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Schedule レースカレンダー

2020 SUPER GT RACE REPORT

第5戦 FUJI GT 300km RACE第5戦 FUJI GT 300km RACE

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2020年10月3日(土)
天候:曇
予選結果:14位
観客動員数 : 未発表

ストレートスピードが伸び悩み、悔しいQ1敗退

後半戦に突入したSUPER GTは、この大会からスタンドに人数制限がありながら観客を動員して開催される。Modulo Nakajima Racingは、第3戦、第4戦と確かな速さを見せながらも、決勝のロングランでは苦しい走行が続いているので、そこを改善して速さを結果に結びつけていきたいところ。

公式練習からタイムが伸び悩み、思うように予選に向けての確認ができないまま公式予選の時間となる。Q1のアタックドライバーの伊沢拓也はタイヤをウォームアップさせてアタックに入る。計測3周目に1分28秒946をマークし14番手。ミスのないアタックで公式練習のタイムは大幅に更新したものの、結果的にストレートスピードが伸び悩む症状に苦しめられ、悔しいQ1敗退となった。


総監督 中嶋 悟コメント

「ここのところの流れではQ1を突破しQ2で・・・という感じが、今回は残念ながら少しこのコンディションに合わせられなかった気配です。決勝を見据えた方針転換が多少やりすぎだったかもしれません。その分、決勝は安定して走れるかなと思いますので、しっかりと戦えるように引き続き準備を進めます。」


伊沢 拓也選手コメント

「予選アタック自体はミスなく、クルマのバランスもフィーリングも悪くなかったですが、公式練習からストレートスピードが伸びない症状があり、残念ながらこのポジションとなりました。この問題をまずはクリアにして明日のレースに臨めるようにチームと協力して、順位をあげていくいいレースをしたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「ここまでの流れとは裏腹になってしまいましたが、なんとか問題点を解決して決勝に気持ちよく臨めるようにしたいです。この大会からスタンドにファンのみなさんが戻ってきて、熱い声援をたくさんいただいているので、その期待に応えられるように決勝では1つでも上を目指して頑張りたいと思います。」



決勝
日付:2020年10月4日(日)
天候:曇
決勝結果:13位
観客動員数 : 未発表

試行錯誤を重ねながらの厳しいレース、ここでの収穫を残り3戦に活かしたい

決勝日も前日に続いて曇り空の富士スピードウェイ。ドライコンディションで66周のバトルの火蓋が切られたが、スタート直後の1コーナーでクラッシュ車両が発生しセーフティーカーが入る荒れた展開に。Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーを務める伊沢は、スタート直後のこの混乱をうまくすり抜け、5つポジションアップし9番手に浮上。

5周目にレースが再開されると、数周は安定したラップタイムを刻みながら周回していたが、10周が近づく頃から順位を落としていく。66周の3分の1が終了する頃には13番手を走行、その後28周目にピットインをして、大津弘樹にドライバー交代を行なう。

大津は14番手ながら懸命に前について走行をしていく。半分の33周を過ぎると、トラブル車両が後退したことで1つポジションを上げる。しかしその後、マシンのコントロール異常を訴え、再度タイヤ交換を行なうためにピットへ。その後も苦しい走行が続き、結果はそのままポジション変わらず13位でチェッカーを受けた。



総監督 中嶋 悟コメント

「本当に厳しいレースでした。ことごとく上手くいかないというか、いろいろなことを試しましたが、なかなか正解は見つからずという感じでした。終わってみれば収穫はたくさんありましたので、残り3戦に活かせるようにしていきたいと思います。今年初めての有観客開催ということで、たくさんのファンのみなさまの前でレースができたことは大変有難く思っています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」


伊沢 拓也選手コメント

「スタートはポジションを上げられたので、このままポイント争いをしたいと思っていましたが、その後のペースが想像以上に上がらず、結局そのまま他と戦えるスピードではなかったので、いろいろ試しながらのレースとなってしまいました。次戦は自分たちが得意とする鈴鹿でのレースです。今シーズンここまでうまくいきそうでいかないタイミングが多いので、なんとかそこですべてをかたちにしたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「伊沢さんのペースが上がらなかったこともあり、違う種類のタイヤを履いてコースインしましたが、途中から真っ直ぐに走ることも難しい状況になり、そのまま走っても順位を落とすだけなので、次戦も見据えるかたちで2回のタイヤ交換を行ないました。最後は自己ベストも更新できましたし、チームが残り3戦にかける思いもひしひしと感じていますので、今回得たものを無駄にしないように次戦も頑張ります。」

※次戦は10月24日・25日に鈴鹿サーキットで行なわれます。



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