦予選5位、決勝6位。
第19戦予選7位、決勝リタイヤ。
2001年全日本F3選手権シリーズを締めくくる最終戦が、栃木県ツインリンクもてぎで開催された。
今シーズン初めてのF3フル参戦となるNAKAJIMA HONDAの#64佐藤晋也選手。
ここもてぎは、昨年参戦していたフォーミュラ・ドリームで走りこみ、慣れ親しんだサーキットである。
1ヶ月以上のインターバルをおいての開催となった今大会は、路面、気温ともにすっかり秋の温度となった。走り出しとなる恒例の金曜日の練習走行は合計4時間。午前中の走行では、マシンバランスの確認を行い12番手。そして午後のセッションでは、6番手タイムをマークし、まずまずの仕上がりを見せ、土曜日の予選そして決勝レースに向けて期待が膨らんだ。
秋晴れの土曜日午前中、第18戦の公式予選が15分間、10分間のインターバルをおいて第19戦の公式予選が行われた。
最初の15分、早めにコースインした#64佐藤晋也選手は、徐々にタイムを上げていき、4周目には、1ユ50.531のタイムを出し、5番グリッドを確保。続いて行われる19戦の予選では、自己ベストタイムを更新するものの、クリアラップの状況などアタックのタイミングがうまくいかず、7番手となってしまう。そして同日開催のフォーミュラ・ニッポンの予選を挟んで、F3第18戦の決勝レースが行われた。
スタートを無難にこなした佐藤選手は、ポジションをキープして帰ってくる。
そして後方から追い上げてくるトムスの#7山本左近選手とのバトルとなるが、3周目の1コーナーでオーバーテイクされてしまい、6番手にドロップしてしまう。
その後、8周目に自己ベストの1ユ50.904を叩き出し、何とか追い上げをはかったものの、とどかず14周のレースを終えた。
明けて10月21日。
曇り空のなか今シーズン最後となるレースが行われた。ここでもスタートを無難にこなした#64佐藤晋也選手は、7番手から前走車トムスの#8田崎紀彦選手を追走する。
そして6周目の1コーナーで田崎選手を攻略し、6番手にポジションを上げた。その後、1分50秒台のラップタイムを揃え、追い上げをはかり、#2柳田真考選手に迫っていく。
そして17周目には、自己ベストタイムを叩き出し、追い上げをはかるが、18周目のV字コーナーで痛恨のスピン。グラベルにマシンを止め、レースを終えてしまい、最終戦を飾ることは出来なかった。
● NAKAJIMA HONDA総監督中嶋悟のコメント
「課題のスタートは、2戦共にうまくこなせました。光る所もありながら、思ったような結果を残せなかったのは残念です。そして、このレースもって2001年全日本F3選手権は終了し、無事1年間を戦い抜くことができました。これもひとえに我々のレース活動を支えてくださった本田技研工業様、PIAA様、ケージーエム様をはじめてするスポンサーの皆様そしてファンの皆様の温かいご声援のおかげです。改めて御礼を申し上げます。」
※2001年全日本F3選手権は終了いたしました。1年間、ご声援ありがとうございました。



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