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2014 SUPER GT RACE REPORT

第4戦 SUGO GT 300km第4戦 SUGO GT 300km

予選
会場:スポーツランド菅生
日付:2014年7月19日(土)
天候:雨
予選結果:日曜日に順延
観客動員数 : 9,000人

悪天候により予選は日曜へ順延に

オートポリスで行なわれた第3戦で今季初ポイントをゲットし、中盤戦以降の波に乗りたいEpson Nakajima Racing。少しずつ明るい兆しも見えてきてはいるが、ライバルチームの存在もあり、一瞬も気が抜けない厳しいシリーズとなっているため、今後も粘り強く戦っていくことが私たちのチームにとっては重要になる。

予報では来週に梅雨明けを控えていると言われていたスポーツランド菅生だったが、金曜から小雨がパラつく生憎の天候が続き、予選が行なわれた土曜も朝からどんよりとした雲に覆われ、小雨が降り続き時には雨が強くなるというコンディションとなった。

9時から開始された練習走行も、終始雨が降り続く中で行なわれることとなり、8番手タイムをマークして予選に臨むこととなった。

しかし、予選開始時刻が迫る中、サーキットには霧が立ち込めてしまい、コースの視界不良で、開始が遅れることに。待機の時間が長い間続いたが、そのまま天候回復の見込みがないということで、予選は明日に順延となった。


決勝
会場:スポーツランド菅生
日付:2014年7月20日(日)
天候:雨
予選結果:7位 ※日曜午前に実施
決勝結果:13位
観客動員数 : 28,000人

予選で上位につけるも、不安定な天候に苦しめられ13位に終わる

前日の公式予選が霧による視界不良のため順延となった影響で、決勝日の9時30分からGT500クラスの予選が行なわれることになった。天候は前日のような小雨が降り続き、気温は低めで7月とは思えない肌寒いコンディションとなった。

予選のアタックドライバーはベルトラン・バゲット。ベルトランは予選が開始されるとコースインをして、確認をしながら周回をし、アタックを開始。上位に名前を連ねながら順調にアタックを続け、残り13分を切ったところでチームからピットインの指示が飛び、マシンをピットに戻す。タイヤを交換し、残り9分を切ったところで再びコースイン。さらにアタックをしていくも、ラストアタックとなる周回で燃料系のトラブルが発生してしまい、マシンをコースサイドに止めて7位で予選を終えた。

決勝レースのスタートは14時。天候は薄曇りで雨がパラパラ降ったり、止んだりを繰り返す、先が読めない状況が続く。スタートドライバーはベルトラン。スリックタイヤで2周のフォーメーションラップを終え、レースはスタートするが、止んでいた雨が降り出したためピットインをしてレインタイヤに交換。ライバルの中にもピットインをするマシンが数台あり、コースに戻った時点で14番手に後退したものの、8周回を終了した時点で11番手に。ひとつでも多くのポジションアップを目指したいところだったが、今度は雨が止んで路面が乾いてきたため再びピットイン、スリックタイヤに交換して、コースに復帰。何とか前に追いついていきたいベルトランは14番手ながらも懸命の走りを見せながら周回を続けていく。

52周目にピットインをして中嶋大祐にドライバーチェンジ、タイヤ交換、給油を行なう。大祐は13番手でコースに復帰し、チェッカーを目指して残り周回を任されるが、数周後に後方のマシンにパスされ、1つポジションを落としてしまう。その後、雨がまたまた降りだしてきて、レインタイヤに交換することに。最終的に13位となり、不安定な天候に振り回された悔しい結末となった。


中嶋 大祐選手コメント

「大変なレースでした。バゲット選手から交代した時、ブレーキにトラブルがあり、レースに復帰してからそのリカバリーに時間がかかってしまいました。ブレーキの症状が多少改善された頃、雨が強くなったためウエットタイヤに交換したのですが、それからは青旗も多く自分のペースで走行することが出来ませんでした。不甲斐ないレース内容となり非常に残念です。次戦以降も精一杯頑張りますのでご声援宜しくお願いします。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Well it was for sure the toughest race of the season for me. The conditions were really difficult and we didn't make the good calls for the tyre. Our laptimes weren't too bad on dry which is positive but after a few laps I started to struggle with visibility. My windshield was full of dirt and I had to take a strange position in the car in order to try to see something… Not the best weekend for us but we will come back stronger! 」

「今回は間違いなく今シーズンで一番辛いレースだった。本当に難しいコンディションな上に、残念ながらタイヤが合っていなかった。僕たちのラップタイムはドライではそれほど悪くはなかったが、数周後には視界の悪さにもがくことになってしまった。なぜならフロントガラス全体が汚れていたせいで、外を見ようとして変な姿勢を取らなくてはならなくなったから…。僕たちにとってベストなレースウィークではなかったけれど、もっと強くなってサーキットに戻ってきます!」


総監督 中嶋 悟コメント

「コンディションが安定しない週末となり、多くのお客様にご来場いただきながらも、大変なご観戦になったことと思います。そんな中、最後まで多くのご声援をいただき、まずは御礼を申し上げます。土曜の天候が思わしくなく、予選が順延となったことで1デーレースとなり、見応えのある1日であったと思いますが、我がチームは思うようにいかないことが多く、結果は13位ということになりました。
今シーズンのGTレースはこれで折り返し地点となり、後半戦に突入していくことになりますが、前半戦で苦戦しながらも得たものを活かしていけるように上位を目指して頑張っていかなければならないと感じています。次戦も何卒よろしくお願い致します。」

※次回のレースは8月9日・10日の富士スピードウェイとなります。



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