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2014 SUPER GT RACE REPORT

第3戦 IN KYUSHU 300km第3戦 IN KYUSHU 300km

予選
会場:オートポリス
日付:2014年5月31日(土)
天候:晴れ
予選結果:13位
観客動員数 : 13,800人

Q1突破のため熾烈なアタックをするも、惜しくも13番手に

九州唯一の開催となるオートポリスでの第3戦。多くの観客で盛り上がりを見せたゴールデンウィークの第2戦は、Epson Nakajima Racingにとってはリタイアという最悪な結末となってしまったが、このレースでなんとしても上位に食らいついていき中盤戦への弾みづけをしたいところ。

見事な快晴できれいな青空が広がったオートポリス。9時から公式練習が開始され、気温がみるみる上昇していく中、予選に向けた確認を繰り返し、いよいよ公式予選を迎える。気温30℃、路面温度45℃の中、Q1が開始。Q1を担当する中嶋大祐は開始後すぐにコースイン。ライバル勢がコースインをするタイミングを図っている中、1台でのアタックとなる。大祐は丁寧にタイヤを温め、午前中の公式練習のタイムを大幅に上回るタイムを叩き出す。

開始から7分が経過した頃、続々とライバルのマシンがコースインしアタックをする中、1台のマシンがコースアウトしたことにより赤旗が提示される。この時点でEpson NSX CONCEPT-GTは7番手。マシンを回収後、残り3分の仕切り直しで予選が再開。Q1突破のために数台が熾烈なアタック合戦をした結果、順位を落とすことになり、13番手で惜しくもここで予選を終えることとなった。


チームディレクター 立住 正幸コメント

「ドライバーは公式練習よりも大幅にタイムを削るアタックを見せてくれ、大いに期待が持てましたが、結果的にはQ1で敗退することになってしまいました。明日のレースでも、いいラップタイムで走行できる力を備えていることを証明できたと思うので、それぞれが確実な仕事をして上位を狙っていきたいと思っています。」


中嶋 大祐選手コメント

「マシントラブルの影響で朝のGT500クラスの専有時間にアタックのシミュレーションが出来ていなかったため、予選に向けて不安な気持ちがありました。その中でもQ1のアタックラップはミスすることなくプッシュ出来ましたが、Q2に進出出来るだけのタイムを出すことは出来ませんでした。明日も精一杯走り、少しでも多くポジションを上げることが出来るように頑張ります。ご声援宜しくお願いします。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Quite a hard day for us. We struggle a bit since the beginning of this weekend especially on a qualy run. Hopefully tomorrow will be better with the race set-up and we'll be able to fight our way up!」

「僕たちにはとてもつらい一日になってしまった。今週末の初めから、特に予選に向けて苦労を重ねたよ。明日はレースセットアップに関して今より良くなって、戦いを繰り広げられるようになるといいね。」




決勝
会場:オートポリス
日付:2014年6月1日(日)
天候:晴れ
決勝結果:10位
観客動員数 : 24,400人

粘りの走りで10位フィニッシュ!今季初となる1ポイント獲得!

昨日に続いて快晴で初夏を思わせる気候となったオートポリス。待ちに待った九州のGTファンが大勢詰めかけ、賑わいを見せた。9時からのフリー走行で決勝セッティングの確認を行ない、10番手タイムでレースを迎えることとなった。

Epson NSX CONCEPT-GTのスタートドライバーは中嶋大祐。太陽がギラギラとコースを照りつける中、14時にレースがスタート。順調にスタートを決めた大祐だったが、すぐに後ろにいたライバルのマシンにパスされ、順位を落とすことに。15周を終える頃には、他のマシンのアクシデントなどで12番手になり、なんとか前に食らいついて周回を続けていく。29周目にピットイン、給油とタイヤ交換を行ない、ベルトラン・バゲットにチェンジ。ベルトランは安定した走りを続け、他のマシンのトラブルもあり10番手まで順位を上げる。50周を迎える頃、他のマシンのクラッシュとアクシデントによりセーフティーカーが導入され、残り9周となったところでレースが再開。タイヤのピックアップに苦しみながらも、順位を守り切り、10位で今季初ポイントとなる1ポイントを獲得した。


中嶋 大祐選手コメント

「予選と同じく決勝もペースが上がらず苦しみましたが、チームもドライバーもミスなく戦った結果、ポイントを獲得することが出来て嬉しく思います。しかし自分たちの速さがまだまだ足りていないのは明らかですので、次戦以降に向けてマシンとタイヤの開発を強化していかなければなりません。引き続きご声援を宜しくお願いします。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「It's our first point of the season so it's very encouraging and a very good motivation for the whole team. We struggled a lolt with pick ups during the whole race but we managed to keep the car on track and do good laptimes. We'll keep working hard and do our best to bring many more points in the next race races of the season!」

「僕たちにとってシーズンのスタート地点になったね。チーム全体にとって、とても良いモチベーションになったよ。レース全体を通して僕たちはピックアップに悩まされましたが、マシンをコース上に留めることに神経を使って、いいラップタイムを刻むことに成功しました。今後も、もっと多くのポイントをチームにもたらすために、ベストを尽くします。」


総監督 中嶋 悟コメント

「まずは、2日間とも天候に恵まれ、多くのお客様にご来場いただきましたことに、御礼を申し上げます。ずっと欲しかったポイントをやっと獲得することはできましたが、予選では我々なりのタイムの向上はあるものの、ライバルたちもかなり手強く、なかなか追いついていくことができず歯痒い思いです。徐々に差を詰めてはきていますが、上位入賞を目指して、もっともっと頑張っていかなければならないと思います。次戦に向けて、あらためて課題を洗い出して、しっかり準備をしていきたいと思います。次戦もよろしくお願い致します。」

※次回のレースは7月19日・20日のスポーツランドSUGOとなります。



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