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シリーズ名:2001年全日本F3選手権
大会名:第1戦/第2戦 鈴鹿サーキット 距離: 5.859km×12周(第1戦) :5.859km×17周(第2戦) 予選:3月24日 曇り ・観衆:1万6000人(主催者発表) 決勝:3月25日 雨 ・観衆:2万1000人( 同 ) |
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NAKAJIMA
HONDA佐藤晋也、第1戦9位、第2戦7位完走。
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2001年のモータースポーツシーズンが開幕し、全日本F3選手権第1戦・第2戦が、コース改修などで新しく生まれ変わった鈴鹿サーキットで開催された。 今シーズンからF3選手権は、レギュレーションが大きく変更され、原則として1開催で2レースが行われる。予選方法も変更され、予選1回目そしてインターバルの後2回目の予選が行われる。 予選1回目で土曜日に行われる第1戦のグリッドが決定し、予選2回目で日曜日に行われる第2戦のグリッドが決定される。 これらの変更は、ステップアップカテゴリーであるF3において、若手ドライバーがより実戦経験を増す為に行われたものである。 今シーズンNAKAJIMA HONDAは、昨年の同シリーズ後半2戦に出場し、最終戦では、見事4位 入賞を果たした佐藤晋也選手をドライバーに起用した。 佐藤晋也選手は、鈴鹿レーシングスクールフォーミュラを卒業し、昨年はフォーミュラ・ドリームで活躍した選手。 開幕前には、順調にテストをこなし、万全の体制で開幕戦を向かえることとなった。 金曜日には、恒例の練習走行が行われた。 午前の走行でマシンのセットアップを進める作業を行い10番手。午後の走行では、3番手タイムをマークし、明日の予選に期待が膨らんだ。 土曜日の天候は晴れ、路面コンディションもドライで行われた。 定刻通り9:15から15分間の第1戦の予選が開始された。 15分という短い時間の為、各車一斉にコースインし、ラップを重ねるごとにタイムを上げていく。 #64佐藤晋也選手も徐々にラップタイムを上げていく。 残り時間が少なくなり、一番タイミイングのいいときに130Rでクラッシュが発生 。赤旗が出されそのままこのセッションは終了してしまい、11番手となってしまう。 そして10分間のインターバルの後、第2戦の予選が行われた。 2分を切って1,59.764をマークするものの8番手グリッドとなり、日曜日の第2戦は4列目からのスタートとなった。 練習走行では3番手のタイムを出していただけに、満足できないポジションとなってしまった。 そして午後には第1戦のレースが行われた。 スタートで出遅れた#64佐藤選手は、その後ダンロップコーナーでコースオフ。 ほぼ最後尾までポジションをおとしてしまい苦しいスタートとなってしまったが、ここから激しい追い上げを見せポジションを回復し、9位 でチェッカーフラッグを受け、2ポイントを獲得した。 明けて日曜日、天気予報通り、雨となり路面コンディションもウェットとなった。 レースの直前には10分間のフリー走行の時間が設けられた。 8番手スタートの佐藤選手は、まずまずのスタートを決め、オープニングラップを終え、ほぼポジションをキープして戻ってくる。 時折激しくなる雨の中でS字コーナーには、川が出来てしまうという難しいコンディションの中、冷静な走りを見せ前走車を追走。 17周のレースを無事戦い抜き、7位完走を果たし4ポイントを獲得した。 |
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● NAKAJIMA HONDA総監督中嶋悟のコメント 練習走行での速さ、雨の難しいコンディションの中で戦い抜いたことなど、光るところはあるものの、課題も多く見つかりました。チーム一丸となってこれらの課題に取り組み、ベストを尽くします。」 |
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※次戦は、4月7日〜8日、茨城県筑波サーキットで開催されます。 |