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Report レースリポート

2014 SUPER FORMULA RACE REPORT

第3戦 富士スピードウェイ第3戦 富士スピードウェイ

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2014年7月12日(土)
天候:晴れ
予選結果:
 #31 中嶋大祐:Q1:12位/Q2:13位
 #32 小暮卓史:Q1:16位/Q2:-
観客動員数 : 10,000人

予選開始早々コースインしアタックするも、思うような結果を得られず

前戦と同じく富士スピードウェイでの戦いとなる、スーパーフォーミュラ第3戦。第2戦は2レース制の変則スケジュールであったが、今大会は通常通りの250kmの1レースで行なわれる。開幕から2戦を終え、2台揃って上位に名前を連ねることができず、不本意なレースとなっているが、後半戦に向けての弾みをつけるためにもチームとしてはこの第3戦でなんとか上位に食い込んでいきたいところだ。

金曜日の合同テストで2か月ぶりに走行、予選、決勝に向けてのセッティングを行ない、迎えた予選日。1時間のフリー走行で確認作業を繰り返し、NAKAJIMA RACINGの2台は予選に臨んだ。14時45分にQ1がスタート、2台とも開始早々コースインしアタックをしていたが、赤旗が提示され一時中断となる。大祐はニュータイヤを装着してコースインし12番手タイムでQ2に進出を決めた。

一方、小暮はユーズドタイヤでコースイン。マシンの確認をしていたところ残り時間が少なくなってしまい、急いでニュータイヤを投入するも、タイムを更新することができず、16番手で予選を終えた。

Q2に進出した大祐は、必死のアタックで24秒台に入れるタイムを記録したが、ライバルたちのアタックも凄まじく、最終的には13番手タイムで予選を終えた。


チームディレクター 立住 正幸コメントチームディレクター 立住 正幸コメント

「Q1は赤旗後、時間管理の部分で混乱をしてしまい、少し慌ただしい状況となってしまいました。Q2で大祐はフリー走行のタイムを大きく更新するアタックを見せてくれましたが、他車のアタックも素晴らしくQ3へ進出することはできませんでした。明日は2台とも後方からのスタートとなりますが、最後まで走り切って1つでも上のポジションでレースを終えられるように頑張ります。」


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「Q2では自分の持てる力を全て出し切れたと思いますが、残念ながらQ3への進出はなりませんでした。それでもマシンのフィーリングは前大会よりも良くなっていますので、今後もこのペースで進歩を続けていけるようにして、早くQ3へ進出できる力を付けたいと思います。決勝に向けて、現状ではロングランのペースに少し不安がありますので、明日のフリー走行で改善して万全の態勢で臨めるようにしたいです。ご声援宜しくお願いします。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「フリー走行時から、マシンのフィーリングが自分の理想とは離れてしまった状況で、それを改善することができないまま予選を終えることになってしまいました。本当に悔しい結果ですが、明日のレースで挽回できるようにチームと協力して準備を進めます。」




決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2014年7月13日(日)
天候:晴れ時々雨
決勝結果:
 #31 中嶋大祐:9位
 #32 小暮卓史:リタイア
観客動員数 : 17,200人

大祐は好スタート切るも9位フィニッシュ、小暮はトラブルにより3戦連続リタイア

挽回を誓い臨んだ予選だったが、思うような結果を得られず悔しいNAKAJIMA RACINGだが、なんとか上位に食い込んでいけるレースをしたいところ。朝から曇りの富士スピードウェイは、午後になって雨が落ち始め、路面はウエットコンディションに。
スタート進行が始まる頃には、雨はほとんど止み、スリックタイヤでスタートを切ることに。

31号車の大祐はスタートをうまく決め、8番手までポジションを上げたが、スピードが伸びず少しずつ順位を落としていき、15周経過頃には12番手を走行。
一方の32号車の小暮はオープニングラップを終えた時点でポジションを2つ上げて、前のマシンを追いかけて走行を続けていくことに。

22周終了後に小暮がピットイン。給油とタイヤ交換を行なうがピット作業でミスがあったため、大きくタイムロスし順位を落としてしまう。34周目にコース上にてストップ、再スタートを切るもそのままピットにマシンを戻しレースを終えた。3戦連続リタイアという悔しい結果となってしまった。

残り周回数が少なくなってきたころ再び雨が強く降り始め、トップを走っていたマシンがコース上でスピン、ストップしてしまいセーフティーカーが導入される。他車が続々とウェットタイヤにチェンジしていくなか8番手を走行していた大祐はスリックタイヤで勝負に挑む。雨がますます強くなるなか残り周回数3周でレースが再開されたが、ウェットタイヤを装着する後続車両を抑えきることができず1つポジションを落として9位でチェッカーを受けた。


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「ポイント獲得を達成できず残念ですが、内容的には悪くないレースだったと思います。スタートはとても良く、8位まで順位を上げることが出来ました。その後は同じホンダ勢と比較してもストレートスピードが伸びず、苦しい展開となりました。最後は雨の中、スリックタイヤのまま走り続けるという選択をしましたが、結果的にはウェットタイヤへと交換した選手に抜かれてしまいました。今回は結果という形では表れませんでしたが、着実に進歩しているのは確かだと思います。次戦までにもっとレベルアップ出来るように、チームと協力して精一杯頑張ります。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「マシントラブルでこのレースも完走できずに終えてしまいました。言葉にならない思いが募りますが、次のことを考えていかなければならないのでトラブルの原因を突き止めていきます。」


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「小暮はまた完走することができない残念なレースになってしまいました。ピット作業のミスも今後はなくしていかなければならない大きな課題だと切に感じています。大祐のほうは、あと1歩でポイントゲットというところまで辛抱強く走り続けたのですが、惜しくも9位という結果でした。3戦を終えて、課題ばかりが目立つ状況ですが、確実に問題を克服していき、応援してくれるみなさんにいいレースをお見せできるように引き続き頑張っていきたいと思います。今大会も多大なるご声援をありがとうございました。」

※第3戦は8月23、24日にツインリンクもてぎにて開催されます。




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