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Report レースリポート

2014 SUPER FORMULA RACE REPORT

第7戦 鈴鹿サーキット第7戦 鈴鹿サーキット

予選
会場:鈴鹿サーキット
日付:2014年11月8日(土)
天候:曇り
予選結果:
 #31 中嶋大祐:Q1:17位/Q2:-/Q3:-
 #32 小暮卓史:Q1:15位/Q2:-/Q3:-
観客動員数 : 12,000人

それぞれのタイミングでアタックを続けるも、上位タイムを出せずQ2進出出来ず

シリーズ最終戦となる第7戦は、鈴鹿サーキットでは28年ぶりにJAFグランプリとして開催される。今大会は2レース制で、第1レースのグリッドはQ1の結果で決定され、決勝レースは20周回で、第2レースのグリッドはQ3の結果で決定し28周回で争われることになる。なお、第2レースでは、1回のタイヤ交換が義務付けられている。
2台揃っての表彰台獲得を目標に、今シーズンの集大成となるようなレースをしたい。

予選前のフリー走行で小暮車にエンジン不調が起こってしまい、思うような走行をすることができず、一方の大祐もタイムが伸びず16番手でフリー走行を終え、2台とも不安を抱えたまま予選を迎えることに。
13時30分にQ1が開始され、2台はコースイン。それぞれのタイミングでアタックを続けていくが、なかなか上位タイムを叩き出すことはできない。1度ピットに戻り、ニュータイヤに履き替えて、Q1最後のアタックに入る。大祐はトップスピードが伸び悩み懸命のアタックも17番手で、小暮も15番手タイムとなり、ここで予選を終える。
なお、小暮は予選前にエンジン交換を行なったことで、第1レースのグリッドが10グリッド降格となることが公式通知で伝えられている。


チームディレクター 立住 正幸コメントチームディレクター 立住 正幸コメント

「予選前のフリー走行から苦戦を強いられ、厳しい状況になってしまいました。明日の2レースは今シーズンの締めくくりに相応しいレースができるように、スタッフ一同頑張りたいと思います。」


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「この最終戦では何としても良い結果を残したいと思っていたので、この予選の結果は非常に残念です。Q1の最後では残り時間の関係でアタックラップが1周少なくなってしまったため、もう少しタイムアップできる余地はあったと思いますが、どちらにしてもQ2進出は難しい状況だったと思います。明日は天気も不安定になりそうですので、最後まで諦めずに走ってポジションを上げたいです。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「フリー走行からのトラブルを完全に解消できないまま予選に突入するかたちになってしまい、思うような結果を得られませんでした。自信があったので非常に残念です。明日は今シーズン最後のレースとなるので、悔いが残らないようにベストを尽くしたいと思います。」




決勝
会場:鈴鹿サーキット
日付:2014年11月9日(日)
天候:雨
決勝結果:
 #31 中嶋大祐:Race1:9位/Race2:15位
 #32 小暮卓史:Race1:リタイア/Race2:16位
観客動員数 : 12,000人

難しいコンディションの中、なかなか順位を上げることが出来ず最終戦を終える

土曜日の予選前に小暮車はエンジン交換を行なった関係で、第1レースのグリッドが10グリッド降格となったため20番グリッドからのスタートとなり、第2レースは15番グリッドからスタートを切ることに。大祐は第1レースは16番グリッド、第2レースは17番グリッドからのスタートとなる。

朝からパラパラと雨が降り出し、さらに第1レースのスタート進行でエンジンストールをしたマシンがあり、1周が減算され19周回で争われることに。そして、ウエットコンディションの中、レースがスタート。オープニングラップを終えた順位は、大祐11番手、小暮が17番手。攻めの走りを見せる大祐は、ライバルとのバトルを繰り返した末、2台を攻略して9番手で第1レースを終えた。一方の小暮は、後方からの追い上げを見せたいところだったが、厳しいコンディションの中で苦しいレースを強いられる。順位を上げようと懸命の走りを見せていたが、10周目の130Rでマシンのコントロールを乱し、スピン。そのままレースを終えることになってしまった。

第1レースよりさらに雨は強まる中、第2レースがスタート。オープニングラップを終え、大祐15番手、小暮16番手とポジションを入れ替えて、レースを進めていく。雨は小康状態であったが、依然ウエットコンディションの難しいコンディションの中、前を追いかけて必死の走行を続けるが、オーバーテイクすることはなかなか叶わず、大祐15位、小暮は16位で今シーズンのスーパーフォーミュラ最終戦を終えた。


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「レース1では良いスタートを切ることができ、最終的には9位まで上がることが出来ました。17番手グリッドからのスタートだったことを考えると、悪くない内容だったと思います。レース1での感触から、レース2に向けてマシンのセットアップを変更したのですが、思うように改善出来ませんでした。良い形で一年を締めくくることが出来ず、非常に残念です。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「まずは、レース1でマシンを壊してしまい、短いインターバルでマシンを修復してくれたメカニックに感謝の気持ちを伝えたいです。レースは2レースともウエットコンディションの難しい状況で、なかなかうまくいかない内容でした。1年間たくさんの応援をいただいたのに、結果を出すことができず申し訳ない気持ちが先立ちますが、来シーズンも、また全力で頑張っていきたいと思います。」


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「難しいコンディションの中での2レース制ということもあり、厳しい戦いとなってしまいました。今シーズンは、開幕戦からうまくいかないことが重なり、下位に低迷してしまうシーンが多く、応援してくださる皆様に本当に申し訳ない思いです。そんな中でも、得たものは大きかったと感じていますので、それを来シーズンに必ず活かしてまいりたいと思っております。今シーズンも最後まで多大なるご声援をありがとうございました。来シーズンも引き続きよろしくお願い致します。」

※今シーズンのNAKAJIMA RACINGへの多くのご声援をありがとうございました。




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