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Report レースリポート

2020 SUPER FORMULA RACE REPORT

第4戦 オートポリス第4戦 オートポリス

予選/決勝
会場:オートポリス
日付:2020年11月15日(日)
天候:晴
予選結果:
 #64 牧野任祐:12位
 #65 大湯都史樹:5位
決勝結果:
 #64 牧野任祐:3位
 #65 大湯都史樹:10位
観客動員数 : 4,410人

大湯は1ポイント獲得、牧野は初表彰台となる3位フィニッシュ!

第3戦から3週間を経て迎えた第4戦。SUPER FORMULAがこの時期にオートポリスで開催されることは初めてで、どのようなレースになるか注目が集まる。朝夕は冷え込みが厳しいが、日中はぽかぽか陽気に恵まれ、土曜日に予定されていた合計2時間の走行セッションを終え、日曜の公式予選を迎える。

まずは公式予選Q1、Aグループ出走の牧野任祐は赤旗の直前にマークしたタイムで3番手通過。Bグループ出走の大湯都史樹は、同じようなタイミングの赤旗でトップタイムをマークしていたが、赤旗後のタイムと判定されてタイムが抹消される。セッションは残り時間3分で再開され、大湯はここで2番手タイムを叩き出しQ1を突破した。

続くQ2では牧野が12番手でノックアウトされ、大湯はギリギリ8番手タイムでQ3へ進出する。そのQ3での大湯のアタックは1分24秒783で5番手。牧野は12番グリッド、大湯は5番グリッドから決勝レースのスタートを切ることになった。

決勝レースは予定通り14時40分にフォーメーションラップがスタートする。その際に5番スタートの大湯はエンジンストールをしてしまい出遅れたが、フォーメーションラップ中に元のグリッドポジションに戻ってスタートを切る。大湯はスタート時に1つポジションを落としたが、2周目に前のマシンをパスし5番手に。順調にペースを上げて周回していたが、スタート手順違反のペナルティが科され、最後尾にポジションダウン。その後、6周目が終わる頃にストップ車両の回収のためにセーフティーカーが導入される。

一方の12番手からスタートを切った牧野はオープニングラップを11番手で終え、このセーフティーカーがピットに戻りレースが再開された10周目の終わりにピットインを行なう。その翌周には大湯がピットイン、ピットイン義務を早々に終えた2台は追い上げにかかっていたところで、またもやセーフティーカーが入る。ピットインを終えていないマシンが続々とこのタイミングでピットインを行ない、順位が整理されると牧野は5番手、大湯は12番手を走行。ピットインを終えていなかった上位3台がピットインを終えると牧野は3番手、大湯は10番手に。2台はそのままチェッカーまでマシンを運び、大湯は10位フィニッシュで1ポイント獲得、牧野はデビュー2年目で初表彰台となる3位フィニッシュとなった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「あの位置から表彰台に上がれたということは粘り強くしっかりと走った結果だと思います。まずは牧野の初めての表彰台を喜びたいと思います。大湯については、あの展開から1ポイント獲得できたということはラッキーでした。ここまでの流れが変わったレースだったと思うので、残り3戦、さらに上を目指していきたいと思います。今大会もたくさんのご声援をありがとうございました。」


#64 牧野任祐選手コメント#64 牧野任祐選手コメント

「昨年のデビューからうまくいきそうでいかない苦しい展開が続いたなか、ようやく表彰台という形で結果に繋げられたことは本当によかったと思います。最初のセーフティーカーのあとに、とてもいいタイミングでピットに入ることができました。2回目のセーフティーカーは逆にタイミングは悪かったですが、そのなかでもできることはやれました。ただ、上位の2台と比べるとレースペースではまだ足りないところがあるので、課題はまだ多いと感じています。次戦の鈴鹿はチームとしても相性がいいサーキットなので、今回以上の結果を得られるように頑張ります。」


#65 大湯都史樹選手コメント#65 大湯都史樹選手コメント

「予選では前回はミスをしてしまいましたが、今回は自分のパフォーマンスを出し切れました。Q1ではアクシデントがありましたが、チームが的確に対応してくれて、自分自身も落ち着いて走ることができました。一方で決勝では、クラッチに不具合を生じてしまい、うまくいきませんでした。何とかスタートした後も、ペナルティを受け、最終的には結果を出せずに残念な思いでいっぱいです。序盤にはいいところをお見せすることもできたかとは思いますが、上位争いをしている姿を見せられていない、期待に応えられていないのは本当に苦しいです。次戦の鈴鹿は一番走り込んでいるコースなので、次こそしっかりと結果を出したいです。」


※次戦は12月5日・6日に鈴鹿サーキットで行なわれます。



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