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2010 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 Fuji GT 400kmレース

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年4月30日(土)
天候:晴れのち曇り
予選結果:12位
観客動員数 : 24,000 人

スーパーラップ進出を目指しアタックを重ねるもわずかにタイムが及ばず

東日本大震災の影響で、例年より約1か月遅れの開幕を迎えたSUPER GTは、その時を今か今かと待ち構えた大勢のファンで埋め尽くされた富士スピードウェイで幕を切る。
我がEpson Nakajima Racingは、今年もEPSON HSV-010で、2年目となる道上龍、中山友貴のコンビで表彰台を目指し一丸となって戦う。

開幕前の合同テストが中止になったため、金曜日に習熟走行が行なわれ、予選に向けたセッティング出しを行ない、午前中の公式練習でも9位という結果で終え、万全の態勢で臨んだ公式予選。

午後から風がきつくなり、曇り模様の中行なわれた予選1回目。今回の予選はスーパーラップ方式で行なわれる。この予選は、予選1回目で基準タイムをクリアした上位10台によって行なわれ、10位から順番に1台ずつ出走し、3周目のタイムを計測して、そのタイムで最終グリッドを決定する。
13時15分から開始された予選1回目。Epson Nakajima Racingはまず中山がコースインをして基準タイムをクリア。予選アタックを務める道上にドライバーチェンジをして、スーパーラップ進出を目指しアタックを重ねるもわずかにタイムが及ばず12位で予選を終える。


チームディレクター 藤井 一三コメント

強風が吹き荒れる中での予選でした。昨シーズン終了からテストを重ね、すべてのパッケージにおいて昨年よりは手応えを感じていましたが、他のマシンの進歩も素晴らしく僅差でスーパーラップの進出を逃してしまいました。明日のレースは雨の予報も出ていますが、終了した時にいい報告ができるように頑張ります。


道上 龍選手コメント

今回震災の影響でテストも少なくなってしまったのですが、ある程度は昨年にやってきたタイヤに比べてレベルは向上しました。但し、予選での一発タイムを出すためにはまだまだいろいろな課題がありますが、レースを見越したタイヤのライフ的にもペース的にも決勝は上位を狙えると思います。明日の天気は雨の予報も出ているということで、うちはレインタイヤがすごくいいということもあり、ひとまず、予選のことは予選のことで忘れて表彰台を狙って頑張ります。


中山 友貴選手コメント

今回は金曜日に特別練習走行が設けられ、約1か月半まったく走行をしていなかったので、その練習走行でタイヤを何種類かテストし、マシンバランスの改善を図りました。待ちに待った開幕の予選でしたが、変化する路面コンディションにかなり悩まされてしまいました。アタックは道上選手が行ない、渾身のアタックでしたが一歩及ばず、スーパーラップに進出することができませんでした。しかし、決勝のペースには自信がありますし、マシンのセットもある程度煮詰まってきたので、天候がどうなるかわかりませんが精一杯ベストを尽くしたいと思います。




決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年5月1日(日)
天候:曇りのち雨
距離:4.563 km (66 Laps / 301.158 km)
決勝結果:15位
観客動員数 : 36,000 人

タイヤの選択が明暗を分ける波乱の開幕戦

朝からどんよりとした曇り空が続き、午前中に降り出した雨は終始止むことなく14 時のレース開始時刻を迎えた。スターとする頃にはさらに雨が強くなったため、セーフティーカーの先導によるスタートが切られることとなった。5周回、セーフティーカー先導のもとで走ったのち、6周目にスタート。

EPSON HSV-010 のスタートドライバーは道上 龍。選択した浅溝タイヤが雨の量にマッチせず、早々に深溝タイヤに交換するためピットに入ることとなってしまう。不安定な天候に翻弄されながらの周回を続け、26 周終了時に中山友貴にドライバーチェンジする。その中山のドライブ中、雨脚が強くなり多数のマシンがスピン、クラッシュをする危険な状態となり59 周で赤旗終了となった。Epson Nakajima Racing にとってはタイヤの選択が明暗を分ける波乱の開幕戦となった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

雨に翻弄されたレースとなりました。ウェットタイヤには自信があったのですが、それを活かすことができませんでした。気持ちを次戦の岡山に切り替えて、万全の状態で臨めるように準備をします。


道上 龍選手コメント

今回予想以上の雨量に対し、ペースを上げられませんでした。ウェットには自信があったのですが、温度域や水量域に合ったタイヤの種類を開発していかなければいけないと思いました。次戦岡山は昨年も感触が良かったですし、ノックダウン方式となりますが、気持ちを切り替え、上位を目指して頑張ります。


中山 友貴選手コメント

後半スティントを担当しましたが、その時点では雨量が少なく残り周回数もかなり多い状況だったので浅溝のウェットタイヤを装着して走ることになりました。しかし、途中雨量が多くなってきてしまい、ハイドロプレーニングが起きるようになり、再びピットに戻りタイヤ交換をしてコースに復帰しました。その後次第に雨が強くなりレースが中断され、そのままレース成立となりました。このレースでウェットコンディションも雨量や気温の変化に柔軟に対応させられるようにしなければならないと感じました。次の岡山ラウンドでも金曜日に練習走行があるようなので、そこでデータ取りをしっかりして、気持ちを切り替えて上位を目指します。寒い中、たくさんの応援をありがとうございました


総監督 中嶋 悟コメント

想像以上の雨で残念ながらコンディションに合わせることができませんでした。次回、岡山に向けて頑張るしかありません。多くのご声援ありがとうございました。

※次回のレースは5 月21 日・22 日の岡山ラウンドとなります。
※テレビ番組放送予定 「SUPER GT +」 TV 東京系 5 月8 日(日)23:30〜



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