トップ > レース > レースレポート > 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦 ツインリンクもてぎ

Report レースリポート

2018 SUPER FORMULA RACE REPORT

第5戦 ツインリンクもてぎ第5戦 ツインリンクもてぎ

予選
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2018年8月18日(土)
天候:曇
予選結果:
 #64 ナレイン・カーティケヤン:4位
 #65 伊沢拓也:12位
観客動員数 : 16,500人

カーティケヤンがコースレコードを更新!

異常気象とも言える酷暑に見舞われている今年の夏。後半戦に突入したSUPER FORMULA 第5戦はツインリンクもてぎで開催され、この大会も厳しいコンディションになることが予想される。

予選日の朝は20℃前後で涼しく感じられた気温も、徐々に日差しが強くなり、夏らしい気候に。まずは予選Q1が14時30分にスタート。2台はそれぞれコースインをして、コンディションの確認等を終え、一旦ピットに戻る。

2台はQ1が始まると揃ってコースイン、最初のアタックをして一旦ピットに戻る。タイヤ交換を終えて、残り時間が7分を切るタイミングで再びアタックに入る。64号車のナレイン・カーティケヤンは7番手タイム、65号車伊沢拓也は3番手タイムでQ2に進出を果たした。続くQ2では、ソフトタイヤを履いてアタックを行ない、カーティケヤンは6番手でQ2を見事突破したものの、伊沢はアタックのタイミングが悪く12番手に留まるタイムとなり、ここで予選を終えた。

今シーズン初のQ3進出となったカーティケヤンは、残り時間が4分となった頃にコースインをしてソフトタイヤでアタック、コースレコードを更新する1分31秒789をマークし4番グリッド獲得となった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「ナレインは今シーズン最高グリッドの4位で、よくやってくれたと思います。伊沢もタイミングの問題で、速さを見せているので、明日は2台とも上位でフィニッシュできるようにしっかりと準備をして、全力で頑張りたいと思います。」


#64 ナレイン・カーティケヤン選手コメント#64 ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「Qualifying was quite good. The car was working well from Friday, and we’ve taken the set-up up a notch for Saturday. The car was handling well on both compounds, and ideally that's where we need to take it in order to come in around P4 like we did today. It's very close at the top, with only two tenths of a second separating us from pole-position. The entire TCS Nakajima Racing team put in a stellar performance, and naturally I'm happy with how I drove, so all-in-all it's been a positive day. 」

「予選の結果はとてもよかったと思います。車も金曜日から絶好調でしたが、今日の予選に向けて更にパワーアップさせてきました。ミディアム・ソフトのどちらを装着してもハンドリングが良く、予選4位という好成績を残すにはこのレベルのパフォーマンスが求められるという難しさも感じました。トップとも肉薄しましたが、ポールポジションからは0.2秒差となりました。ただチームは優れたパフォーマンスを示しましたし、私もそれに応えることができました。今日は総じて良い一日となりました。」


#65 伊沢拓也選手コメント#65 伊沢拓也選手コメント

「フリー走行の流れから予選もいいポジションをとれると期待していたのですが、予選になってタイムが伸び悩み、残念ながらQ2敗退となってしまいました。ただ、クルマの状態はレースウィークに入ってから非常にいいので、決勝レースではナレイン選手とともに2台揃って多くのポイントを獲得したいと思います。」




決勝
日付:2018年8月19日(日)
天候:曇
決勝結果:
 #64 ナレイン・カーティケヤン:11位
 #65 伊沢拓也:14位
観客動員数 : 20,500人

粘り強く周回を続けるも、チャンスに恵まれず

決勝日は薄曇りで過ごしやすい1日で、気温25℃、路面温度35℃のドライコンディションとなった。予定通り14時15分に決勝レースはスタートを切る。4番グリッドからソフトタイヤを履いてスタートしたカーティケヤンはポジションをキープしてオープニングラップを終える。4周目に後ろのマシンにパスされたが、その後はこのポジションを守り、走行を続けていく。16周目にピットインを行ない、ミディアムタイヤへの交換と給油を終え、いきなり13番手争いを展開することになるが、後続を抑えたが、20周目の終わりに先行を許すことに。随所でバトルが展開される中、粘り強く周回を続け、11番手でチェッカーを受けた。

一方の12番グリッドからミディアムタイヤを履いてスタートを切った伊沢は、オープニングラップでアクシデントに巻き込まれて、16番手までポジションを落とす。ピット戦略が分かれた関係もあり、徐々にポジションを上げ、半分の周回となる26周頃には8番手を走行。その後、28周目にピットインを行ない、ソフトタイヤへの交換、給油を行なったのち、コースに戻ってプッシュを続けたが、オープニングラップのアクシデントが最後まで響くかたちで14番手フィニッシュとなった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「予選までの流れが決勝では出せず…あとで思えば、ピットインのタイミングも少し早かったかなと、いろいろ思うことはありますが、残りのレースも早くも2戦となったので、なんとか結果を残してシーズンを締めくくれるように、次に向けてチーム一丸となって準備していきます。今回もたくさんのご声援をありがとうございました。」


#64 ナレイン・カーティケヤン選手コメント#64 ナレイン・カーティケヤン選手コメント

「The race started really well, but we just couldn't hold our position. After pitting in and switching to medium tires it became too slippery and the machine's performance waned off. We fought a lot, but there so few chances after that. The team has worked hard to put us in a good position at qualifying. We need to take on the lessons from this time and build on them for next time. Thanks to all those who came out to support us.」

「抜群のスタートを切ることができましたが、順位を上げることはできませんでした。ピットインしてミディアムタイヤに変更してからはグリップがきかず、マシンのパフォーマンスが落ちてしまいました。懸命に戦ったものの、チャンスに恵まれなかったと感じています。チームは良い結果を出すために一生懸命取り組んでいるので、今回を教訓に、次回のレースに向けて頑張っていきます。今回も暖かい応援をありがとうございました。」


#65 伊沢拓也選手コメント#65 伊沢拓也選手コメント

「上位フィニッシュを狙っていたのですが、1周目の接触でチャンスを失ってしまいました。走っているときのマシンのフィーリングは良かったのにそれを結果につなげられなかったことが悔やまれますが、残りの2戦で巻き返したいと思います。」


※次戦は9月8日・9日に岡山国際サーキットで行なわれます。



Privacy Policy
contact sitemap