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Report レースリポート

2011 FORMULA NIPPON RACE REPORT

第3戦 富士スピードウェイ第3戦 富士スピードウェイ

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年7月17日(日)
予選結果:
 #31 中嶋大祐:12位
 #32 小暮卓史:9位
決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年7月17日(日)
天候:晴れ
決勝結果:
 #31 中嶋大祐:8位
 #32 小暮卓史:7位
観客動員数 : 15,800人


ピットインも無事にこなし結果を残す!

第3戦富士スピードウェイでの戦いは通常のレースウィークとは異なるワンデーレース。
予選と決勝が同日に行われる。
第2戦では2人揃ってリタイアという残念な結果だっただけに、万全を期して予選からチーム一丸となり上位を狙って臨む。

晴天に恵まれ気温が上昇する中、行われた公式予選。
今回の予選もノックアウト方式で行われた。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全16台が出走し、上位12台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。
8時10分より開始されたQ1では、大祐9位、小暮10位で共にQ2への進出を決める。
つづくQ2で12番手タイムを記録した大祐がノックアウト、小暮も惜しくも9番手タイムとなってしまい、2台揃ってQ3への進出を果たすことができなかった。
そして、今大会はわずか5時間後には決勝レースを迎えることになる。

14時40分に開始された決勝レース。無難なスタートをしたものの、小暮は1コーナーで他のマシンに接触、フロントウイングを壊してしまう。予定通り1周回終了で1回目のピットイン、タイヤのみ交換でコースに復帰。しかし、壊れたフロントウイングの影響でマシンのバランスが崩れ、なかなかペースを上げることができない中での走行となった。
大祐は、国本選手、伊沢選手などとテールトゥノーズでの争いを展開。13周終了で1回目のピットイン。タイヤ・ガス補給をしてコースに復帰。それぞれ2回目のピットインを無事にこなし、バランスが崩れたマシンで頑張った小暮は7位、大祐は8位で無事チェッカーを受けた。


チームディレクター:藤井 一三チームディレクター 藤井 一三コメント

小暮は昨日のフリー走行から、セッティングが上手く決まらずチョット苦労しています。
その事もあってかQ3に進出出来ませんでした、大祐は上手く乗れていたのですが、Q2へ向けて少しセットを変えたのが良くなかったのかもしれません。
レースでは小暮は不運もあったのですが、うまく最後まで走ってくれたと思います。大祐は他車とのバトルを楽しみつつ、初ポイントゲット。贅沢を言うとキリがありませんが、予選ポジションを考えると頑張ったと思います。


#31 ドライバー 中嶋 大祐#31 中嶋 大祐選手コメント

まわりのトラブルやアクシデントに助けられたかたちではありますが、ポイント圏内でフィニッシュすることができてよかったです。特に、最後のスティントで小暮選手や山本選手に囲まれて走ったことはよい経験になりました。これまで少し小さくまとまってしまっている部分もありましたが、今回ポイントを獲得することができたので次戦以降思い切って走ることができると思います。ご声援よろしくお願いします。


#32 ドライバー 小暮 卓史#32 小暮 卓史選手コメント

9番手スタートでスタートそのものはすごくよかったのですが、1コーナーのブレーキングで37号車との接触によりフロントウイングを損傷してしまいました。これにより本来、中古タイヤでのバランスはよくて決勝に対しては期待をしていましたが、ペースを上げるのが難しくなってしまいました。1周目でピットに入り、ピット作業でロスがあり8号車にパスをされましたが、作戦的にはいい作戦でした。
やはり、スタートの接触でペースが上がらなかったのがこのレースの敗因だったと思います。2セット目のタイヤにおいては内圧を合わせてくれたので、走りやすくなりペースは上がりましたが前のマシンに追いつくには至らず7位で終わりました。
今回のレースは前戦に引き続き、不完全燃焼のレースが続いていますが、こういう時のポイントゲットは重要です。これを流れに乗るきっかけとして、次は相性がいいもてぎなのでいいレースができるよう全力を尽くします。


総監督 中嶋 悟総監督 中嶋 悟コメント

7位、8位を喜ぶわけではないが、小暮はスタートでフロントウイングを壊したのが響いてペースが上がらなかったですが、7位でポイントゲットしたことを幸運に思わなければならないですね。
大祐は違う作戦でいきましたが、今の状況でのベストを尽くして初めてのポイントゲットという結果に終わり、少しホッとしました。しかし、次のもてぎに向けてさらに頑張っていかなければならないと思います。
今回もたくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。




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