トップ > レース > レースレポート > 全日本選手権スーパーフォーミュラ 第6戦 スポーツランドSUGO

Report レースリポート

2015 SUPER FORMULA RACE REPORT

第6戦 スポーツランドSUGO第6戦 スポーツランドSUGO

予選
会場:スポーツランドSUGO
日付:2015年10月17日(土)
天候:晴
予選結果:
 #64 中嶋大祐:11位
 #65 ベルトラン・バゲット:15位
観客動員数 : 6,300人

大祐が自己ベストを更新するも、Q3には届かず

ここ数戦で流れを引き込んでいるNAKAJIMA RACINGだったが、第5戦オートポリスでは2台ともポイント獲得ならず。そこから1ヶ月以上のインターバルを挟み第6戦に臨むことに。課題は明確で、予選で上位グリッドを獲得すること。まずはそこをクリアすることで、決勝での安定感を発揮できることになると予想され、2台ともQ3進出を目指し、いよいよ予選を迎えることに。

気持ちのいい秋晴れに恵まれた予選日。午前中に行なわれた1時間のフリー走行で確認作業を行ない、2台は予選開始時刻を迎える。

まずはQ1。開始直後に2台ともコースインしたが、約4分経過した頃、コース上に止まってしまったマシンがあり、赤旗が提示される。一旦ピットに戻り、アタックの準備を整えたあと、再びコースインするが、またも3分ほど経過したところでコースアウトしたマシンが発生し、赤旗となる。残り時間が約13分半で、予選が再開。2台は揃ってコースインし、それぞれ懸命のアタックをするがベルトラン・バゲットは1分06秒322で15番手、ここで予選を終える。一方の中嶋大祐は1分06秒233で14番手、なんとかQ2に進出を果たす。大祐はQ2でも、懸命のアタックを見せ、自己ベストタイムは1秒も縮める1分05秒225をマークしたが、ライバルのタイムアップも凄まじく11番手。Q2に進出した14台ほとんどが1秒以内に名を連ね、今回も接戦の予選となった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「非常に混戦の中、バゲットは残念でしたが、大祐はQ2に進出し、もう1歩というところまで近付いている実感はあります。明日のレースに向けて、できることはやり尽くしたいと思います。」


#64 中嶋 大祐選手コメント#64 中嶋 大祐選手コメント

「朝のフリー走行では出遅れてしまいましたが、チームの頑張りのおかげもあり、予選ではある程度挽回することができました。Q3へ進出するためにはまだ大幅なタイムアップが必要で、その意味では課題も残りましたが、決勝を考えるとポイント獲得のチャンスは十分にあると思いますしポジティブに考えています。」


#65 ベルトラン・バゲット選手コメント#65 ベルトラン・バゲット選手コメント

「Difficult morning session for us. We were quite slow and we had to do a lot of changes to improve the car for the qualify. It was a lot better but my lap was far from behind perfect. I really need more driving time to understand really well how this Super Formula works on each track. Anyway we start P15 tomorrow and we'll do our best to get a good position at the end of the race.」

「午前中のフリー走行は僕たちにとって、ちょっと難しい走行になってしまいました。タイムは思うようには出すことができず、予選に向けて多くのセッティングをしなければなりませんでした。理想のアタックをすることができず、スーパーフォーミュラの特性を理解するためにも、もう少し時間が必要だと感じていますが、多くのことを得ています。今回は15位からのスタートになるけれど、決勝ではいい結果が残せるように頑張りたいと思っています。」




決勝
会場:スポーツランドSUGO
日付:2015年10月18日(日)
天候:晴
決勝結果:
 #64 中嶋大祐:12位
 #65 ベルトラン・バゲット:18位
観客動員数 : 12,400人

バゲットはエンジンストール、大祐は接触によりマシンバランスを崩し、厳しい展開に

予選結果は大祐11位、バゲット15位となり、目標としていたQ3進出には届かなかったものの、あと1歩という感触を得ながら、決勝日を迎えたNAKAJIMA RACING。午前中に行なわれた30分間のフリー走行では2台それぞれが決勝に向けた確認走行を終えた。

昨日に続いての青空のもと、14時30分にレースがスタート。15番グリッドのバゲットはエンジンストールをしてしまい、最後尾に脱落。抜きにくいコースレイアウトながら、コツコツと前を追いかけていく苦しい展開に。24周目にピットインをして給油のみを行なってチェッカーを目指したが、最終的には2周回遅れの18位でレースを終えた。

一方、11番グリッドからスタートした大祐は、スタート直後に接触があり、マシンバランスを崩してしまうも、ポジションをひとつ上げ、10番手でオープニングラップを終えた。10周を過ぎたあたりから、給油のみのピットインを行なうマシンが現れ出したが、大祐は1分08秒台の安定したペースでコースに留まり、半分の34周回を終えたところで5番手にまでポジションを上げ、着々と周回を重ねていく。44周目にピットインして給油を行ない、11番手に。残りの24周を確実に走り切りたいところだったが、スタート時の接触の影響でマシンバランスに苦しんでいた大祐はチェッカー寸前にポジションを落とし、12位でチェッカーを受けた。


#64 中嶋 大祐選手コメント#64 中嶋 大祐選手コメント

「決勝では最終コーナーでマシンがとても不安定で、防戦一方の苦しいレースになってしまいました。スタート直後の1コーナーで追突されてしまったのですが、その時の接触でマシンが破損していたのかもしれません。ポイントが獲得できず、残念でしたが、今回もノートラブルでマシンを準備してくれたチームに感謝しています。最終戦では多くのポイントを獲得できるようにチームと協力して準備を進めます。ご声援ありがとうございました。」


#65 ベルトラン・バゲット選手コメント#65 ベルトラン・バゲット選手コメント

「I was starting P15 and I had to take risks at the start in order to arrive in the points. Unfortunately I was too low in revs and the engine stall. We immediately went one lap down and the race was finished for us. I'm very sorry for the whole team and I'm already looking forward to Suzuka as it is the first track where I already raced in Super Formula. I hoped to finish my season on a high point overthere. Thank you for your support.」

「15番手からのスタートとなったので、スタートでは少しリスクを負わなければなりませんでした。しかし、残念なことにエンジンストールをしてしまい、ポジションは最後尾になってしまいました。チームには申し訳なく思っています。最終戦はスーパーフォーミュラで最初に走った鈴鹿なので、レースを楽しみにしていますし、少しでも多くのポイントを獲得したいと思っています。皆さんのサポートに感謝しています。」


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「ペースは悪くなかったのだけれど……、厳しいレースになってしまいました。泣いても笑っても、次が今年の最終戦。しっかりと戦えるよう準備をします。」

※第7戦は11月7、8日に鈴鹿サーキットにて開催されます。




Privacy Policy
contact sitemap