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2010 SUPER GT RACE REPORT

第3戦 INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA第3戦 INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA

予選
会場:セパンサーキット(マレーシア)
日付:2011年6月18日(土)
天候:晴れ
予選結果:14位
観客動員数:15,000人

スーパーラップ進出を目指しアタックを重ねるもわずかにタイムが及ばず

唯一の海外戦となるマレーシアラウンド。赤道に程近いところに位置するマレーシアは、1年を通じて常夏の気候で、スコールなどもあり、例年過酷なレースが繰り広げられている。

我がEpson Nakajima Racingは、2戦を終えたところで思うような結果が出せず悔しい思いを重ねているだけに、表彰台を目指しチームの結束力を高め、着実に前進していきたいところ。

まず10時から行なわれたフリー走行では3番手タイムを記録し、まずまずのスタートを切る。午後になるに従って、気温も上昇、セパンらしい灼熱の中開始した公式予選1回目。

今回の予選もスーパーラップ方式で行なわれる。この予選は、予選1回目で基準タイムをクリアした上位10台によって行なわれ、10位から順番に1台ずつ出走し、3周目のタイムを計測して、そのタイムで最終グリッドを決定する。

Epson Nakajima Racingはまず中山友貴がコースインをして基準タイムをクリア。その後、予選アタックを務める道上龍にドライバーチェンジをして、スーパーラップ進出を目指しアタックを重ねるもわずかにタイムが及ばず14位で予選を終える。


チームディレクター 藤井 一三コメント

午前中行なわれたフリー走行はかなりフィーリングがよかったのですが、午後に行なわれた予選では予想以上に路面温度が上昇し、それに合わせこむことができませんでした。後方からのスタートになりますが、ひとつでも上を目指して頑張ります。


道上 龍選手コメント

フリー走行ではグリップ感もありバランスもよかったのですが、気温が上がったせいか練習の時に比べてグリップ感が得られる感じがなく、スーパーラップに進出することができませんでした。明日はレースを走り切って、最低でもポイントをゲットできるように、それが次に繋がるレースとなるように頑張りたいと思います。


中山 友貴選手コメント

練習走行の結果を踏まえ道上さんのアタックで予選に臨みましたが、コンディションがよくなったことに対し、まわりのライバルよりも遅れをとってしまいスーパーラップに進出することができませんでした。しかし決勝レースがあるので、気持ちを切り替えて今やれることにベストを尽くしたいと思います。




決勝
会場:セパンサーキット(マレーシア)
日付:2011年6月19日(日)
天候:晴れ
距離:5.542 km (46 Laps / 254.932 km)
決勝結果:12位
観客動員数:36,000人

安定したラップタイムを刻むが、思うようにペース上がらず

昨日に引き続きセパンらしい灼熱の晴天の中、16時に決勝レースがスタート。

14番グリッドのEPSON HSV-010のスタートドライバーは道上龍。後方からの巻き返しが期待されるところだが、思うようにペースが上がらず苦戦しながらの走行になる。

そんな中、道上は必死の追い上げを見せ順位を挽回して、20周目にピットインし、中山友貴にドライバーチェンジ。コースに復帰後早々に、他の500クラスのマシンに追突されその影響で順位を2つ落としてしまう。暑さの中、安定したラップタイムを刻みつつ懸命の走りを続け、12位でチェッカーを受けた。

Epson Nakajima Racingは、序盤3戦を終え、中盤戦を迎えるにあたりさらに気持ちを引き締め、チーム一丸となり次戦菅生に臨む。


チームディレクター 藤井 一三コメント

苦しいポジションからのスタートでしたが少しずつポジションを挽回していくことができていたと思います。残念ながら追突されポジションを落としてしまい、そこから開いた間隔を詰めるので精一杯でした。暑い中、両ドライバーともミスなく頑張ったと思います。


道上 龍選手コメント

タイヤの温まりがよかったのでスタートはうまくいって、1台をパスすることができました。その後、フロントのグリップ感が落ち苦しい展開になりましたが、自分のスティントの後半はまたペースを上げることができて、前をいく集団に追いつくことができました。 その後、中山選手に交代した後、他のマシンに追突され順位を落とすことになり残念なレースになってしまいました。しかし、過酷なこのセパンでチームがひとつとなり、走り切れたということで次のステップに繋がったと思うので、これからも諦めず前向きに頑張っていきたいと思います。


中山 友貴選手コメント

20周目にドライバー交代をして、道上選手が履いたタイヤとは違う種類のタイヤを履いてコースに復帰しました。ピット作業が素早く行なえたおかげでいくつか順位を上げてコースに戻れたのですが、最終コーナーのブレーキングで他のマシンに追突され、スピンしてしまいました。しかし、そこからすぐに復帰しましたが、2台に交わされてしまいました。その後、順位を挽回しようと毎周プッシュして懸命に走りましたが、段々ペースをキープするのが難しくなってしまい1台をパスし12位でゴールしました。夏のレースに向けてはいくつかタイヤ開発によって改善の余地があると思うので、テストでしっかり仕上げていきたいと思います。日本からもたくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願いします。


総監督 中嶋 悟コメント

第3戦セパン、14位のポジションから徐々にポジションを上げて、タイヤ交換ののちもいくつか順位を上げましたが、他のマシンの追突によりポジションを落とすことになってしまいました。残念ながらポイントゲットまでは届かなかったですが、粘り強く2人のドライバーが走ってくれ12位でフィニッシュをすることができました。ただし、喜ばれるポジションのレースではありませんでした。テストを重ね、次のレースに挑みます。 ご声援ありがとうございました。

※次回のレースは7月30日・31日の菅生ラウンドとなります。
※テレビ番組放送予定 「SUPER GT +」 TV 東京系 6月26日(日)23:30〜



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