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シリーズ名:2001年全日本GT選手権(JGTC) |
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Mobil 1 NSX、高速コース富士で6位入賞!
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シリーズ第3戦の菅生ラウンドから2ヶ月、マレーシアのセパン・サーキットで開催されたスペシャルステージから1ヶ月のインターバルを経て、2001年全日本GT選手権(JGTC)もいよいよ後半戦を迎えた。 シリーズ第4戦の舞台は富士スピードウェイ。夏休み中とあって、5万人の大観衆で埋め尽くされたスタンドには子供連れの姿も目立っている。 ここ富士スピードウェイは世界的に見ても屈指のハイスピードコース。 ターボパワーを搭載するライバルに比べてNAのNSXでは苦戦を強いられるのは明らかだった。 実際に金曜日の公式練習からターボパワーのライバルが上位に名を連ねていたが、土曜日に行われた公式予選ではタイムアタッカーを務めたシュワガー選手が渾身のドライビングを披露。 1回目のセッションで2番手となる1分25秒624の好タイムをマーク、2回目のセッションでは25秒440まで詰めてみせたがターボパワーのライバルの方が僅かに短縮の幅が広く、総合予選結果では4番手に後退してしまった。 ![]() そんな中でのMobil 1 NSXの4番手というグリッドは、チームが一丸となって獲得したポジションであるといえる。そしてウェイトハンディを課せられないベストポジションでもあり、明日の決勝に期待が膨らんだ。 大賑わいとなったピットウォークの後、最後のサポートレースも終了し、いよいよメーンイベントのGTレースがスタートとなる。 空は相変わらず雲に覆われていたが、コースは完全なドライコンディション。 スタートドライバーはシュワガー選手が担当し、ポジションキープのまま最初の数周を終えた。 その後ターボパワーを武器にするGT−R、スープラ勢を相手にサイドバイサイドのバトルを繰り広げ、渾身のドライビングを見せたシュワガー選手は、一時8番手までポジションを下げる場面があったものの、再び5番手まで進出してルーティンのピットイン。 ![]() 上位グループでは比較的早い段階でのピットインとなったために、再スタートした時には10番手辺りのポジションでコースに復帰した松田選手は、トップを逃げるターボマシンと同等の好ペースで力走した。 そして全車がピット作業を終えた時点でMobil 1 NSXは、再び5番手まで進出していた。 その後も力走を続けた松田選手だったが、同じNSXの道上龍選手にかわされてしまう。 そしてGT-Rをドライブする本山選手がターボパワーを活かして追い上げを見せたが追い上げを見せたが、これを振り切りチェッカーを受け、6位入賞、貴重な6ポイントをゲットすることになった。 ターボマシン有利とされる富士スピードウェイでのラウンドで6位入賞し、6ポイントを加えた。 そして何よりもウェイトハンディの一切ない状態で終盤3戦を迎えることになり、もてぎ、鈴鹿、美祢での更なる活躍に期待を繋ぐこととなった。 |
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●Mobil 1 NAKAJIMA RACING総監督 中嶋悟のコメント 「厳しい戦いの中、チームもドライバーもベストを尽くした1戦であり、テクニカルコースが続く残りの3戦につながるレースが出来たと思います。チーム一丸となり、残りのシリーズを戦います。変わらぬご声援を宜しくお願い申し上げます。」 |
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※次戦は、9月15日〜16日、栃木県ツインリンクもてぎで開催されます。 |